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愛犬が天国へ 獣医さんや体験者の方のご意見をお伺いしたいです(長文です)

先日、実家の愛犬(シーズー・雄)が天国へ逝きました。14歳になったばかりでした。実家の母が言うには... 木曜:日中は普段通り食欲旺盛。よく遊び元気。夜から何となく元気がなくなる。 金曜日:一日何も食べずにずっと寝ている。 具合が良くない事は今までもよくあり、土曜日に私が実家に帰ることになっていたので私の顔を見ればまた元気になるだろうと思っていたそうです。実際土曜の夕方に私が帰るといつもは飛びかかって喜ぶのに、その日は具合悪そうに私の膝に頭をつけてじっとしていました。その時私は鼻呼吸が以上に速い事に気が付いたのですが、もう病院は終わっていたのでその日はそのまま一緒に寝ましたが、苦しそうであまり寝付けないようでした。心臓の音を聞いたら30秒で約70回、明け方には約80回になっていました。具合が悪くなってからも水は沢山飲んでいて、一度夜中に1分以上飲み続けて、その直後に全部吐き出してしまいました。 日曜の朝に病院に行って検査したところ、「心臓のベンに何かが出来ていて閉じたり開いたりが上手くいっていなくて血が逆流している。それが何かは今はわからない。確かに脈は早く雑音も気になるが、これはそんなに体には負担にはなっていないと思う。それよりも脾臓にシコリが出来てるのでそれが気になる」と言われました。そこはいつもお世話になっている地元では評判の病院ですが、私は“こんなにダルそうなのに色んな検査させてかわいそうだったな”と思いました。また翌日も来て下さいとのことでその日は点滴をして帰りました。家に帰ってからも伏せの姿勢のままじっとしていて、たまにウトウトする感じでした。 夜、母と犬が同じ部屋にいた時、犬が抱っこをせがんできたので抱っこしてやると発作を起こして目を見開いて突っ張ったので、慌てて私達を呼び、少しするといくらか落ち着いたのですが、その後私が抱っこしてると吐くような様子をしたかと思うとそのまま腕の中で息を引き取りました。一応その後救急で病院に行って、もう意識のない犬を診察台に寝かせた途端に口から血が流れだしました。多分抱っこしている時は顔が体より上にあったので血が流れ出なかったのだと思います。その後電気ショックをやりましたが変化はありませんでした。 生まれつき肝臓が悪かったりと体が弱かったので、大事に大事に育て、少し甘やかしましたが家族で惜しみない愛情を与えて育ててきたので後悔はありません。今回結局は心臓が原因だったとは思いますが、心臓がどうなったかを知りたいです。今まで心臓は“トン・トン・トトン・トトトン・トトン・トン”と、不整脈ながら一定のリズムを保ってはいました。亡くなるまでの1~2日は“トトトトトト・・・”とものすごい速さで、鼻呼吸の速さもマネをしたら5秒で苦しくなってしまうほどでした。具合が悪くなったのは木曜夜からですが、心臓はそんなに急に悪くなって(早くなって)しまったりすることはあるのでしょうか。それとも心臓以外の原因も有り得るのでしょうか。もしも初めに病院に行った段階で何かをしたら助けられる手段はあったのでしょうか。その病院では心臓手術はしていないので、もし手術するなら紹介をするけれど、あまりする人はいない、と言っていました。私達も100%助かるという保証がなければ年齢もいっているので手術はしなかったと思います。 今回の病院の診察に不満を言うつもりは全くありません。心臓に起こりうる、今回考えられそうな状況を教えて頂いて自分なりに納得したいです。 長文になってしまってすみません。お願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • try1983
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回答No.1

獣医師です。 文面から察するに「僧帽弁閉鎖不全症」であっただろうと推察されます。 僧帽弁閉鎖不全症について、簡単に説明します。 一般的には、老齢性心臓疾患で、左心房と左心室の間で、血液の逆流防止のための弁に異常が起こり、きちんと弁がしまらなくなることで左心房への逆流が生じます。 その結果、肺の高血圧状態を引き起こし、臨床症状としては「咳」が見られるようになります。 病態の進行とともに、肺のうっ血は重度になってきます。 最終的には、肺水腫を引き起こし、発作・呼吸困難・喀血といった危険な状態に陥ります。 今回の場合、「僧帽弁閉鎖不全」があったことは確認されているようです。 また、「僧帽弁に何かが出来ていて」ということと「脾臓のしこり」との関連はわかりません。 しかし、症状からすると結果的に肺水腫を起こしたものと思われます。 僧帽弁閉鎖不全症は、通常内科的治療(投薬)を行います。 病態によって薬の種類は変わってきます。 確かに、根治的には外科手術ということになるんでしょうが 一般的に行われるものではありません。 質問者の方の場合、14歳という高齢でもあり 手術の適応とは考えにくいと思います。

