<勝ち星>
1955年パ・南海 99勝41敗3分
1950年セ・松竹 98勝35敗4分
1956年パ・西鉄 96勝51敗7分
1955年セ・巨人 92勝37敗1分
1965年セ・巨人 91勝47敗2分
90勝以上の記録はチームの実力差が大きかった1950年代に集中しています。
特にパ・リーグは強いチームどうしの争いが熾烈で「90勝以上しながら優勝できなかった」例も3度あります。
<勝率>
戦前の1リーグ時代は試合数が少ない上にチーム間の実力差が大きかったため、高勝率の記録が多々見られます。
タイガースは1937年秋.813、1938年春.829、1944年.818と3度8割台で優勝しました。
ある程度試合数の増えた2リーグ制以後で見ると、
1951年パ・南海 72勝24敗8分 .750
1950年セ・松竹 (上記参照) .737
1951年セ・巨人 79勝29敗6分 .731
1955年セ・巨人 (上記参照) .713
1955年パ・南海 (上記参照) .707
でしょうか。
1955年を最後に両リーグとも勝率7割台は出ていません。
なお、逆にもっとも勝率の低かった優勝チームは、
1シーズン制では1973年の巨人(V9の9連覇目)で
66勝60敗4分、わずか貯金6でした。
独走ぶりについてはランキングまでは調べていませんが、
おそらく1990年巨人の22ゲーム差が最高でしょう。
お礼
貴重な資料ありがとうございます。 昔は個人記録でもそうですが、今では考えられない極端な数字がたくさんありますね~。 しかし、巨人のV9目がそんなにギリギリだったとは。確かに当時正捕手の森もその後のテレビで「最後のほうは実はそんなに強いチームじゃなかった」と言っていたのを記憶にあります。 1990年の巨人ってたしか、 斉藤=20勝 桑田=14勝 宮本=14勝 木田=12勝 香田=11勝 槙原= 9勝 という最強先発陣だった記憶があります。このメンバーだけですでに80勝ですから、かなり強かったですよね。それなのに、西武に日本シリーズで4連敗とは短期決戦って怖いですね。