こんにちわ、jixyoji-と申しますσ(^^)。
サスペンス映画好きなのでそのジャンルで幾つかお薦めします。韓国映画も最近話題作が多いのでそちらも掲載します(韓国映画は邦画ですよね?)。
●『トレーニングデイ』
2001年 アメリカ(2001年 日本公開)
監督:アントニー・フュークワー
主演:デンゼル・ワシントン(代表作 マルコムX マーシャル・ロー) イーサン・ホーク
アメリカ社会の暗黒面を強烈に印象付ける映画ですが、デンゼル・ワシントンがここまで悪役が出来るとは・・・流石にアカデミー主演男優賞の実力を感じずに入られません。なんというか刃物を突きつけられるような演技です。
●『JSA』
2000年 韓国(2001年 日本公開)
監督:バク・チャヌク
主演:ソン・ガンホ イ・ビョンホン イ・ヨンエ
日本では今拉致問題など日朝国交正常化交渉で話題の[北朝鮮]ですが,この映画は韓国と北朝鮮の国境である北緯38度線の共同警備区域(JOINT SECURITY AREA)で起きた11発の銃声と2人の死体,そこで一体何が起きたのか?
日本も今とかく話題になっている[北朝鮮]だけに歴史上の深い問題をこの映画で垣間見てみると良いでしょう。
●『カル』
1999年 韓国(2000年 日本公開)
監督:チャン・ユニョン
主演:ハン・ソッキュ(代表作 シュリ) シム・ウナ
はっきしいってこの『謎』が解けるでしょうか?100人見たら100通りの見解があり、最低5回くらい見ないとまず全貌が見えません。私が最もはまった作品です。個人的にこの映画の根幹にあるのは名作タイタニックを超える『(屈折した)愛』ではないかと思います。
●『シュリ』
1999年 韓国(1999年 日本公開)
監督:カン・ジェギュ
主演:ハン・ソッキュ キム・ユンジン
日本に韓国映画のすごさをまざまざと見せつけ,日本映画が韓国映画に遠く及ばないと実感させられた作品です。韓国映画が日本で注目される最初の作品です。内容は南北問題をテーマにしたアクション&ラブストーリーですがよく練られた感動作品です。
主演女優のキム・ユンジンは今年の日韓ワールドカップで藤原紀香と共に友好親善大使をしていたのでご存知かもしれません。
●『エネミー・オブ・アメリカ』
1999年 アメリカ(2000年 日本公開)
監督:トニー・スコット
主演:ウィル・スミス ジーン・ハックマン(代表作 エネミー・ライン)
まず間違いなくアメリカはこういう事を世界に対してやっているでしょうね。あまりに現実性がありすぎて怖いくらいです。ただラストは多少強引かなと思いますね。しかし、ジーン・ハックマンはデンゼル・ワシントンと競演した『クリムゾン・タイド』でもそうですが名俳優ですね。
●『隣人は静かに笑う』
1998年 アメリカ(1999年 日本公開)
監督:マーク・ペリントン
主演:ジェフ・ブリッジス ティム・ロビンス ジョーン・キューザック
本国アメリカであまりにも○○な為公開が延期になったか、あるいは公開禁止になった作品とTSUTAYAで宣伝されていました。現実でおそらくこの手の内容はあったであろうと思わざるを得ない作品です。
●『交渉人』
1998年 アメリカ(1998年 日本公開)
監督:F・ゲイリー・グレイ
主演:サミュエル・L・ジャクソン(代表作 アンブレイカブル) ケビン・スペイシー(代表作 セブン ユージュアルサスペクツ)
2大俳優がそれぞれ交渉人(ネゴシエーター)と言うアメリカに存在する立てこもり事件などを交渉で解決する犯罪解決のプロとして,濡れ衣を着せられたプロの交渉人サミュエル・L・ジャクソンが立てこもりそれをプロの交渉人であるケビン・スペイシーが解決に導くというスリリングなストーリー展開です。
●『踊る大捜査線 THE MOVIE』
1998年 日本
監督:本広克行
主演:織田雄二 柳葉敏郎 筧利夫 深津絵里 水野美紀 いかりや長介
大ヒットしたドラマからついに映画化されたモノです。私は日本のドラマは在り来たりすぎてあまり見ませんが,このドラマは再放送で見たのですが見事にはまりました。ビデオ屋にある2時間の特別放送など全て見ました。tanbokunさんももしこの映画に興味を持っていただけるのであれば映画の前にドラマをすべて見てから映画を見る事を奨めます。
ドラマからそうですがまさに人間を描いています。特に織田雄二と柳葉敏郎の2人のやり取りは唸らされます。
●『誘拐』
1997年 日本
監督:大河原孝夫
主演:渡哲也、永瀬正敏、酒井美紀、柄本明
日本映画ではめったに見ないサスペンス映画ですね。渡哲也、永瀬正敏という日本でも指折りの新旧の名俳優が競演しておりその迫真の演技も見逃せません。この2人は"アイドル"ではなく"役者"だと思わされます。
この映画実際の新宿コマ劇場前での撮影があるのですがエキストラ以外にも実際の通行人が黒山の人だかりになりさらに映画のリアル性を追求するなど面白い趣向も見られます。
●『バウンド』
1996年 アメリカ(1996年 日本公開)
監督:アンディ・ウォシャウスキー(代表作 マトリックス)
主演:ジェニファー・ティリー ジーナ・ガーション(代表作 フェイス・オフ)
あのCG映画でヒットした『マトリックス』のウォシャウスキーが低予算でヒットを飛ばした作品です。裏切るか裏切られるかの駆け引きを大女優ジェニファー・ティリーとジーナ・ガーションが演じています。
●『真実の行方』
1996年 アメリカ(1997年 日本公開)
監督:グレゴリー・ホブリット
主演:リチャード・ギア(代表作 ジャッカル) エドワード・ノートン(代表作 ファイトクラブ スコア)
若手ホープのエドワード・ノートンの出世作品です。『スコア』でも名優ロバート・デニーロやマーロン・ブランド相手に互角の演技を見せてるだけあって、この人『真実の行方』でもその実力を遺憾なく発揮しています。この演技の凄さはこの映画を最後まで見ればわかります。
●『ゲーム』
1997年 アメリカ(1998年 日本公開)
監督:デビット・フィンチャー
主演:マイケル・ダグラス(代表作 トラフィック) ショーン・ペン(代表作 デッドマン・ウォーキング)
『セブン』のデビット・フィンチャー監督が趣向の違うサスペンスムービーとしてだした異色作です。現実と空想の世界が入り混じりこれは果たして文字通り『ゲーム』なのか?
