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明日、うさぎの現実を目の当たりにしてきます

こんにちわ 先日、テレビを見ていると広島県にある国民休暇村(公共の宿?)の紹介がありました。 大久野島という小さな島ですが、島全体が国民休暇村の敷地のようになっています。 その紹介のなかで、どうやらこの島には300羽を超えるうさぎが自生しているというのです。 そんな小さな島になぜ?と思い、あとからネットで色々と調べてみて、驚愕の事実を思い知りました。 彼らの祖先は戦時中にここに連れてこられて、毒ガスの動物実験などの試料にされたのです。 いま自生しているのは、そのうさぎたちの生き残りということでした。 テレビ番組では、さも楽しそうに「うさぎに癒されますね」などと報じられていましたが、ネットではそんな美しい風景の裏には今も砒素による土壌汚染のため、立ち入りを制限される地区があり、明らかにうさぎ同士のケンカによる負傷ではない、障害をもったうさぎもたくさん取り上げられていました。 うさぎを飼い始めて10年来の私としては、その現実が悲しすぎて、最初は真っ向から受け止められませんでした。 それでも目を背けていられない気持ちになり、明日、そこに行って現実を見てこようと思っています。 ただ、関西からの遠征になるため、費用的にも時間的にも頻繁に訪れることは不可能です。 より環境の悪い地域に生息するうさぎに、個人で餌を与えたり、怪我を治療したりといった活動をするかたもいらっしゃるようです(頭が下がります)が、少なくとも砒素に汚染された土壌を改良したり、彼らを安全な地域に連れ出す方法など、他に彼らを救う手立ては無いものでしょうか? 不躾な質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

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  • pae2007
  • ベストアンサー率21% (18/83)
回答No.3

砒素は化合物すべてが毒性を示すため無毒化することは出来ません。またその毒性も永久に残ります。国民休暇村が置かれたのは、戦前毒ガス工場しかなかったこの島が国から払い下げになったとき、土壌汚染のため農業の出来ない島の経済活動を支えるためです。最もよい解決方法はウサギをすべて他の安全な土地に移すことだと思います。

hama-t
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 少しでも私の意見に呼応していただいたことに感謝いたします。

hama-t
質問者

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pae2007さま 回答ありがとうございます。 そうですね、私も島外避難がもっとも有効な手段だと思います。 しかし、300羽にも及ぶウサギたちを確実に全羽確保することと、受け入れ先を見つけることはたやすい事ではないことぐらい、私にも想像できます。 また、化学的に汚染土壌の浄化は可能(独立行政法人 産業技術総合研究所)なようですが、当然汚染された土壌を一度全て掘り返す必要があり、その作業そのものが物理的に難しいこともわかります。 しかも、環境庁が「戦後処理によって、砒素汚染はない」としている島で、除去作業をするはずも無く・・・。 ましてや今は国民休暇村として市民の憩いの場となっているところが、「実は砒素まみれでした」などと、言えるはずも無いでしょう。 もう少し根気よく、自分のできることと、誰かがしていることへの支援を継続したいと思います。

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noname#87851
noname#87851
回答No.4

地元です。 あのウサギはもともとは小学校で飼われていたものだと聞いたことがあります。 品種はネザーランドドワーフだったでしょう?小学校でよく飼育されている小型の愛玩用ウサギです。 飼いきれなくなって島に放したとか・・・。 実験用には大型のジャパニーズホワイト種のウサギ、毒ガス検知には小鳥が使われていたのではないでしょうか。 立ち入り禁止区域ですが、施設跡の老朽化が原因だと思われます。 昔は貯蔵庫跡や発電所跡にも入れましたから。 奇形は見たことがありませんが、骨折したウサギはよく見かけます。急斜面が多いので転がり落ちて怪我をしているのかもしれません。こういうウサギは保護して欲しいですね。かなり痛々しいです。 私もウサギを飼っているので大久野島へ行く時はペレットやオヤツを持参しています。

