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公募制推薦はアリですか?
ウチの息子の進学について質問させていただきます。 彼は現在高校2年生なのですが4年制大学への進学を希望しています。 ただ、彼の通う高校自体の偏差値が45前後とやや低く、就職や各種専門学校等への進学者が大半を占めるような状況です。 一方、彼の学内における順位は240人中5~20番くらいで推移していますので、上位2~8%くらいには入っています。 まとめていうと、息子はアタマの悪い子が通う学校の中において、比較的マシな部類に属する子、ということになるかと思います。 このような場合、一般入試で他校の生徒さんと競い合えば圧倒的に不利だが、成績書と推薦書が大きなウエイトを占める公募制推薦では、まだ可能性があるのではないか?と思うのですが、いかがでしょうか? なにしろ私自身の大学受験の時代と比べるとルールが様変わりしているので、最近の大学受験のトレンドが正直よく分からないのです。 宜しくお願い致します。
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入試の事務の仕事をしているものです。 学校により、制度がさまざまですから、まずどんどん説明会やオープンキャンバスに出かけていき、入試担当から説明をうけるのが一番間違いありません。説明会では入試担当、広報担当を選んで話を聞きませんと、そのたりの細かいことはわからないと思います。 さて、本当が学校によりさまざまですが、一般的な話をします。 公募制の場合、多くの学校がなんらかの「試験」を課している場合が多いです。それにより選考します。 「評定平均3.5以上」等の応募の決まりがある場合があります。これについてはこれ以上に応募が絞れるので、その中から入試をする形になります。ですから、ボーダーにならない限り、評定平均が4.5だろうと、3.8だろうと一切関係ないといえます。はっきりいえば、まったく合否には関係ないということです。A高校とB高校の評定を比べても意味がないからです。 ではなんで、学校により評価基準が違うのにこの数値を使うのか…というと、その学校でそこそこ点数をとっているということは、最低限のことはしっかり学べているであろうし、また、その学校の中でそこそこまじめに勉強や生活をしているだろう、ということからです。 あくまで受験生を絞るだけのものであり、これが大きなウエイトという学校はありません。もちろん、進学説明会では、学校の勉強をしっかりやるようにはいっていますが…。 高校から送られてくる書類でよ-く確認するのは、出席状況、健康確認です。 あとは実質「試験勝負」ということです。 あくまで一般的な学校の場合です。人の集まらない学校で「とにかく推薦で人集め」学校は、もっと基準がゆるいはずです。 最近では学力だけで合否を決めない自己推薦的な入試「AO入試」を多くの学校が導入しています。 ですから、「高校推薦」は少し過去に向かって戻っているように感じます。AOで人数を多めに確保しますから、「とにかく推薦で人集め」学校であっても、推薦ではしっかり試験でとる方向になっているということです。
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- a-saitoh
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「成績書と推薦書が大きなウエイトを占める公募制推薦」 ってのがそもそもの間違いでは? 成績書は、出願できるかできないかの足きりだけです。 推薦書は、どうせどこの高校の先生も良いことしか書かないので、それほど重視しません。最近では欠席などはチェックしますが(不登校の芽があるかどうか)。 公募制推薦は面接試験で人物(やる気と知性)をみて、合否を決めるので、トライしても悪くはないでしょう。 公募推薦に応募したところで、一般入試が受けられなくなるわけではないのですから。
レベルが低い学校でも上位にいるのなら、推薦の方を狙うべきです。面接、小論文、書類審査だけで、学力試験がないのでしたら、進学校の生徒とはそれほど差がつかないはずです。 ただ、学校のレベルを数値化し、総合点数に加えたりする大学もありますので、進学校の生徒より有利になるということは少ないと思います。
お礼
大変参考になりました、ありがとうございます。 受験のシステムとして、公募制推薦が必ずしも偏差値の低い高校に通う人を救済するようなものではないことがよく分かりました。 アドバイスを頂戴しましたように、資料請求、説明会、オープンキャンパスなどで理解を深めて生きたいと存じます。