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目から酸素を
コンタクトレンズには酸素透過性がよいとか書いてありますが それは眼球の表面から酸素を呼吸しているということでしょうか もしそうであれば、寝ている間はどうなっているんでしょう 植物状態などの場合も、まぶたの隙間からの酸素程度で大丈夫なんでしょうか
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こんにちは。 以前、発明雑学系の本で読んだ事があります。 何で目に酸素が必要なのかは忘れましたが、 眼球は直接酸素を吸収している訳ではありません。 涙という水分で酸素補給をしています。 瞬きは眼球の汚れとりの他、 乾燥しないように涙液を塗布し潤す役目も担っています。 生体から排出された体液とは言え、 涙もその主成分はH2O(記号的に2は小文字ですが) である事はご理解頂けると思います。 魚の鰓呼吸を見れば明らかなように H2Oつまり水には酸素が含まれていますよね。 眼球はそこから酸素の供給を受けているのです。 そこで今度はコンタクトレンズの話ですが、 酸素透過性コンタクトレンズという物は 実際に酸素を透過している訳では無いそうです。 (勿論、私の読んだ文献が古くて現在は酸素を透過したり、 蓄える性質の物が発明発見されているかもしれません) 酸素透過性レンズの材質は高分子化合物だそうで、 早い話が紙オムツの中身の親戚です。 レンズ自体に涙の水分を蓄え、眼球に酸素と言うか 水分を供給する訳です。 紙オムツは漏れない事を売りにしていますが、 観葉植物用の高分子化合物を見ると、 徐々に水分を排出している事が分かります。 夜店で売っている水に浸ける20倍に巨大化する玩具も 同じ事で、乾燥させて元のサイズに戻す事が出来ます。 乾燥出来るという事は水分が抜けて行くから出来る事です。 コンタクトは20倍もの大きさには変化しませんが、 高分子化合物にも種類があるのでしょう。 使い捨てコンタクトが開封すると濡れていたり、 コンタクトを装着する際に舐めたりするのは、 はめた際に水分を一気に吸収されない為の 保護手段ではないでしょうか?
お礼
詳しいご説明ありがとうございました 十分納得することができました とすると、寝ている間も涙が循環していれば酸素が行き渡るということなんですね 私はレンズを使っていますが、朝起きてすぐから寝る直前までつけているので、少しは裸眼にして酸素を・・・とか心配していたんですが少し安心しました