フィンチャーワールドは独特の映像美にも注目です。
●『ユージュアル・サスペクツ』
1995年 アメリカ(1996年 日本公開)
監督:ブライアン・シンガー
主演:ケビン・スペイシー(代表作 セブン) ベニチオ・デル・トロ(代表作 トラフィック)
俳優人は知る人ぞ知る人達ばかりですがこの映画は最後に必ず"してやられた!"と思う事でしょう。最初から気を抜かず一つ一つの仕草,シーンをしっかり見る事を奨めます。
●『セブン』
1995年 アメリカ(1995年 日本公開)
監督:デビット・フィンチャー
主演:ブラット・ピット モーガン・フリーマン ケビン・スペイシー
あまりに有名すぎて説明不要かもしれません。ブラット・ピットファンは必ずこの作品を登竜門として見ているでしょうし、最後に確実にブルーになります(笑)。かく言う私はこの映画のストーリー性&俳優と同時に映像美を推したいですね。色々映画を見ましたがこの映画の映像の色彩のコントラストが非常に印象強く、今でも引き込まれます。またサスペンス映画にはまったきっかけがこの映画でした。
ちなみにデビット・フィンチャー作品の『ゲーム』も好きな映画ですね。
●『羊達の沈黙』
1990年 アメリカ(1991年 日本公開)
監督:ジョナサン・デミ
出演:アンソニー・ホプキンス(代表作 ハンニバル)、ジョディ・フォスター(代表作 コンタクト パニック・ルーム)、スコット・グレン
サイコスリラーの原点はこれではないでしょうか?ハンニバル・レクター役のアンソニー・ホプキンスはまり役です。本当に怖いです。ジョディー・フォスターとのやり取りで意味深なやり取りで果たしてこの映画の芯にあるものは一体何なのか?考えさせられます。
ちなみに続編の『ハンニバル』もあるので興味があれば是非見てみましょう。ただ主演女優はジョディ・フォスターではなくジュリアン・ムーアになっています。
最後にこれから公開の面白いと予想される映画を記載しておきます。
○『インソムニア』
http://www.insomnia-movie.jp/
2002年9月7日(土)公開
監督:クリストファー・ノーラン
主演:アル・パチーノ(代表作 ゴッド・ファーザー) ロビン・ウィリアムズ ヒラリー・スワンク
○『サイン』
http://www.movies.co.jp/sign/
2002年9月21日(土)公開
監督:M.ナイト・シャマラン
主演:メル・ギブソン
思うに日本の映画は邦画に比べ制作費から見てもちゃちなものが多いですね。必然的に皆さんが邦画を奨めるのも無理ないと思います。やはり日本は映画文化がない気がします。黒澤明やビートたけしのようなビックネームはいますが映画市場もアメリカなどに比べたら小さいですね。
また日本は映画の撮影をするにも色々許可を得たりなど規制が強いようです。トムクルーズの『バニラスカイ』のワンシーンでN.Y.5番街など全て貸切って撮影できるなど行政なども映画に対する考えが寛容です。最近は東京都の石原都知事もその辺に関して専門のセクションを設けるなど少しずつ変わってはきています。
それではより良い映画環境である事をm(._.)m。
お礼
いらっしゃいませ。 「ハッシュ」は初めて聞きました。レンタル屋で探してみますね。 「クレヨンしんちゃん」・・・・絶句。私も下品な感じがして見ないようにしていた一人だったので・・・。そんなにいいんですか・・・。親子が号泣かあ。あんまり意外なので、とても興味があります。 「ジュブナイル」・・ドラえもんのあの話、と言われてもピンとはこないんですが。青春映画は好きなので、そそられます。よさそうですね。 ありがとうございました♪ さて、そろそろ締め切ります。 皆さんにポイントを差し上げたいのですが、甲乙つけがたく迷っています。 で、一番そそられた「日本の黒い霧」を推薦してくださった方と、ここでの推薦がなかったら絶対手にとりもしなかっただろう「クレヨンしんちゃん」を推薦してくださった方に差し上げたいと思います。 ご了承くださいませ。
補足
すいません。御礼の中での内容の間違いを訂正します。 「日本の黒い霧」ではなくて「日本の黒い夏」でした。 申し訳ありませんでした。