• 締切済み

ペットタイプの繁殖について。

高い、純血種の猫やイヌなのですが・・・・ なんでブリーダーは、ペットタイプの繁殖を禁止するのですか? 別に血統書いらなくて、可愛い猫がほしいだけなら増やしてもいいと思いませんか? 血統書がほしい人などが、ブリーダーから買えばいいのですし。 その猫や、犬種だって、品種改良や、自然改良の元変わってきたわけですから、雑種交配は大いにけっこうだと思うのですが・・・自分のペットですし。 この話には、色々なトラブルが出ているのも事実です。 みなさまの意見をお聞かせください。

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  • dendrite
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回答No.20

んー、parman1974さんのおっしゃること、どういう意味か全然わかりません でした。なにがケースバイケースなんでしょ? 私は別に飼育法についてはお話してませんし。(^^;; 管理下から出さないというのを外飼いなんかの話と読み違えたのかな? これにはふたつ意味を込めてまして、ひとつは譲る場合があっても自分の ごく身近な人までにとどめてほしい(目が行き届くように)、もうひとつは 外飼いと関係することですが、不妊手術をしてないような個体、特に雄は 外に出さないでほしい(万が一の時に責任も取れないから)というような ことです。 でも質問者さんって室内で飼われているんじゃないかと思ってましたので 後者はあまり想定してませんでしたが。 まさにケースバイケースですが、私は自然がいっぱいという田舎における 外飼いには反対してないです。要不妊手術ですけれど。 (それとも繁殖の危険、混血の危険の話でしたでしょうか。これは確率論 ですけど、無視できない程度には危険です) そういえば気になっていたんですが、質問者さんのメインクーン、別にわざ わざもう一頭手に入れて繁殖する必要ないと思いますよ。 きちんと勉強してからじゃないとそれこそ素人ブリーダーだし、メインクーン が絶滅の危機にあるわけでもないんだから、苦手な世界に足を踏み入れなく たっていいんじゃないかと。 (それに素人に譲った猫が是が非でもその猫種のために子孫を残さなければ なんてタイプのわけがありません。もしそうだったらそのブリーダーが すごく迂闊なんですよ。責任を感じることありません) 私は血統種の成り立ちってすごく単純な思いから来ていると思っています。 それこそでっかい猫が好き、その土地の自然発生種をいつまでも残したい、 という類のもの。 多くの人が関わるためにシステム化されちゃって嫌な面がどんどん顕在化 してきちゃいましたけど、私はそんな枝葉末節はどうでもいいです(目を背 けるのではなく、大切なことを決める時にそんなものに惑わされないという こと)。