wanwan91
質問者

お礼

お忙しい中、ご回答ありがとうございます。 「僧帽弁閉鎖不全症」との病名は初めて聞きましたが、説明に書いて頂いている内容と同じことを病院で診て頂いた時に言われました。 まさにその病気だったのですね。 出来ればもう一つお伺いしたいです。 この病名で早速ネットでも調べさせて頂きました。 うちの愛犬は14歳でしたが、みんなに年を言うと驚かれるくらい元気で可愛い愛犬でした。今回急に具合が悪くなって2日位で天国へ旅立ってしまったのですが、弁の動きは多分少しずつ悪くなって来ていたと思うのですが、脈と呼吸が突然速くなることはあるのでしょうか。呼吸がおかしいのに気が付いたのは亡くなる前日で、もっと前におかしかったかはわからないのですが、いつも通り元気だったことから考えると木曜の日中までは正常だったとしか思えないのです。少なくとも7月に私が実家に帰って脈の音を聞いた時はいつも通りでした。辛かったのは二日間だけだと思っていたのですが、そんなはずはないですか?もっと前から本人(犬)は辛かったのでしょうか? お時間ありましたらご回答お願い致します。

その他の回答 (3)

  • m-u-b
  • ベストアンサー率58% (47/80)
回答No.4

獣医師です。 まずはお悔やみ申し上げます。 No1の先生と同じくあくまで文面を見る限りでは僧帽弁閉鎖不全症による肺水腫が1番疑わしいと思います。 自分なりに納得したいとのことですのであくまで可能性のお話をしますが 正直耳障りな事かもしれませんがご容赦ください。 まず既往歴といいますか、定期的な健康診断あるいはワクチン接種などでの通院はありましたか? またワクチンはうっていても聴診などはしてもらっていましたでしょうか? というのはもし毎年定期的な、あるいは頻繁に健康診断をされていたのであれば 今回急になったと言えるかもしれませんが 数年間病院へ行っていなかったとなると急になったように見えただけで、 実は心臓は以前から負担がかかっていて悲鳴をあげていた可能性もあります。 また何かサインが出ていてもそれに気付いてあげられていなかった可能性も考えられます。 あるいは病院へ通っていたとしても聴診等をしなければ獣医師も気付かない可能性も考えられます。 一般的には僧帽弁閉鎖不全症は老齢性の不可逆的な進行性の病気ですから 治るものではなく内科的に症状をコントロールして心臓の負担を減らし 長持ちさせるというのが治療の目的となります。 進行度合いがグレードで分けられていますが口から血が流れ出すほどの肺水腫であったのなら かなり進行した状態であった事が想像できます。 繰り返しますが文章だけを見た外野の意見、想像としては 以前から(どれくらいかは不明)僧帽弁閉鎖不全症により心臓に負担がかかっており、 木曜からついにハッキリとした症状が出始め それがさらに進行し肺高血圧を起こし肺に水が溜まる。 溺れているような状態となり、ガス交換(呼吸)が出来ずに呼吸停止。 というような流れだったのかもしれません。 木曜に異変に気付いて日曜に急変という事は十分ありえます。 他の病気の可能性としては血液検査の有無、結果、脾臓のしこりが触診しただけなのか、 レントゲンによる診断なのか、超音波による診断なのか、などが不明ですが、 仮に脾臓に腫瘍があってそれがはじけて出血すれば急変もあると思います。 しかし今回の場合においては直接的な死亡の原因である可能性は低いと思われます。 いずれにしてもよりハッキリとした事が知りたいとなると実際に診察した獣医師に相談するのが一番だと思います。 愛犬のご冥福をお祈りします。

