お勧めなのが、その名古屋を半幅帯に作り直しするアイデアです。
お太鼓部分の裏をそのまま半幅として延長して、
今流行の細帯(普通な半幅より、長めにして、ゴージャスに結びます)にする。
中途半端に華やかで、ただのお太鼓にしかならず、というようなものを
細帯としてリメイクすると、かなり使えます。
名古屋も、本来その人の体系にあわせて、長さを調節するので
なかには短いのもあるし、「これは使えない(小柄なのです昔の人は)」というようなのを破格な値段で手に入れて・・・細帯にするというアイデアも将来使えませんか?
ただし、お太鼓柄だと、柄を出すのに、結ぶときにかなり制限されますが
ソレはソレとして、ワンポイント(でかいですが)がハネがたくさんの文庫にポンとでているのもすごくおしゃれです。
普通の半幅よりも1mグライは長くなるので、帯結びが楽しく、華やかです。
結構、年いった人まで、飾り紐までつけて楽しんで銀座を歩いているのを見ていますので、今後は締めるのも簡単なので流行るのでは?
もちろん、私も、チャラチャラやってます(50過ぎですが、笑)。
帯芯がズーット長いものに補強するするためにお太鼓部分は必ず、もう一枚1mぐらいついて、2枚あわせての仕立てになってます。
この帯芯のあいだに、お太鼓の耳をはさんでひっくり返してお太鼓部分を作ってあるのですが、これ(補強のための1m分の芯)をはがして
ナガーイ方の芯に足す。
で、お太鼓部分の表を半分折して、胴の部分と同じように芯を耳に帯芯を留めて
(3cmぐらいのチョンチョンで耳からうごかないようにするだけですから簡単)
ひっくり返して表にして、おしまいの始末をすると、出来上がりです。
汚れが気になるようでしたら、芯をはがして、表を丸洗いすると赤い色を使ってない限り、水洗いして大丈夫です。(赤は色落ちします)
私は、ネットに入れて、洗濯機してしまいます。
ちなみに、私は、オークションでお安く落としては、洗って、直して、いじる和裁が趣味なおばちゃんです。
着物も、帯も、絹なら、びっくりするほどな「美品再生」に仕上がります。
チャレンジ精神があるならおためしあれ。
お礼
半幅帯に直すという選択もあるのですね…。しばらく使って飽きたら是非そうしたいです。和裁が出来る方うらやましいです。ネットで中古の着物を見ていて「いいなあ。」と思っても裄が足りなくて断念したりすることも多々あり…。ご自分で直せるといいですよねぇ。