hama-t
質問者

お礼

お礼が遅くなり申しわけありません。 投稿ありがとうございました。

hama-t
質問者

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muzuka417さん、こんにちわ >あのウサギはもともとは小学校で飼われていたものだと聞いたことがあります。 諸説あるようですが、学校で飼われていたものか、個人で飼われていたかはわかりませんが、確かに戦後(といってもごく最近)にネザー系の血統が放たれたことは間違いないと思います。 かなりネザーに近似した固体を多数見かけましたから。 (我が家のネザー純血とも酷似していました) >実験用には大型のジャパニーズホワイト種のウサギ・・・ そうですね、ネザーが突然変異で発生?して、広範囲に広まったのは20世紀中ごろですから、恐らく日本へ入ってきたのは戦後のことだと思われます。 当然、戦中にはいなかったわけですから、実験に使用されたのは日本古来種だったでしょう。 もちろん、島でも古来種とおぼしき固体もしくはその血統もよく見かけます。 (かなり交じり合っているようで、非常にわかりにくいですが) >立ち入り禁止区域ですが、施設跡の老朽化が原因だと思われます。 本当にそれだけでしょうか? 発電所北側には工事などしている形跡もないのに、広範囲に立ち入り禁止のフェンスが張り巡らされています。 老朽化した史跡以上に厳重に隔離されているのは、島の北端部と発電所北側でした。 (発電所や貯蔵庫跡は入ろうと思えばいくらでも・・・。実際、立ち入る人を結構見かけました) >奇形は見たことがありません・・・ お手数ですが、一度色々なホームページを見ていただけないでしょうか?そういったページにも多数紹介されています。 私は人が余り訪れない、島の北西海岸沿いから北端を中心に回りました。 見かけるウサギは非常に少なかったですが、トイレの形跡や巣穴の跡からも、確実に相当数が生息していると思われます。島のなかでも最も劣悪な環境の中で。 また、確か95年の環境省の調査でも、地表4m程度のところで、高濃度砒素の汚染が確認されているはずです。よくもまぁ、こんなところに休暇村など作ったな、という思いです。 (私は到底ここの水や食料を口にする気にはなれません) 目が潰れている子、鼻がただれている子、皮膚病と思わしき症状の子・・・見るに耐えない個体をたくさん見てきました。 本気で移住して保護活動に殉じたい思いです。

  • x530
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回答No.2

NO.1です。 いやはや、砒素の解毒作用のある硫黄を多く含む植物はウサギには駄目なものばかりでした。 基本的に「にんにく、玉ねぎ、にら」以外にも、酸性の食品(野菜)には、硫黄が含まれているようですが、、、 もしも、罪の無いウサギたちのためにドラム缶の除去などを行うボランティアや組織があり、募金などを受け付けているようならば、連絡先やURLを記述してくださいね。

hama-t
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 少しでも私の意見に呼応していただいたことに感謝いたします。

hama-t
質問者

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x530さま 再度の回答ありがとうございます。 昨日、実際に大久野島を訪れ、現在の状況を見てきました。 かわいいウサギたちとの出会いや、私たち同様に餌などを持ち寄る方々との出会いに、ほんの少しだけ心が和むとともに、心強くもありましたが、やはりどう見ても怪我だとは思えない皮膚病や奇形の症状の見られる個体も何羽か事実として存在し、私の苦悩は現実のものとなりました。 そして、夕方に島を離れるときに、また再びこの地に足を踏み入れることを決心して、島を後にしてきました。 今日も色々とホームページなどをザッピングして、ボランティア活動をしている方々を探しましたが、個人レベルの給餌支援がほとんどで、残念ながら砒素汚染に対する根本療治の活動は今のところ見当たりません。 (問題提起しているページはたくさんあります) 現に環境庁も、戦後の毒ガス処理が適正であったため、この島には砒素汚染はないものだとしているため、行政レベルでの対応は無いに等しいのです。 (その後、1995年の環境調査で高濃度の砒素が検出されているにもかかわらずです) それでは、島内に点在する「立ち入り禁止」区域は何のため?という怒りにも似た疑問が沸いてきます。 (表向きは資材置き場だったり、工事中につきだったり・・・)

  • x530
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回答No.1

以前、杏林予防医学ニュースに「砒素の解毒」についてレポートを読みました。 「硫黄化合物・セレニウム・食物繊維と乳酸菌・ビタミンC」が砒素の解毒には有効だそうです。 砒素の解毒のためには硫黄を多く含む「にんにく、玉ねぎ、にら」などを食べることが勧められていました。 これらの野菜には、セレニウムも豊富に含まれています。 私は、大人になってからウサギを飼育した事が無いので、ウサギの食性を良く知らないのですが、ウサギが食べても問題無いならば、「にんにく、玉ねぎ、にら」などの種を大久野島に撒いてきては如何でしょうか。 これらが自生し、ウサギが齧れば、多少なりとも「砒素の解毒」に繋がる事でしょう。

hama-t
質問者

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早々の回答ありがとうございます。 しかし、残念ながらにんにくやにらなどの香味野菜はうさぎには禁物です。 (私は与えたことがありません) 安全な場所でなら、解毒剤もあるようなので、それなりの処置が可能なのでしょうが、いかんせん破棄された毒ガスのドラム缶が島内のあちこちに埋まっているようで、汚染の原因を除去してからでないと、効果が薄いのではないかと思われます。 でも、解毒効果のある野菜を植えるというのは非常に目からうろこの発想の転換ですね。 参考にさせていただきます。