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【教授秘書と看護助手】将来への展望
現在、独身31才で転職活動中です。 今まで秘書歴が長く、今回、大学病院で教授秘書として採用されましたが、今後、手に職を付けた方が将来的に道が開けるのではないかと思い、看護助手として一定期間働いて看護師を目指そうかと考えるようになりました。 結婚の予定もなく、頼る家族もいません。肩書きに惑わされず、しっかりと将来性を見極めていきたいです。 教授秘書と看護助手、全く畑違いの職業ですが、それぞれの将来性を教えて下さい。宜しくお願い致します。
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職業にはそれぞれの社会的な役割があり、それを天秤にかけて単純に比較することは出来ませんが。 教授秘書は、所詮秘書で、秘書をする人(教授とかえらい人)が居て成り立つ職業です。 一般的な秘書業務は、公設的なポスト(上が誰に代わろうと地位が保障されているポスト。常設ポスト。)でない限り、えらい人の好みで秘書のすげ替えが行われます。 公設的なポストであれば、定年までの一定のキャリアは保障されると思いますが、それ以外だと、えらい人任せの非常勤的な将来待遇しか待っていません。(教授や研究室の研究費などで雇われてる秘書さんは、まさにこの待遇。国公立大だと3年期限の非常勤。) 大学の学長(役員)秘書なら公設ポストとして置いているところは多いですが、役員や部局長でない教授の秘書で公設ポストとしている例を私は知りません。(少なくとも国公立大にはありません。) 看護助手は、看護師(正看護師)のような医療に携わる資格はありません。 表現は悪いですが、単なるお手伝いさん、ヘルパーさんみたいなもので、看護師の下働きや患者さんの身の回りの世話などの雑用が主な業務です。 そのため、看護助手の経験が、看護師の資格(専門資格)取得に有利に働くことはありません。 ただ、看護師の仕事の大変さが判るのと、患者さんに対する思いやりの心が育つ、と言う点ではそれなりの経験にはなります。 現在、看護師が大変不足しており、将来的にも慢性的な不足が心配されています。 看護師を目指すのなら、大学の看護学部か看護専門学校に入学するのが一番の近道です。 看護師の資格を取るのなら、それから助産師・保健師の道も開けます。 さらには、ケアマネージャー資格(看護師だと取りやすい)などを取れば、お年を召してからも、患者さんの在宅ケアーなど、地域のケアーセンターを拠点に地元に密着した地域医療活動に従事出来ます。 これからの高齢化社会では、看護師の仕事は大変ながらも、看護をライフワークと考えるのなら、やり甲斐もあり、ご自身の人生も充実するものと思います。 上記内容は実際に間近で体験したことなのですが、やはりあなた様の人生ですから、その他の職業もよくよくお考えになってお決め下さい。 やり甲斐のある充実した人生を歩まれることを祈念致します。
- 参考URL:
- http://www.ishin.jp/
お礼
savagemaniac様 本当に有難く読ませて頂きました。 ライフワークとして続けていける仕事に携わることが、より自分の人生を充実させることを再認識致しました。 人と深く関わる看護職についてよく調べ、今後の人生プランを立てようと思います。 改めて御礼申し上げます。