「お笑い」というのがどういう仕事なのかをよく考えてみましょう。
少人数を笑わせるんではありません。(きっかけはそういう形で自信をつけられた方が多かったとは思いますが、少々過去の話と思った方がいいように思います。訳はここで後述します)
まず大人数をその話の仕方で笑わせる必要があります。先ほどカッコ内で言った過去よりまだ前は話の仕方の術というもの(芸という名の)がありましたが、それはまだ基礎としては通用する部分があるので、勉強する必要もあります。(話のスピーディさはかなりの違いがありますけれどね)
あと、登竜門的なものも過去よりは増えました。ということはどういった形であれ挑戦する機会が増えたこと、挑戦する人の種類も増えたことを意味しますし、また、その登竜門も色々な情報取得方法で情報を得ることができます。(他に挑戦する方もね)また、その勉強方法だっていろいろな情報取得方法があります。つまり多種多様の人々が挑戦できるようになっているので、実質過去より狭い門になっていると考えた方がいいということなんですよ。(これが上で言った「訳」です)
だからといって、あきらめろと言っているのではありません。その才能に自信があればおおいに挑戦していい分野だと思います。もしズッこけても、話術はお笑いだけでなく、あなた自身の社会生活そのものへも大いに役立つことでしょう。
ただ、吉本興業に入社すれば...という安易な考え方だけは改める様にした方がいいと思いますよ。