noname#195557
質問者

お礼

えー回答者同士で議論をするところではないので、いい加減締めようと思います。

回答No.19

また回答がそろいましたが、もう少しだけ。 sayokoさんが素晴らしい長文をお書きになっていましたが、やはり理想は信頼関係の持てる猫とブリーダーと飼い主のトライアングルかと思います。 そのためにも、ちょっといかがなものかと思えるブリーダーに注意し、飼い主にも啓蒙活動(というと偉そうですが)をしていきたいと思います。 あとは、dendriteさんの言うこともわかるけど、やっぱりケースバイケースだと思いますよ。 猫は意外と強い動物です。猫は飼いやすいから人間と共に暮らせてきたわけでもあり、都会の人にありがちな慎重な飼育法は、田舎のストレスの少ない環境ではあまり気にしなくてもいい場合もあります。 あまり獣医が言うことではないかもしれませんが、愛玩動物としての飼育法には、玄人、素人も気にしなくても良い気がします。もちろん、ショー等で本格的にやろうと思えば、一生かかっても追求しきれないものですが、普通に飼う分には伝統の飼育法(餌、繁殖含めて)でかまわないと思いますよ。 あと血統猫の世界じゃないとペットタイプとかは出てきませんしね。 やっぱり、特殊世界の常識で、貴方は間違ってますよと言うのは違うような気がします。 例をあげますと、猫は室内飼いというのは一般的にも常識となっていますが、田舎の猫までそういうものを当てはめても仕方が無いと思われます。 ここで関係のない話をしますが、町に猫がいる風景が無くなっていくのはとても寂しいですね。時代の流れとはいえ、町に猫がいられないゆとりのなさみたいなのは、残念に思います。猫が安心して外にでられる環境は、私が生きている間はやってこないでしょうね。 さてさて、愛玩動物との過ごし方も楽しく暮らせればいいというのは、実に都会的な考えだなと思います。 この問題で皆様に考えて欲しいのは、色々な人々のライフスタイルを想像することです。 たとえば、核家族化が激しい都会と、代々家が続く田舎(あんまり田舎田舎いって申し訳ありません)では、その猫との接し方、猫のペットとしてのあり方も変わってくるのです。 また、古来よりペットを飼うということは、その血筋、家族としての猫を、家族で受け継ぐという面もあるんです。だからこそ伝統種というものが世界各地であるんです。猫の様々な特徴が受け継がれているのは、ブリーダーだけの成果ではありません。 そういう空気が残っている風土の北海道で、ペットタイプの話を言われると、びっくりして質問するのも当然のような気がします。 また、それにどんどん悪質だなんだと畳み掛ける風潮は、いっそうブリーディングの世界を特殊に、狭い世界にしていく気がします。 何年たってもブリーディング業界は胡散臭い人が無くならないですよね。特に犬なんかは本物のヤクザが結構有名なブリーダーになっていたりと、悪貨は良貨を駆逐するを地で言っているような危惧感があります。 ご回答されている方は良心的な方々だと思いますが、何度も言っているようにやはり特殊業界ですので、一般の方には配慮が必要だと思います。 ザマス系のお高く止まった人も多いですしね。(それは、私が横浜在住だからでしょうか・苦笑) 色々伝えたいことがあるのですが、なかなか上手く言えませんね。言葉も選ばねばならないですし。難しいです。 このサイトはなかなか興味深く、深夜を通していろいろ見ましたが、いろいろなケースを考えて書くことも、いわゆるペット本には出来ない素晴らしさだと思います。 このような倫理も関わる問題は、正回答は一つではないとも思います。 私としては日本には和系猫がやはり1番と思いますが、色々な猫が混ざって、面白い種が見られる社会もいいなと思います。もちろん、不幸な猫を増やすのではなく、幸せな猫として産まれて。 理想を言えばきりがないのですが、なかなかうまくはいきません。 回答者の方は、皆さん不幸な猫を作りたくなくてナーバス、ヒステリックになっているのだと思います。 kazukiさん、リラックスして猫をお飼いになってください。 注意すべき所は、ここにだいたい書いていると思います。 ブリーダーの一面に嫌気がさしているようにもお見受けしますが、それほどひどい人ばかりでもないので、性格の合う人とお話する機会があることを願います。

