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個性って大切? そんなの・・・誰が広めたの?
個性が大切って言われていたよう気がします。 誰が広めたのでしょう。 何のために広めたのでしょう。
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>誰が 1984年(昭和59年)に当時の中曽根康弘首相の主導で設置された、内閣総理大臣の諮問機関である「臨時教育審議会」(りんじきょういくしんぎかい)が広めたと言ってよいと思います。 >何のために 21世紀を向かえて、(1)社会の成熟化、(2)科学・情報技術の発展、(3)国際化への対応といった、現行の教育制度を様々な面から改革していかなければならないという、いわば「時代の要請」があったからでしょう。 臨教審では、4部会を設置し、8つの主要課題を掲げて約3年間調査審議を行いましたが、その最終答申答申の基本的考え方として (1)個性重視 (2)生涯学習体系への移行 (3)国際化・情報化など変化への対応 の3つの原則が示されました。
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- phj
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個性は大切ですが、それ以上に個性を認める社会が重要です。 現代日本に生きていると、個性やそれに伴う発言の自由があって当然のように思いますが、まだまだ世界には自由に発言できない国があったり、イスラム過激派など教化(あえて洗脳とはいいませんが)されて、自爆テロを行う少年などがたくさんいたりするのです。 また中国では、グーグルやマイクロソフトなど本当に革新的なアイデアは生まれないだろうといわれています。 本当な意味での、個性を許容する社会ではないからです。 革新的なアイデアは、独特の頭脳がないと生まれてこないのです。 日本は#3にあるように、工業化社会の終焉が見え始めた頃、(ちょうどマイクロソフトやアップルが生まれたころです)、このままの学歴社会では、今後くるであろう「知的社会」に対応できないとして、個性やその他を重視する政策に転換しました。 ただ日本では、他の国のように民衆が革命運動などで自由を勝ちとるという経験を有していませんから、自由に個性を発揮するという意味を履き違えている事もたくさんあります。 それでも、今、日本のサブカルチャーが世界で大人気なのはある意味、1984年の政策転換が有効だった証かもしれません。 何事もメリットとデメリットがありますので、109あたりでたむろしている若者の個性も、あれはあれでいいんではないでしょうか。
お礼
なるほど、世界的にみると個性も捉え方が変わりますね。 これで騒いでいるだけ幸せかもしれません。 それと革新的な発見は、残念ながらある程度の豊かさがないと出来ないのではないかと考えております。
あくまで一つの近浅な考えですが、特定の個人が広めたのでは無く、社会の権力者(教師や情報機関)が崇め唱えた結果なのではございませんか。 何のためかというと、画一的な勤勉さとか集団主義の反動で、個性的な人と傑出した人や活動的な人が等号で結んで考えられたからだと思います。恐らくは日本より個人主義の面が強いとされている欧米の影響下にもあったのでは。また個性保護の面から突き抜けて、個性格付けに移行してきている節もあります。 障害個性論なども出てきていますし、個性は裏表一対のものであって、それで優劣を決めるのは下策だと言う意見も時折拝見しますし、以前より狂信の具合は薄まってきているでしょう。 実際、個性が持て囃されているといってもこのサイトを見れば解りますが、常識知らずは迷惑で、規則やマナーが守れないなら恥知らずで、協調性が無ければ邪魔者扱いとなります。企業も変人なんか取りませんし、そういう意味では崇められている個性(独自性)の良いとこなんて、響きだけですね。
お礼
おっしゃるとおりだと思うのです。 いずれにしろ個性は難しい。 ましてや優劣につなげるのはありえないことでしょうね。 ありがとうございました。
- monchi17
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20年ぐらい前からでしょうか。 学歴社会だった日本がみんな同じように塾を通い、エリートを目指していた時代がありました。 同じ制服を着て同じ髪型で同じ漫画を読んで同じセンスでものを言い・・・・それを親に押し付けられて、他の人と違った感じだと後ろ指さされる時代でした。 いじめもその対象にされてニュースで盛んにやっていました。 それを苦にして自殺する子供達が多かったですね。 個性って騒ぎ始めたのがこのあたりだと思います。 私が耳にしたのは、芸能のニュースからでした。 アイドルがどんどん減ってきて、バンドブームやプライベートを隠さないアイドルも増えてきたころです。それが20年ぐらい前。 そして子供が親を金属バットで殺す事件があり、ニュース報道では初めてです。そして親の押し付けでハードの勉強をこなす子供達の死。 子供達の過労死もこのころからです。 誰が言ったかわかりませんが、テレビで「個性のある子供達を育てよう」「みんなが主役の学芸会」「1番2番と順番をつけるのはやめよう。運動会で全員完走したらみんなが一番」「個性ははずかしくない、少し変わってる子も障害者も受け入れいれよう。それも個性だ」 など、言われてきました。 みんなと一緒のスタイルから、個性個性・・・・と頻繁にテレビでうったえられてきたのがこのころです。 何が個性かわからないまま、自由奔放が個性かのようになっていった、勘違いな時代がスタートしました。 学校週2日制の休みもその10年後、私の時代は週1日しか学校の休みがなかったので、つめこみ教育はやめて親と過ごす時間を作り、子供の心育てようという政策でした。 そのあとゆとり教育で、今となっちゃ廃止にするところ多いですね。
お礼
ありがとうございます。 思い出してきました。 う~ん。あんまり違和感なかったんですけどね。 偏りすぎ? かもしれません。
お礼
なるほど中曽根さんでしたか。 あまり似つかわしくないけど、時代の要請だったんでしょうね。