混同しやすい部分ですが、それは撮影媒体の違いではなく応募媒体の違いと思ってください。
「何で撮ったか」ではなく「何で応募したか」が部門の違いです。
つまり、リバーサル(スライド)フィルムで撮ってそのまま応募すれば「カラースライド部門」ですが
そのフィルムからカラープリントを作ってそれを応募すれば「カラープリント部門」になります。
※フィルムで思った色が出ていない場合などに、色調整が出来るカラープリントにする場合があります。
同じように、ネガフィルムで撮ってそのプリントを応募すれば「カラープリント部門」ですが
そのネガフィルムからスライドを作ってそれを応募すれば「カラースライド部門」になります。
※撮影者の技法によって、スライドフィルムを作る目的でネガで撮影する人もいます。
デジタルデータも同様で、カラープリントで応募すれば「カラープリント部門」、
特殊な方法でカラースライドを作って応募すれば「カラースライド部門」になります。
※デジタルデータからスライドを作るのはよほど特殊な場合だけです。
プリントで応募する際に言われる「ネガ」とは「ネガフィルム」のことではなくて「原版」を指します。
つまり、カラースライドからプリントを作れば「ネガ」とはそのカラースライドのことです。
「インターネガ」と呼ばれる中間処理用のネガを作るときもありますが
入賞作品としてネガを提出する際には「インターネガ」ではなく「スライド」を提出します。
応募規定に使用媒体(フィルム名とかネガ、ポジの区分など)を記入する場合は
その応募媒体を作った過程を正確に記入しないと応募規定に違反する場合がありますから注意してください。
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以上が一般的な解釈ですが、正確には主催者に確認が必要です。
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それとも、もっと基本的な部分で分からない?のなら・・・
「カラースライド」とは映写機などで投影して見ることのできる「そのまま色が見える」フィルムです。
「カラープリント」とは全体的にオレンジがかったフィルム(ネガ)から作る「写真プリント」です。
お礼
ありがとうございます!! no.3 no.4ともすごい分かりやすかったです!助かりました。。 本当にありがとうございます!