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12才マルチーズ雌の筋腫手術に迷っています。
12才になるメスのマルチーズの腹部に出来ていた筋腫が先日の生理で驚くほど大きくなり病院に連れて行きました。 先生の判断は年齢や貧血という検査結果から術後の良い経過は期待できないとの事です。ただ手術するならこの1週間以内にとおっしゃいました。 しかしこのまま放っておいても腫れている部分の皮膚が破け、ひどい出血は勿論、貧血という事からこれも好ましくなく、この場合出血を抑える様な手術が必要となると言われました。 15才の犬が手術して元気になったという良い例のお話もして下さいますが、手術したが為寿命を縮めてしまうとか寝たきりになるならとも思います。 病院は2件目で初めは納得出来る病院が見つかるまでと思っていましたが、毎回血液検査やレントゲンなどするのを見ていると、あまりたらい回しにするのもかわいそうに思いました。 どの例もうちの犬に当てはまる訳ではないと重々承知していますが、同じ様な手術をされた方の実体験をお聞き出来ればと思います。 自分で決める事が出来ず、変わらず甘えてくる姿を見ていると自分も一緒に死んでしまいたい位悲しいです。
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私の経験をお話いたしますね。私はフレンチブルドッグの女の子と、13年以上、それこそ片時も離れたくない相思相愛の仲で暮らしてきました。11歳の時に乳腺腫瘍の小さいものを発見しましたが、高齢という事もあり、獣医さんの「様子を見よう」という意見に賛成いたしました。12歳5ヶ月の時、腫瘍が大きくなってきているので、この1年間の発達状況を踏まえ、獣医さんの勧めもあって、手術を決行しました。その結果は、非常に良好。傷跡もきれいで、回復も大変早く、これなら「短頭種」だから麻酔が心配と迷っているより先に、手術をしていただけばよかったな、と思いました。 が、術後8ヶ月で、乳癌の両肺転移が発見され、施す手立てもなく、2ヶ月の闘病を経て、モルヒネによる呼吸困難緩和を自宅で数日間行い、看取りました。(私は海外にいるので、モルヒネが使えましたが、日本では難しいかもしれません。) 近藤誠さんの癌に関するご高著を拝読すると、「或いは、手術した事によって、肺への転移が生じたのかも」とも思います。 けれど、これはすべて結果論です。私はうちの子は、よく頑張って、天命を全うしてくれたと思いますし、13年間お世話になった獣医さんも、精魂こめて治療に当たってくださいました。また、術後の7ヶ月間は、明らかに術前より生活に活気が出て、毎日を楽しんでおりました。手術をしないで、毎日憂鬱そうなわが子をそのまま見つめたほうがよかったか、或いは、手術で命が短くなったにせよ、かつての元気を一時でも取り戻せてよかったのか。 あなた様に「答え」を差し上げることは出来ません。私自身、明確な答えはなかったからです。今のお辛い状況が、私の過去の辛さをありありと思い出させてくれます。お辛いでしょう。でも、他の方のご助言にもあるように、今のわんこちゃんにとってどうする事が一番か、よくよく心を落ち着けて、わんこちゃんにも耳を傾けて、お考えくださいね。かわいがっておいでのあなたが出される結論は、きっと間違ってはいませんよ。ひとつだけ指針を申し上げますと、「わんこちゃんの寿命の長さをひたすら最優先するよりも、わんこちゃんが気分よく暮らせる日々の多くなる事を」でしょうか。よい結果が得られますように、願っておりますね!!(うちの子がお空に旅立ってから私は3ヶ月放心状態。8キロ減りました!あの子の置き土産かな?)
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私も犬を飼っています。 まだ4歳と若く、実体験もないのに回答して申し訳ありません<(_ _)> いつも私が愛犬に対して思っている事は『私がこの子にしてあげられる事は全てしてあげよう!』です。 命あるもの・・・いずれは命をまっとうする時が来るでしょう。 年齢的にもワンコが手術に耐えられるか、病院での検査、検査で負担になっているんじゃないか等、 様々な事で悩まれる質問者様のお優しい気持ちも十分にわかります。 でも例え1%でも良くなる確立があるのでしたら(私が同じ立場だったら)手術をお願いすると思います。 何かあった時に「あの時思い切って手術をしていたら・・・もしかしたら状況が変わっていたのかな・・・」と後悔するのが嫌だからです。 12歳と言う高齢との事で、手術を選択してもしなくても劇的に良くなる事は残念ながらないかもしれませんが(ごめんなさい) 質問者様と共に過ごしてきた家族です。大事に飼われていたんだろうなと文面からもとても良くわかります。 それだけに「痛みにもがき苦しみながらやがて来る死を待たせる」か、 「わずかな可能性でもそれに賭けてみるのかを決断する」かは全て貴方の決断にかかっているんです。 どうか「私が出来る事は全てしてあげたんだ」と、思えるような決断をしてあげてくださいね。 マルチーズちゃんの回復を心からお祈りしています。
お礼
本当にありがとうございます。 先ず結果から申し上げますと、22日に手術をし餌・水・排泄など、全て自分で出来ています。 昨夜からは尻尾を振ったり甘えたりしてくれる様になりました! (私がずっと薬を飲ませているので、私には少し敬遠気味ですが!) 今後転移も考えられるのでこれで安心、とは行きませんが、 本当に本当に嬉しいです。 happy_7thさんから頂いた回答を読むと、私の心情がそのまま文となり、また励まして頂いていて、今でも泣けてきます。 おっしゃる通り、私達家族は『今回1%でも良くなる確立』に賭けてみました。 そして今犬自身の頑張りは勿論、先生、運、全てに感謝しています。 happy_7thさんのワンちゃんも本当に幸せですね。 私も負けないくらい大切に、強い優しさであの子を守っていきます!
