本当に"インフルエンザ"なのかどうかで少し事情が違ってくるのですが、とりあえずきちんと医師にインフルエンザと診断を受けたと仮定して話を進めます。
インフルエンザ患者がウイルスを排泄して他者に感染させることができる期間は、だいたい発症前日くらいから症状が軽くなって数日と言われています。
なので熱が下がってから1週間という時点でウイルスをまだ排泄している可能性は低いです。咳は二次感染によるもの、と考えるのが自然でしょう。
インフルエンザウイルス自体は普通肺炎は起こしませんが、細菌が二次感染すると合併症として肺炎に移行する場合もあります。
二次感染している菌によってはお年寄りにはけっこうきついものもあるので、医者に行って治療を受けてからの方が無難です。
熱が下がった直後くらいの時期に抗体が産生されていることは普通ありません。少なくとも「検出可能レベル」の話ですが。抗体は感染後、おおねむ2週間くらいで検出可能になります。まあインフルエンザの場合、免疫記憶はあるでしょうからもっと早期に抗体産生が起きるでしょうけど。
また抗体が産生されるとウイルスは体内から排除されます。抗体に抑えられているだけで体調の悪化と共に再び・・・というようないわゆる「持続感染」はインフルエンザの場合は起きません。
それと確かにインフルエンザは変異速度が速いウイルスですが、いくらなんでもヒト1人を通っただけで「強力に進化」するようなことはまずありません。そんなことが普通に起きるのなら、人類は数千年前に絶滅しています。
インフルエンザ単発であれば咳が出なくなってから2~3日すればウイルスは排泄しなくなるので、他人と接触しても感染させるリスクはごく小さいです。二次感染で気管支炎等を併発した場合は、細菌性であれば咳が出なくなると同時に菌の排泄も止まるので、症状がなくなってからということで良いと思います。1ヶ月も待つ必要はありません。
お礼
とても詳しい回答をいただき、ありがとうございました。 てっきり、インフルエンザで咳がまだ出ているのだと思っていました。 念のため、病院に行って治療を受けてみます。 抗体の事も、うかがうまでは、抗体ができているから、熱が下がったのかと思っていました^^;勉強になりました。 ちゃんと治して、祖母を訪問したいと思います。 本当にどうもありがとうございました☆☆☆