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PIXUS MP700 印刷の色が…
- プリンタの印刷の色がおかしい
- フチ無し印刷をすると赤みが帯びる
- グレースケールで黒で出てこない
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質問者が選んだベストアンサー
プリンタの修理屋です。 一応専門家ですので、「プリンタ自体が故障してない事は確認しております。」と言うのは気になります。 胡椒が無いと判断したのであれば、その人はこの症状に対してどういう見解を持っているのか? 私であれば故障と判定します。 基本的な話ですが、ノズルチェックパターンは取りましたか? この機種の場合、格子模様が出てるはずですが、黒、シアン、薄めのシアン、マゼンタ、薄めのマゼンタ、イエローと出て、その下にA~Mのパターンが出るはずです。 (基本操作ガイド 16-5ページ) 確認するのは上の格子模様です。 所どころかすれていたり、規則的に出ていなかったりしたらヘッド不良と考えていいでしょう。(一般的には90%以上の確率です) 今回の症状だと、シアンのパターンが規則正しく抜けているか、薄いシアンが出ていないような気がします。 たいして手間はかからないはずですのでお試し下さい。 ヘッドはキヤノンのHPで購入も出来ますし、ご自分で交換も出来ます。ヘッド以外のトラブルとすると無駄になってしまう可能性もあります。 修理に出すとすれば、キヤノンの窓口で9,450円(税込み)。地元の販売店では手数料が乗ってくるでしょう。 また、いろんなモードでテストされていますが、そのときの用紙設定がかかれていません。 用紙の種類(設定)で使うインクが変わってきます。 普通紙などでは4色全て使いますが、写真印刷などでは黒は使いません。 ちなみに「※他のインクを外し、黒のみでグレースケール出力した場合、何故か印刷されず、外した筈の他の色で、霞む様に印刷されます。」は、当たり前の話です。 勘違いしている人が多いのですが、グレースケール印刷は黒を使いません。(最近の5色プリンタは違うはずですが) フレースケールの場合、カラーインクでグレーを合成し、細かい階調表現をしています。 さらに、先ほどのノズルチェックパターンですが、シアンとマゼンタに濃淡2つのパターンがあるのは、キヤノンの場合、ノズルに大小2つのヒーターが組み込まれていて、インクなし、小、大、小+大と4段階の階調表現が可能になっています。 これは用紙の設定、印刷するもので自動で切り替えられますので、仮に小のヒーターが切れた場合、通常印刷では気がつかず、写真印刷をすると色がおかしくなることがあります。 説明を一通り読んでみた感想ですが、ヘッド不良が80%位、メイン基板関係が10%位、残りはメカ部分の故障と思います。 ノズルチェックパターンの結果次第でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 修理屋さんという事で、大変解り易い説明をありがとうございます。 ノルズチェックパターンは行っております。 シアンが薄くなっていました。 薄いシアンなんて殆ど見えませんでした。 なので、ヘッドを購入してみようと思います。 因みにテストは写真用の光沢紙と普通紙で行いました。 写真用の光沢紙でフチ有り印刷した時は、 綺麗に出た原因が謎のままですが…。 グレースケール印刷に関しても、その様な仕組みだとは 知りませんでした(トホホ;) 色々と勉強になりました。 ありがとうございます。 今後も大事に使っていきたいと思います。