  • dendrite
  • ベストアンサー率33% (40/118)
回答No.18

牛馬の生産現場にいる方なので認識がどうやらちょっと違うんじゃないかと 思うのですが、愛玩動物を飼う目的って繁殖させることではない、というの がわりと通常の考え方だと思いますよ。 単に一緒に楽しく暮らせればいいんですよね。 繁殖は時には命を失う結果にもつながる非常に厳しいものですから、「動物 との楽しい生活」なんてものとは逆行する面がありますし(その辺はよくご 存じのことと思いますが)。 なんといいますか、繁殖不可=不良品(不完全品)というイメージを持って おられるようですけど、家畜と違って必須条件ではないからその主張って私 にとっては???という感じです。 ちなみに、どんなタイプでも繁殖を認めているのは基本的な知識がない素人 ブリーダー、ペットタイプの繁殖不可を謳っているのは問題意識をもった真 面目なブリーダー、であることの方が多いです。その辺も誤解があるのでは ないかと。 特に業者だったらどんどん繁殖を推奨して買い取り、転売して儲けようとす るようですよ。 犬猫のブリーダーの場合、きちんとした人ならこれで生計たてていませんか ら、その辺も認識が違うのかな。良心的にやれば採算がとれるどころか持ち 出しの方がはるかに多い非常にお金のかかる趣味です(趣味だからいい加減 という意味ではなく)。 私は次の2つのケースだったら、猫もしくは犬の繁殖をしてもいいんじゃな いかと思っています。 1.すべて自分で飼う 2.血統種をその種の向上と維持のために計画的な繁殖(本来の意味のブリ ーダー) だから質問者さんの場合、ちゃんと生まれた仔をその子孫すべてに渡るまで 責任もって世話をするのであれば別に構わないのではないかと思います(ブ リーダーとの人間関係でしこりを残すのは気持ちのいいものじゃないので今 回強行するのはそうお勧めしませんが)。 けっして自分の管理下から外には出さないこと。 世の中には不心得者も知識の欠落している者(その認識もない)もたくさん いますから、一度管理下から出たら野良になったり金儲けのため血統種に化 けてしまったり(血統書偽造)なんてことも起こるかもしれません。それだ けはくれぐれも気をつけて。 もちろんブリーダーと契約書をかわしていたら守るのは当たり前という前提 です。 血統種というか「ある独自の特徴を持った種」を維持する行為というのは、 質問者さんも「でっかい猫が好き」とおっしゃっているからある程度共感で きると思います。 (人によっては全く価値のない場合もありますけど) ブリーダーというのも特殊な世界で理解しがたいことも多々ありますが、で も彼らのおかげで自分の好みに合う猫に出会えるわけですから、最低限の礼 儀は守りましょう(ここではスタンダードから外れた猫を万が一にも血統種 の繁殖に紛れ込ませないという意味)。 余談ですけど、違う種同士をかけるとどう転がっても登録できませんから (正直ベースでは)、下手にスタンダードから外れた子を同じ種とかけて形 だけの血統種として登録しちゃういわゆる素人ブリーダーよりも迷惑かけに くいかもと今回思ってしまいました。 でも人にあげたりするのはご勘弁(質問者さん宛だけじゃなく言いたいです けど)。 世の中に行き場がなく殺処分されている犬猫の多さを思い出してください。 それと今回当てはまる話ではないですが、一般的にブリーダーがペットタイ プの繁殖を嫌う理由のひとつとして、キャッテリーの信用問題に関わるとい うのがあると思います。(家庭内だけならまだしも外に出す形で)スタン ダードから外れた繁殖を行うのはマナー違反、極端に言えばその猫種の世界 への背信行為と見なされるんじゃないかと想像しますが、そういう猫の血統 書の中に自分のキャッテリーの名前があったら信用がた落ちですよね。そも そも、特定の猫種を愛しその維持向上に真剣に取り組んでいる人にとって、 スタンダードから外れた猫がその名前を冠して堂々とまかり通っていること 自体許せないのに、そこに自分の繁殖した猫が関わっていたら……。なんと なく想像できませんか? もう一つついでに、いくら家庭内で一代限りとはいっても混血はとても危険 な場合があるので慎重に。例えば(これも今回のケースではないけど)小さ な雌に大きな雄をかけると悲惨なことになると聞いたことがあります。特に 犬ですが。 これ後々まで残るので情報のひとつとして書いておきます。

