劇団四季 キャッツに関する疑問

質問

ミュージカル初心者です。よろしくお願いします。
本日、初めてキャッツを見てきたのですが・・・、どなたか教えてください。
(1)音楽は録音ですか？これまで観た他の５つのミュージカルは全て生演奏でしたので・・・。
(2)娼婦ネコは、ずっと嫌われていたのに、何故急に仲間に加えてもらえたのでしょうか。
(3)後半、隣席の方が泣いていましたが、この劇の泣き所ってどこなんでしょう。（もちろん人によって感じ方は様々なのはわかっています。決して冷やかす意図はありません）

とにかく楽しい劇でした。次回は、ウィッキドチケット入札中です。

回答No.3

Hyoshitake · ベストアンサー

１）生演奏　or 録音
キャッツは録音音源を使っています。
キャッツやコーラスラインのようなダンスの多いミュージカルの場合、
ANo.１の方も書かれていますが、浅利慶太氏の発言として、
生演奏にするとテンポが変わる可能性がある。
そうなると踊りにくいし、ミスにつながる。
ミスは怪我につながるということで、
ダンスが多い演目の場合には、東京でもテープを利用しています。
キャッツも、そのダンスの多い演目に入ります。
テープです。

２）グリザベラ
そうですね。最初はみんなから見た目の問題で嫌われていましたが、
最後には認められ、天上に昇るただ１匹のネコに選ばれる。
やはり見た目だけの問題でみんなに嫌われながら、孤独と戦い、
力強く生きているグリザベラ。
まわりはそのことに気づき、見た目で判断してはいけないことに気づいて、
みんな触るようになり、天井に上るただ１匹のネコに選ばれるのでしょう。
でも、これは明文化されたものではありません。
自分で判断することでしょう。

３）泣き所
たしかに人それぞれでしょうけど、
自分は、やはりグリザベラがみんなに認められ触ってもらえるところでしょうか。
最初、シラバブ（黄色い子ネコ）がグリザベラに近づき、
手を差し伸べるところが泣けるでしょう。
あと、ゴンドラに乗って天上に昇るシーンでしょうかね。

参考になりましたでしょうか？

お礼

ありがとうございます。
全てすっきりしました。
本当に、ここの方々、親切ですね。
ミュージカルも、回答くれた方も大好きです！！

回答No.2

haruka_ruki

１は分かりませんが、多分テープだと思います。五反田で観た時、どうも生っぽい感じがしなかったので・・・

２ですが、娼婦猫グリザベラは、昔は綺麗で売れっ子の娼婦猫でした。でも今は年老いて見た目はボロボロで誰も相手にしてくれなくなりました。
そこでグリザベラが歌うメモリーの歌詞「お願い　私に触って　私を抱いて」グリザベラの純粋な気持ちです。そして私は生まれ変わりたいと。
つまり、人も猫も、見た目だけではないんだと。大切なのはどれだけ純粋な心を持っているかと言う事を表しているわけです。
それを聞いて、皆が見た目だけで嫌ってはダメだと気付き、触って仲間に入れてあげるようになるのです。
それで、今までの謝罪の意味も込めてジェリクルキャッツに選んであげる(選ばれる)のです。
天上で永遠の命を受けるジェリクルキャッツの解釈に次のようなものがあります。

人間に飼いならされる事を拒否して
逆境に負けずしたたかに生き抜き、
自らの人生を謳歌する強靭な思想と
無限の個性、行動力を持つ猫・・・・

まさに娼婦猫、グリザベラの事ではないですか？

３その娼婦猫がメモリーを歌う時、孤独さが身にしみて来て泣けると思います。そして、皆がグリザベラを認めるときも泣けます。

キャッツは、結局は人間社会を反映していると言う事ですが、１回見ただけではまず分からない事は多いです。
予習して、何回も見てやっと分かるようになるミュージカルだと思います。(ミュージカル全てに言えると思いますが。)

お礼

「今までの謝罪の意味も込めて」という説明で、なんか、今になって、ジワーってきました。
奥が深いですね。
また、観にいきたくなりました。

回答No.1

noname#245843

１について
　キャッツは舞台の構造上　録音と思います。回転席復活でオケピの場所がないです。それに地方公演・地方の四季専用劇場もはすべて　テープです。ライオンキングなど生のパーカッションなどはありますが、オケピはありません。東京の四季劇場・海劇場がある意味、特別なのです。
　以前アルプ（四季会報誌）に浅利さんが　「東京でそろえられるレベルのオーケストラを地方に持って行きそこで常駐させると　全国一律の
チケット価格を維持できない、地方においては２～３０００円アップになってしまうのでテープにしている。」「舞台は常に動いている　空中では止まれない　　少しの音楽のズレもミスにつながるので・・。」と書いています。
２，３についてはよくわかりません。（東京・静岡・名古屋・大阪で見ていますが）

お礼

早速ありがとうございました。
生演奏でなくちょっと残念でしたが、それでも充分楽しめました。
すっきりしました。