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精神病かそうでないかの基準?

精神病かそうでないかの基準はなんなのでしょうか? 1、社会生活が送れないでしょうか? しかしこれは経済的に裕福ならばかなりな程度カバーできますよね。 2、ひとりで日常のさまざまなことができないでしょうか? しかしこれも親の存在に左右されたり1とおなじで経済的 に裕福ならカバーできますよね。 3、知覚等に異常があるでしょうか? みえないものが見えたり聞こえないものが聞こえたりすることでしょうか? しかしこれではいわゆるうつ病などにはない症状のような気がするのですが? 4、その他でしょうか?

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  • aster
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回答No.4

  誤解を招きそうな質問なので回答しますが、「精神病」という病気はありません。あるのは、個々に診断基準で診断される「個別的な精神病」です。 従って、総称的に、精神病であるかないかの診断基準はありません。 資格のある精神科医が、クライエントを診察し、また家族や関係者とも面談して、クライエントの状態について、「抑鬱生の神経症」であると診断すれば、クライエントは神経症の患者ですが、精神病ではありません。 他方、精神科医が、「鬱病」であると診断すれば、クライエントは鬱病患者になり、精神病であることになります。 このように、個々の精神病についての診断が行われて、ある精神病であるという診断が医師から出されれば、その医師の診断では、精神病のなかの診断精神病ということになります。 医師も誤診することがあるので、確実でありませんが、とりあえず、これが基準です。 「社会生活が送れない」「一人で日常のさまざまなことが行えない」「幻覚・幻聴が見えたり聞こえる」は、個別的に、どの精神病か、また病気が複合しているのか、または別の状態症状かという判断の補助にはしますが、これだけで、診断はできません。 従って、こういう基準で、精神病かどうかという基準にはなりません。 また「精神的に正常でない」のが精神病ではありません。「異常心理学」という精神医学または心理学の学問分野があり、ここでは、「異常精神現象」つまり「精神が異常な状態」を研究しますが、例えば、酒を飲んで酔うと、包丁などを振り回して暴れまわる人がいた場合、「異常な精神状態」だということは間違いないですが、これだけでは、精神病かどうか、判断できません。 「精神的に異常とか正常」とはどういうことかです。 鬱病と診断された人は、誤診でなければ、現在の日本の医療基準では、精神病ですが、では鬱病の人は「精神的に異常な人」かと言えば、異常なのは、「身体疲労と気分・感情の特定の位相」で、それ以外を除けば、鬱病の人は、大体、良心的な人で、話していて礼儀正しい、何もおかしいことなどない人です。 現在の鬱病や精神分裂症の診断基準がおかしいとか、そういう精神疾患、病気はない、という主張・説もあり、難しいのです。  

hydrangea
質問者

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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。 ご説明はよくわかりました。

その他の回答 (7)

  • tofra
  • ベストアンサー率26% (36/135)
回答No.8

躁鬱病者です。 基本的には、内科や外科と同じく、精神の分野で、本人が苦痛であること、 医師が病気であると認めていること、などだと思います。 それと、おっしゃってることが「精神疾患の人は自力では何もできない」という偏見に 満ちておられることを残念に思います。 裕福だからカバーできるかどうかは、関係ありません。 カバーできれば、病気ではないのですか? 精神病という言葉の使い方ですが、最近はあまり使いません。 日本での、精神疾患の分類は、DSM(アメリカ精神医学会の精神障害・統計便覧)の 第4版に準拠しています。 その中で、「精神病」という枠に入っているのは、統合失調症(旧称精神分裂病)と それに近い病気です。 躁鬱病は第3版では「精神病」枠でしたが、第4版から「感情障害」という枠ができ、 うつ病などと同じ分類になっています。 神経症などは、もっと軽い枠に入っていますし、人格障害などの、新しい枠もできています。 ですので、「精神病」という、いかにも重げな言い方は、もう時代遅れかと思います。 下記のリンクに、正常と異常についての記事がありますので、ご参考までに。

参考URL:
http://akatan.cool.ne.jp/kokoro1.htm
hydrangea
質問者

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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。