回答No.17

今、No15の文章を読み直し、意味が繋がらないところがありましたので 訂正いたします。 書き込み中段部分 質問者さんの「我が子の顔が見たい!」という思いは私にも分かります。 可愛がれば可愛がるほどその思いが強くなり、産ませた子を手元に置いておきたい、 飼える環境があるんだからいいじゃないか。 …そのお気持ちはよく分かります。 ですが、私が大きな意味合いで命の冒涜を定義するなら、無知で無責任な繁殖者が 生み出すたくさんの哀れな命(血統書が無いために悪質ペットショップ行きや 増えすぎた為に保健所行き、譲渡価格が安いために金儲け主義の繁殖者に購入され、 子産みマシーンとなることは哀れではありませんか?)こそが 命への冒涜ではないかと考えています。 そのような命をを少なくするために、鬼だと言われようと人情が分からない奴と言われようと 安易なブリーダーを自分の手で作り出さないためにもきちんと契約書を取り交わし また、Aさんはペットタイプで子供を産ませるのを許可してもBさんはダメという 不公平やそれに対するトラブルを未然に防ぐためにも、私は 一律でペットタイプの繁殖を不可にしています。さらに業者とブリーダー達に呼ばれている 1~2頭のオス猫に数十頭のメス猫を交配して無計画に出産させ ペットショップに卸すような方にはブリード可の個体だとしても私は譲渡いたしません。 以上のように読み替えてくださるとありがたいと思います。 追伸 どんな人だって避妊させよう・去勢させようとするときにはためらいがあります。 私だって避妊をさせた子に対して罪悪感がまったくないとは言い切れません。 「純血ヲタ」だって、野良さんが子猫を連れてるのを見て切ない気持ちになることもあります。 私も庭先で野良さんが子猫を産んだときに、家の中にあげてやることができず 必死で雨露がしのげる場所を作ったこともあります。 もらい手探しも必死にやりました。(3頭全て見つかりました。) 矛盾だらけで悩んだこともありますが、今私が飼っている猫種のために出来ること うちで産まれた可愛い子猫に対して私が精一杯できること… それが厳しい契約書を取り交わし、納得がいった人のみに譲渡する。 これだけなのです。 No14の獣医さんがいったとおりに、笑って「うん、1度だけね。」と 言える日が来るといいなあと切に思っています。

回答No.16

謝礼要求に関してお答えしておりませんでした。 大変申し訳ございません。 謝礼については確かにトラブルがあると聞いたことがあります。 私はよそのキャッテリーでオスを借りて交配をした経験はないのですが 以下のことがトラブルの原因になる事があるそうです。 1)子返し(オスが交配しに行った場合交配料は頂かない代わりに、産まれた子猫を  1~複数頭オス側の飼い主に譲渡すること)でのトラブル 2)交配が不成功に終わったときのトラブル 3)交配先で病気が移った(もしくは交配先で感染が疑われる)トラブル 以上が私の知っている範囲でのトラブルです。 全てのトラブルは交配時の契約書を取り交わすことによって防げます。 3)の場合を除いて「ゴメンね、ダメだったよ」で済む事なのですが (もし、私でしたら3の場合を除き許せる範囲なのですが) 中には「数万交配料金を払ったのに子猫が1匹しか産まれなかった、もしくは交配不成功だったので大損だ!」 と大騒ぎされる方もいるようです。 そういう方は「金儲け主義?」と言われても仕方がないでしょうね。 ですが…日本の風土、習慣として(お祝い返しなどの習慣をみても) 片方に金銭の負担がかかっている場合知らぬ存ぜぬの態度はどうなのかな?とも思います。 3)の場合は交配に行く側、受け入れる側の双方で健康診断、血液検査などを きちんとして書類にし、人間のお見合いで言えば釣書を持っていくのが必須です。 だれもが自分の可愛い猫を感染の危険性のある個体と接触させたくはないですからね。

