件の監督の出身地に住んでいたことがあり、
監督の作品はよく公民館のようなところで上映されていました。
「腹々時計」は見たことがないのですが、
その前作?「罵詈雑言」という映画を1000円払って見たことがあります。
おどろおどろしいポスターに惹かれて・・・。
その作品のポスターにも、
「失神覚悟」やら、「ゴミ袋用意」(吐いてしまうひとへの配慮?)
などと手書き風の書き込みがあり、
当時田舎の高校生だった私を公民館へと誘いました。
また、昼間に大音響の宣伝カーが走っており、「なんだか凄そうな映画」
と、ドキドキしておりました。
その映画の内容は、ある殺人事件と原発反対運動を関わらせた、
ドキュメンタリー風の映画でしたが、そのような映画は見たことがなかったし、
「よくわからん・・・」というのが感想でした。
暴力シーンが少しあったものの、ゴミ袋はあくまでゴミを入れるものでした。
1000円で、何かおいしいもの食べたらよかったなー。とも思いました。
つまり、期待通りの「凄い映画」ではありませんでした・・・。
会場では、監督自ら、ビデオとパンフレットを売っておられました。
(映画にも、自ら出演されていました)
監督の出身地であるせいか、地元の新聞で、
「監督が他県でポスターを違法に貼り、逮捕された」
という記事を見たことがあります。他にも、映画が発禁になったとか、
何かと取りざたされていました。
現在、関西在住ですが、2年ほど前に「腹々時計」のポスターを見かけ、
なんだか懐かしい思いがしましたが、友人に勧めることも、
自分で見に行くこともしませんでした。が、
新しいポスターがまた貼られることをちょっと楽しみにしていたりします。
監督は、自主制作映画の世界では、わりと有名らしいです。
長々と失礼いたしました。
お礼
丁寧な回答をありがとうございます! 先程調べましたところ、どうやら映画を某市から禁止され訴訟沙汰になったりされたそうですね。 グロいスプラッター系かと思いきや全く違うんですねー。(笑)「腹腹時計」も確か千円だった気がします・・・。 しかしあのポスターが町中に貼られている異様な光景をまた見たいです!(笑)