- orcinus55
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まず、その子の人生(犬生?)を決めるのはあなただけということを、認識してください。手術の結果、寿命をちじめる、寝たきりになる、 それは結果であって、逆に元気になる結果もあるということも。腫瘍なのですから、現段階で、放置してよくなることはないでしょう。このまま、放置して天寿として全うさせるか、手術して元気になるほうに賭けるかは、あなたの決断です。その子に決断能力はないのですから。 それをふまえたうえで。実体験ではないですが、腫瘍の場合、悪性か良性かという以前に、その子に悪影響があるかないかでまず判断します。もちろん、時間があればどんな腫瘍か判断したのち、適正な治療をすべきですが。文を読んだところ、結構悪影響を及ぼすほど腫瘍は大きいのでしょう。ならば獣医は手術をすべきとおもいます。なぜなら、このままでは、奇跡でも起こらなければ、間違いなく、腫瘍は大きくなり、自壊し、永久に直らない傷になってしまうのを、わかってるからです。事実、ひどくなってからこられても、全身状態が悪く、手術にならない事もあります。今回の場合、獣医自体も手術に積極的でないとこみると、手術が成功する確立はあまり高くないかもしれないです(実際問題、人間ほどデータがないので確立云々はわからないのですが)。とにかく時間はあまりなさそうですが、よーく考えることです。獣医さんとももう一度よーくはなしてみてもいいです。手術にならないという段階がどれくらいかわかりませんが、そこまで行って手術してくれといっても遅いです。今が決断の時だと思います。病院もたらい回すのをやめたのもあなたの決断ですし。あなたが出した決断なら、その子は納得すると思いますし。あなたが決断したことが間違いであろうが、なかろうが、12年間も一緒にいて幸せな人生(犬生?)なのですから、あなたが決められず、だれか他人の決断が間違いであれば、その子は最後に不幸にしてしまうのでは?
お礼
ありがとうございます。 すっと犬自身、自分で決める事が出来ないのを不憫に、悲しく思っていましたが、頂いた回答で何か大きな事に気付かされました。 結果を申し上げると、22日に手術を受け現在は寝ている事が多いですが餌や水も自分で食べ、昨夜からは元気にしっぽを振ったり甘えてきてくれる様になりました。 この姿を見れただけで「良かった」と思っています! 今後転移の可能性もあるので、万々歳とは言えませんがorcinus55さんのお言葉のおかげで強くなれました。 本当にありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。そして本当にごめんなさい。 一番辛い部分の記憶をklaasjeさんに思い出させてしまいましたね。 No1、No2の方にもお伝えした様に、22日手術しました。 このままにしていても良くなる事は絶対ない。それなら少しでもまた元気になれる可能性のある方を選択しました。 でも私の先生はどちらかというと手術をあまりすすめないという方でした。今の筋腫をとったばかりに他の大切な器官に転移するかもしれないからです。 うちももしかすると8ヶ月やもっと早い期間で悲しい状況がやってくるかもしれない。それでもと覚悟出来たのはklaasjeさんに頂いた回答にある「非常に良好」という事実を知ったからです。 もう一度元気にしてやりたい、それだけです。 その願いどおり、日に日に元気を取り戻している姿を見ると本当に良かったと思います。 また悲しい日が来て、「あの手術がなければ例えぐったりとはいえ、静かに長生きしてくれたのかも」と思う事もあるでしょう。 でもやっぱり今回の覚悟は間違っていなく、もし同じ様に悲しんでる飼い主さんがおられたら何も出来ずオロオロ泣いているなら自分自身強く、勇気を持つ事を勧めると思います。 何より犬本人がすごく頑張ってくれています! 手術にも立ち会いましたがすごく辛そうでした。 薬も私の飲ませ方がまだまだ下手なので、吐き出したりと悪戦しております。 先生や皆さんのお言葉、家族に心から感謝しています。 klaasjeさん、本当に有難うございました!