回答No.15

度々失礼いたします。 >繁殖不可な固体を譲渡するということについては、どのようにお考えなのでしょうか? とのご質問を頂きましたので、まずそれについて回答させて頂きます。 ブリーダーさんといってもさまざまですので私の意見がブリーダーを代表するものではないですが、私個人の考えとしては まず、どうやったら不幸な猫たちや不幸な飼い主が増えるのを未然に防ぐかということが私の場合は優先しています。 質問者さんやNo14の獣医さんがおっしゃるように、世の中 「1回だけ産ませてみたい。どんな子でも産まれたら責任を持って全て飼う。」 という方ばかりでしたらどれほどブリーダーが神経質にならないで済むでしょう。 ですが、大変残念なことに私の知っているケースではそうはならず 1回が2回…2回が3回…となり、引き取り手もなく子が子を産み続け どうにも手に負えなくなる…故に保健所行きや野良猫になる こんなパターンがいくつも見受けられます。 1回だけというお約束を破られる方がいるのが現実です。 それでなくても普通の家庭猫ですらそういう危機に瀕している子が多い中 せめて、自分が守っている血統だけはそんな事にならないようにとの 思いがあります。 また、犬でも猫でも純血種はお金になるからと浅はかな考えを持っている人も多く (実際、良心的と言われるブリーダーさんでお金になってる人はほとんどいません。 ちなみに私も採算を考えたことはないですが、きちんとブリードをやろうとすればするほど採算が合わないのが普通です。それに採算を考える人にブリードをやって欲しくないですね。) 血統とはなにか?この血統にはどの血統を交配するといいのか? 血統がクロスする場合どの程度なら形質劣化を防げるか?そういう繁殖についての必要な知識が無く「お金の為に」安易にブリードに手を染め 結果スタンダードとは遠く離れた姿形をした(まれに健康面に良くない点がある)純血種を産ませてブリーダーを自称してる方が出てくるのは後を絶ちません。 !!もちろん、これは質問者さんのことを言っているのではないですよ!! まず、そういう知識の少ないブリーダーさんを私は作りたくないのです。 もしかしたらそれは命の冒涜なのかもしれません。 ですが、現実として室内飼いをする以上、生殖器系の病気を阻止するために 避妊・去勢して不要のヒートをなくす…これには質問者さんも ご賛同頂けていると思います。そして、子猫譲渡希望されてるかたが 自分の猫のために避妊去勢したいと思っている方も大勢いらっしゃいますし そういうニーズがあるかたに破格で譲渡するのは間違っていることなのでしょうか? 私はそういうかたに対して子猫を譲渡するのはそれほど偽善ではないと思います。 質問者さんの「我が子の顔が見たい!」という思いは私にも分かります。 可愛がれば可愛がるほどその思いが強くなり、産ませた子を手元に置いておきたい、 飼える環境があるんだからいいじゃないか。 …そのお気持ちはよく分かります。 ですが、私が大きな意味合いで命の冒涜を定義するなら、無知で無責任な繁殖者が 生み出すたくさんの哀れな命(血統書が無いために悪質ペットショップ行きや 増えすぎた為に保健所行き、譲渡価格が安いために金儲け主義の繁殖者に購入され、 子産みマシーンとなることは哀れではありませんか?) を少なくするために鬼だと言われようと、人情が分からない奴と言われようと、 安易なブリーダーを自分の手で作り出さないためにもきちんと契約書を取り交わし また、Aさんはペットタイプで子供を産ませるのを許可してもBさんはダメという 不公平やそれに対するトラブルを未然に防ぐためにも、私は 一律でペットタイプの繁殖を不可にしていますし、さらに業者とブリーダー達に呼ばれている 1~2頭のオス猫に数十頭のメス猫を交配して無計画に出産させ ペットショップに卸すような方にはブリード可の個体だとしても私は譲渡いたしません。 全ての方がNo14さんのおっしゃってる方のような、きちんと「1回だけ。子猫については終生飼いを保証する」と お約束を守って下さる方ばかりでしたら、私も個々に相談に応じることも 出来ますし、そんな方ばかりでしたらルールを守れと神経質にならずに済むのですが、 動物に対するモラルが低い日本では、残念ながらおおらかに出来ないのが現状なのです。 もちろん、ブリーダー側にも啓蒙が必要なのは痛感しています。 親ブリーダーのくせに自分の持っている知識を伝えなかった為に 無茶な交配をしたあげくに破綻した子ブリーダーさんや、譲渡先が 金儲け主義な人だいうことを見抜けなかった為に譲渡した メスを子ブリーダーさんに子産みマシーンとされてしまい、泣いている方もいます。 また逆に、子ブリーダーさんに啓蒙を計ろうとすると「うざったい」とおっしゃって 聞く耳を持って下さらない方もいます。 ブリーダーは個々で猫種の啓蒙に励み、少なくとも自分の手では不幸な猫や 不幸な飼い主を増やさないのが大事だと思っています。 最後にもう一つだけいわせていただければ 私もトップショークラスの子と同時にペットタイプの避妊メスを飼っています。 ブリーダー的観点からいえば彼女は繁殖には不向きな子ですが 彼女が可愛いという気持ちは矛盾なく私の中に存在しています。 彼女の明るさに癒され、性格の良さに癒されています。 ですから、ブリーダーの言う、ペットタイプでも可愛いというのは間違ってないと思います。 質問者さんもご自分の猫ちゃんは可愛いとお思いでしょう? 逆に「この子はペットタイプで不細工だから」と堂々と公言なさる方ブリーダーが いたら、 質問者さんは正直で良い!とお思いになるでしょうか? たぶん、このブリーダーは自分の子猫にも愛情を持てない奴だとお考えに なるのではないでしょうか? 私は自分の家で産まれた子を本当に可愛いと思っています。これは偽善でしょうか? 大変長くなりましたがブリーダーとしての事情を少しでもおわかりになって下さって 質問者さんのブリーダー嫌いが少しでも軽減できればと思います。

