ビデオテープに記録される信号は、テープに対して斜めに記録
されます。
↓テープ
___________
\ \ \ \ \ ← 信号
\ \ \ \ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ 部分が、信号が記録された、道(トラック)です。
この、トラックの上を正しく再生ヘッドが通らないと、信号
の読み取りが不十分となり、画面が乱れます。つまり、画面
の上端や下端に筋(ノイズ)が出ます。
ヘッドが正しくトラック上をなぞるように、テープを送る
スピードをコントロールするのが、トラッキングつまみです。
つまみを回してみれば、画面が乱れますので分かりますし、
上下の一方にノイズが出るようでしたら、このつまみで調節
します。
テープが古くなったり痛んでいたり(テープの端が波打つ)、
カセットハウジング(カセット自体)が歪んでいたりすると、
抵抗が掛かり、テープ走行が乱れるので、再生が正しく行わ
れない場合があります。
お礼
詳しい説明をありがとうございます。 斜めに記録されて、ヘッドが、トラック(道)の上を、 正しく通るように調整する機能なんですね。 よく分かりました。