CPUの価格差に限定します。
ます、現行のIntel社のクライアント用CPUはPentium4,Celeronです。
(商品寿命が限界に近いPentiumIIIは割愛)
Intelに対抗可能な唯一のCPUメーカーAMDのCPUに置き換えるとそれぞれAthronXP,Duronになります。
基本的にPentium4/AthronXPがハイエンド向け、Celeron/Duronがローエンド向けとなっています。
ビデオデッキでもテレビでもローエンド向け(使いやすいけど無い機能がある)とハイエンド向け(無い機能はほとんど無い)で価格差があるのは当たりまえなのでここではAthronXPとPentium4を中心に考えます。
AMDとIntelはメーカーが違うので同じWindows向けのCPUであっても独自機能をつけようとします。
しかし、CPUの場合話は簡単になりません。
CPUが独自機能を持っていてもソフトウェア/ハードウェアが独自機能を使ってくれないとせっかくの機能の効果が現れません。
歴史的にIntelはWindows向けのCPUメーカーとして実績があるのでソフトウェア/ハードウェアメーカーは主にIntelの独自機能を優先的に利用します。
結果、競争に負けたくないAMDは多少無理をしてでもCPU価格を引き下げ「使ってもらおう」とします。
なんでもそうですが、ブランドで勝負できるメーカーは価格を維持できます。
競争を仕掛けるメーカーは価格を下げてでも対抗する必要があります。
AMDの仕掛けた価格競争のおかげでIntel製CPUも価格が下がってきており、ソフトウェア/ハードウェアメーカーもAMD製CPUを意識した商品を発売しています。
少しづつ状況がかわりつつあります。
お礼
大変解り易いご回答ありがとうございます。 そうですね。この大競争時代に価格を維持出来るのは、困難でしょうね。この2社の健全な競争によりパソコンの 価格が少しでも下がることを期待しています。