wanwan91
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 この病気についての状態、獣医さんからの予測を詳しくご説明いただき、更に納得できました。 うちの愛犬は肝臓・腎臓が悪く、暑くなるとニキビダニが出て大変だった時期もあり、病院へは月に数回は行き、血液検査・健康診断は定期的に、触診・聴診は毎回しておりました。 最期に病院に行った時の脾臓のしこりもレントゲンでわかりました。それが良性か悪性かは今後検査しないとわからないと言っていましたので今回の事には直接関係なかったように思います。(今思えばあんなに具合悪かったのにレントゲン撮らせてしまって可哀想でした・・・) 最後に病院で錠剤の薬を頂きましたが、飲みませんでした。 頂いたご回答から、今回の事を前もってどうにか回避できたのでは、という考えはかなり難しかったと思えるようになりました。 ご回答頂いて本当に良かったです。ありがとうございました。

noname#105665
noname#105665
回答No.3

愛犬を亡くされどんなにお力落としのことでしょう。病気については専門の方などからご助言をいただいておられるようなので、それについては、私からは差し控えたいと思います。 私も今年愛犬のシーズーを亡くし、お気持ちは、分かるつもりです。うちの犬は8歳と半年。リンパの癌でした。半年間は苦しい闘病生活だったと思います。私も愛犬も治療に全力を尽くし頑張ったつもりですが、もっとどうにかしてあげられたのでは・・・と思う事も。せめて10年は生きて欲しかった・・・など色々な思いはあります。 病気でだんだん弱っていく愛犬を見るのも辛いものです。毎日生きていてくれてありがとう・・そんな気持ちで毎日を過ごしました。 今も完全に立ち直ったとは言えませんが、虹の橋のお話や犬と私の10の約束の本、同じように愛犬を亡くした方の話などでいくらか癒されました。 大事大事に育てられて14歳まで生きられたわんちゃんはさぞ幸せだったことでしょう。亡くなる直前まで元気で、長患いもせずわんちゃんにとっても苦しい思いを続けることもなかったので、人間で言えば大往生だったのでは・・・と思いました。 wanwan91さんのわんちゃんもうちのわんこも今頃は天国で元気に飛び跳ねていることと思います。 すみません。感想だけですが・・・。同じ愛犬を亡くした者としてお声をかけたくてお返事しました。

wanwan91
質問者

お礼

優しいお心とお言葉、本当にありがとうごさいます。 可愛がっていた子に先立たれる、という同じ体験をされた方からのお言葉は本当に心に染み入り癒されます。 私も虹の橋や犬と私の10の約束読みました。 tirutiru41さんもわんちゃんを大事に思っていた分お辛かったですね。でもわんちゃんとも愛し愛され、だからこそ大変だった病気も克服しようという努力・愛情はわんちゃんにも十分伝わりましたね。 私も今は天寿を全うしたと思っております。天国でしあわせに暮らしてもらう為にも。 「tirutiru41さんに育てられた優しいわんちゃん、是非うちのやんちゃ坊やとお友達になってね!」 ご回答して下さって本当にありがとうございました。

  • orcinus55
  • ベストアンサー率50% (17/34)
回答No.2

まずは愛犬のご冥福をお祈りいたします。 今回考えられることは、吐き出した血?の性状にもよりますが、おそらく、肺水腫による肺からの排液ではと。起因は心不全によるもと思われますが。心臓は以前から悪かったのでしょう。14歳まで生きてる犬は、何かしら心臓に病気を持ってるのがほとんどと思われます。具合が悪くなったときに、心臓が自己の血液循環をまかなえるほどパワーがなくなった瞬間でしょうか。発作が起きたよりも、酸素を全身に送り込むために心臓ががんばって速く動き、呼吸もそれに応じ速くなってたのでは?事切れる瞬間は飼い主の腕でと思ったのでしょう。 これは私の予想の範疇なので、なんともいえませんが。

wanwan91
質問者

お礼

ご回答と優しいお言葉、心から感謝致します。 純血種は生まれつき何かしら病気を持ち合わせてる場合が多いようですね。 うちの愛犬も多分生まれつき心臓が悪く気が付いた時には不整脈がありました。orcinus55さんのおっしゃられる通り心臓が限界だったのですね。亡くなる直前まで元気だったので、発作を起こした時は自分でも驚いたような顔をしていました。 やはり病気で亡くなってしまうと、こうしたら良かったんじゃないかとか色々考えてしまいがちですが、愛情は惜しみなく与えたのでその点では後悔がないのが救いです。 ありがとうございました。

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