回答No.14

某掲示板に貼られていましたので着ました。獣医です。 質問者と回答者の方々との意識のずれが多々ありますね。 お互いもう少し歩み寄られてはどうでしょうか。 今回の場合は、個体として意識の飼い主と固有種としての意識のブリーダーの違いで、食い違いが出るのはもっともだと思います。 きちんと真面目にブリーディングしている人が少ないから、このようなことになってしまうんでしょうね。 HPのトップとかに繁殖不可の仔猫や仔犬を載せているブリーダーなどは、疑問を感じますね。 先に質問に答えておきますが、ペットタイプの繁殖を禁止しているブリーダーには、その種類のスタンタードを守るという意識があります。 貴方の繁殖させないならと言うお話も、当然わかる話ですが、その種類の形質を維持するための努力は、馬の関係者ならお分かりになっていると思います。(現に、回答にも書いてありますね) この件に関して、私がブリーダー側に求めるのは、それを当然の行為として受け止めすぎているのでは?と言うことです。結果的には仕方の無いことですが、多少矛盾を感じながらブリーディングして欲しいなと思います。 ブリーダーさんのいうことはもっともなことが多いですけど、業界全体として悪質な方が多い世界だと思います。 まったく、外の世界から見ると一種異様な倫理・・・というか理解されるのには時間がかかるものだと思います。 特に、固有種、希少種など興味のないかたには、一方的に説明しても2ちゃんねる風にいうと「この純血ヲタが!」と思われても仕方が無い業界だと、若輩者ながら感じております。 質問者の場合は、失礼ながら過去の質問、回答を検索しましたところ猫に対する愛情や、生き物を飼うことに関する厳しさをお持ちの方だと思います。 田舎ということもありますし、一世代くらいは家の子供同士で子供をおつくりになってもかまわないのではないのでしょうか? 馬関係とのお話ですが、私も北海道の大学でしたのでよく日高なども遊びに行きました。気候もまさに北欧といった感じで、ノルもメインクーンも元気に育つと思います。 あまりキチキチに固いこと言っている方をみると、ちょっとブリーダーのルールに囚われすぎているのではないかなとも思います。 何事も、状況、環境などで物事は変わるものだと思います。特に外国の方から譲り受けたりなど、質問が進むにつれて色々わかってきましたが、色々言われている回答者の方の想像(というか思い込みですかね)とは、少し勝手が違うようです。特に日高の気質というものは、詳しい人でないとわからない一種独特のものですよね。 また、ブリーダーさんも人の良い方ほど一度の出産くらいでうるさいことは言いません。いや、回答者の方を悪く言っているわけではなくて、先人者はそれくらいの余裕があるんでしょうね。ただし、他人には譲渡しないほうが懸命でしょうね。それこそトラブルの元ですから。お分かりになっているとは思いますが。 最後に、ブリーダー選びのコツと言うか・・・・ キャットクラブ所属だからといって、すんなり信用してはいけません。本当に、色々な人がいます。これは言いすぎだろうと思いますが、私の師匠などは「日本には本当の意味でのブリーダーは数えられるくらいしかいない」と言っています。動物取り扱い業の届けなどは、必須です。 また、実際に、ブリーダーさんの家に行き、お話をすることが大事だと思います。いっしょにご飯なんか食べると人柄もうかがえますしね。 これは偏見なのですが、金のネックレスをして太っている方にはろくな方はいらっしゃいませんでした(笑 競馬関係とのことなので、ヨーロッパに行くことがありましたら、是非犬や猫のブリーダーを訪れてください。競馬の方がイギリスの牧場をみて感動するように、とてもいい経験をすると思います。やはり、伝統があると違いますね。日本はまだまだです、本当に。逆にアメリカなどはショー優先のブリーディングが多くて、私はあまり好きではないのですが、日本もその傾向が強くなっているようです。ショーはわかりやすいですからね。 とっても長くなってしまいましたが、私たち獣医やブリーダーが考えたり、啓蒙したりしなくてはならない問題だと思います。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 まだまだ私も考えたいので、自信はなしですが(スミマセン)