  • Curtis
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.7

残念。全部違います。 よくいわれるのは、 精神状態が明らかに異常+本人は自覚していない  →精神病(精神分裂病・鬱病など) 精神状態が明らかに異常+本人は自覚している →その他の心の病(神経症など) 精神状態が異常でない →ふつーの人 より厳密な定義は勉強してください。

hydrangea
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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。

  • nika
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回答No.6

過去の体験がトラウマとなり、現実生活から逃避するようになる、というものひとつの病気と言われる症状です。 人間は、大なり小なり過去を引きずって生きる動物ですから、皆精神病と言えるのかもしれません。 精神病になると自己主張がかなり強くなります。この主張が外を向くと暴力となり、内へ向くと自分を傷つける行為となります。 もう一つの特徴は、その主張を上手く利用して、世の中を動かそうと行動にでることです。その結末が、殺人や自殺になるわけですが、極端な場合はそうなります。 家族の場合は、遺伝ではなく連鎖する場合があります。 家庭に問題があると、親から子に連鎖してしまいます。 人間には、信頼できてなんでも話しできて、助けてもらえる仲間が、どうしても必要なのです。

hydrangea
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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。

noname#2193
noname#2193
回答No.5

こんにちは。  精神病、あるいは精神病状態とは、「現実」との関係がおかしくなっている、極端な場合には現実との関係が切れてしまっている状態ですが、分かりにくいですね。  一例をあげてみます。  ある人が、自分は空を飛ぶことが出来ると、ふと思ってしまいました。実験しました。まず、家の中で、テーブルから飛んでみました。脚をくじきました。「あっ。飛べないんだ」と納得しました。(普通、大人はこんな事しないので、この人は子供と思ってください。)  ここで、終われば、別に異常ないでしょう。 が、「飛べなかったのは高さが不足していたせいだ」と確信して、ビルの屋上へ上がっていったら........。おかしいですね。  飛んでみて、足を痛めたという事実から学べなくなっています。  誰でも、変な思いつきの一つや二つはします。頭の中での実験で、たいがいの人は「こりゃ、ダメだ」と分かります。勇敢な人はやってみないと気がすみません。そのうえで引き返してくるなら、別に異常ありません。その先へ行こうとすると、精神科医の出番です。  こんな感じですが、分かっていただけたでしょうか? それでは。(^^)

hydrangea
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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。

  • Akiko_H
  • ベストアンサー率26% (42/159)
回答No.3

はじめまして。心の病気にも重い軽いがあります。回答としましては4ですね。例えば鬱病の患者さんでも1~3が当て嵌まる方も大勢いらっしゃるという事、逆に言えば、精神病を「発病していないだけ」であって1~3に当て嵌まらない方もいらっしゃるという事が挙げられます。 私は神経症の疼痛性障害を患っておりますが、体調の悪い時は痛みで動けずに1~2が該当する日もありますし、3の幻聴・幻覚はなくとも、難聴も起こります(ですが主治医に「強いて言えば人格障害に近いが、精神病ではない」と断言されております)。 また、症状の軽い順に神経症・人格障害・精神病等とカテゴリーがあるそうです。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/4875/bunrui.htm
hydrangea
質問者

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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。

noname#3116
noname#3116
回答No.2

専門家ではありません、ただのシロウト考えですが、日頃精神病とは「1」だと思っていました。 たとえが難しいんですが・・・。 日常生活が送れない程度になったら「病気」かなーと思います。 風邪をひいても、学校や仕事にいける程度だったら「風邪気味」なんて言うじゃないですか、あの感じで。

hydrangea
質問者

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ありがとうございました。 質問が抽象的すぎたかもしれません。 実は身近なものが病気といわれ、私は違うという立場で動こうと思ったのですが。

noname#3546
noname#3546
回答No.1

4、その他 と思います。 精神病理学という一種の統計学的に見て、 精神が「正常でナイ」状態、が精神病です。 社会生活OKでも、身の回りのコトOKでも、 病気は病気です。 余談ですが「2、ひとりで~」とあるのに 親の存在に~云々、には矛盾を感じます。

hydrangea
質問者

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ありがとうございました。 参考になりました。