回答No.13

最後に血統書の件ですが、血統書というのはそれ自体に価値があるわけではなく(別に人に自慢するものでもありませんし)、単に猫の戸籍です。 純血種であることの保障は勿論ですが、両親猫・祖父母猫の登録名やカラーが載っていますので、その固体が近親繁殖ではないことの確認が出来ます。 またその固体を繁殖させたいときに近親猫を避けたり、生まれるであろう子猫達のカラーを推察したりすることが出来ます。 例えば以下のHPをご覧になって下さい。カラーにおける遺伝について詳しく書いてあります。 http://www.d1.dion.ne.jp/~unicon/sikumi.htm 猫の戸籍ですからペットタイプの子にも親の代に血統書申請してある子なら、もちろん血統書つきますが、一代限りのペットとして可愛がる場合はわざわざ費用を払って血統書を貰う必要もないのかもしれませんね。

回答No.12

繁殖禁止の固体について誤解があるようですね。 sayokoさんも言われているようにペットタイプ=繁殖禁止=不健康な固体(言葉はきついですが)不良品(猫ちゃんゴメン。)ということではありませんよ。 その種の持つ際立った特徴というのがあって参考までに以下のスタンダードというところをクリックするとノルのスタンダードについて詳しく書かれていますからご覧になって下さい。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~nordlys/F_NFC%20st.html こんなに厳密な条件を満たすものがショータイプやブリードタイプになり、 少し曖昧なところがあったり(健康面ではなく外見上)その固体はスタンダードを満たすが、その猫の子世代以降はスタンダードから外れる恐れがありそうな子がペットタイプになるのだと思います。   あなたがペットタイプを譲渡されたことをそのブリーダーさんを悪徳じゃないか。と誤解されているのなら、ノルの色々なキャッテリーさんのHPを検索して確認してみてください。ほとんど全員がペットタイプとしています。つまり繁殖不可です。 実は私もノルを飼う時、繁殖不可ばかりで何故?何故?と思いました。 でも飼うにあたり一度は我が家で出産をとの希望がありましたので、 ブリーダーさんに正直に話したところ、タイプの違いについて説明を受け 納得した次第です。  正直に言うと説明を受けるまでは数が増えて値崩れするのをそんなに警戒してるのかな?と少し意地悪な想像もしていました(懺悔) それと、今まで何故皆さんブリードタイプとして出せる子まで、ブリードタイプのほうが値段が高く売れるにもかかわらず繁殖不可を前面に出すのか疑問に思っていましたが、これはあなたのようなオーナーに渡るのを恐れているためだとやっとわかりました。 本来日本には居ないはずのノルをその姿の美しさからわざわざ日本に連れてきたわけですから、無責任なオーナーに渡り何世代か後にノルの交配雑種の野良猫が出来るなどという悲しいことはなんとしてでも避けたいのでしょう。 昔は外で見ることの皆無だったペルシャも、この頃では明らかにペルシャとの交配雑種の野良猫を見かけるようになりました。 日本猫の野良猫に出会うのとは違った哀れさで胸が痛くなります。 長くなりましたが、わかっていただけますでしょうか?

回答No.11

1から10まで全て回答とそのお礼を読ませて頂きました。 私はここ6年猫のブリーダーをやっており、まだまだ駆けだしなのですが ここまではっきりと「自分の猫だから自由にする」とおっしゃったご意見を 見るのは初めてです。 回答に大方のご意見が「素人繁殖は無理」 又は「純血種を雑交配しないで」となっているにもかかわらず、 「私の猫だから好きにする。」とおっしゃってみたり 「悪徳オーナーではありますが」と開き直ってらっしゃるところを見ると 私やこの後に回答される方が何を言おうと、質問者さんのこれからやろうと している行為を止める事はきっと出来ないでしょう。 >むしろ、繁殖を禁止する固体は出荷しないのが普通だと思うんですけど、どう思われます? 私はshironoruさんではないので先に回答してしまうのは僭越なのですが 質問者さんのお育ちになった環境では繁殖を禁止する個体を譲渡してはいけない のでしょうね。 ですが、良心的な、猫・犬の繁殖家の間では以下の子を譲渡すべきでないというのが通例です。 ◎不健康な子 ◎性格が凶暴である ◎先天的に遺伝病のおそれのある子 ◎奇形 などは自らブリーダーが責任を持って終生飼い、譲渡いたしません。 (まれにそういう子だと知っていながら譲渡しているブリーダーもありますが それは悪徳ブリーダー又は悪徳業者だと思います。) ですが、それは猫・犬の繁殖家で言うところのペットタイプではありません。 質問者さんが今問題にされているのは牛馬ではなく犬猫なのですから 郷には入れば郷に従えの例えもあるように、犬猫の繁殖の立場に立ってみては いかがでしょうか? もちろん、牛馬の繁殖ルールと犬猫の繁殖のルールが正しいのかを 比べるのはナンセンスです。 それは同じ球技でもアメフトとラグビーを比べるようなものですから。 先程も申し上げましたように大方の回答者さん方が NO!と言っているにも関わらず、それを聞き入れないのは 思春期の少年少女が「それは自分の自由だ」と言っているのと そうは変わらない印象を受けました。 また、質問者さんにノルウェージャンを紹介されたご友人はこのことをご存じなのでしょうか? 質問者さんと同じ考えの方ならともかく、通常の猫ブリーダーさんでしたら きっと驚かれるのではないかと思います。 最悪の事を考えるとこの情報が外国のノルウェージャンのブリーダーさんの 耳に入り、そのような飼い方をされたことに対して激怒して、 そのブリーダーさんが日本への輸出を今後一切取りやめるかもしれません。 まだご相談されてないのだとしたら是非ご友人にご相談なさって下さい。 私もこのケースのお話を聞くのは初めてでしたので 質問者さんのようなケースに備えこれから繁殖可能な子についての契約書の条項を「繁殖は同種の純血種で血統書有りの子のみ可」と 改めて書き直し、なおかつ違約について罰則を補足しようと思っています。

noname#195557
質問者

お礼

ご解答ありがとうございます。 最後の一文を書き加えていたただくと、私も納得がいきますね。 販売者の外人に確認とったところ、子供は作ってもよいとフランクに話していました。 でもですね、皆様にいろいろ言われてますので、繁殖を考え直そうかなと思います。しかし、避妊するのもなあ。まあ、思案中です。 純血種を買うということは、全員が全員、文化伝統を守るという一面もあるのでしょうね。それに則った、飼育方法を行なわねばいけないとか。 なんとなくわかりました。 また、これはしつこい質問なのですが、繁殖不可な固体を譲渡するということについては、どのようにお考えなのでしょうか?ご自身の気持を聞かせていただけますか? また、繁殖に関する個人間のやり取りにおいてのトラブルというか謝礼問題みたいなのが見受けられるのですが、私の聞いた周りだけでしょうか。 この辺は未だ納得がいきません。まあ、人間色々といえばそれまでですけど。

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