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ファッション関係の職業についている男性?
偏見かと思いますが、質問させてください。 一般的に男性より女性の方が、流行のファッションに敏感だったり興味を持ってたり、これとこれが似合う・これはダサいなどのファッションセンスをものすごい勉強してたりしますよね。なのに、ファッション関係の職業に就いていて女性に絶大な人気があり有名な方は、男性が多いのはなぜでしょう?デザイナー、ヘアメイクアーティスト、スタイリスト、美容師など。もちろん女性の方も多く活躍されていますが、男性もとても多いです。古くからのハイブランドのデザイナーはほとんど男性なイメージがあります。 これは周りにファッションに無頓着な男性が多い私にとってはとても不思議なことに思えます・・・。男性ならではのセンスや強みというのか、あるのでしょうか?それとも単純に女性の社会進出が阻まれていたからでしょうか?ちなみに、そういうお仕事をしている男性に不快感を感じているのでは決してありません。ただ単純に不思議なんです。 何かわかる方、教えて頂けると嬉しいです。
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クリエイティブな仕事には、体力と気力が必要です。 以前、ファッションデザイナーに限らず、クリエイターにはなぜ女性の成功者が少ないのか、 ということを話題に挙げた際、やはり体力が最終的なクオリティを左右する、 という結論になったことを思い出しました。 しかも、平凡な女性が自分の身を着飾る事に費やすエネルギーと、 男性のデザイナーがパリコレで成功したい一心で作り続けるエネルギーとでは 質量共に違います。 私もファッションではありませんが長年デザインをやっています。 デザインを学んだ大学では、同級生の半分は女性でしたが、 それから15年を経た現在、同級生の女性は皆結婚や出産、 また体力が続かなくなったなどの理由で どんどん仕事を辞めてしまい、残っているのは一握りとなってしまいました。 もちろん出産後でも、体力が十分あれば仕事と育児を両立させられるはずなのですが、 クリエイティブの仕事に限っては、事務職などとは違い、体力や気力が必要なために 両立は非常に難しいのが実情です。 私も多くのクリエイター達を見てきていますが、 一流になりたい、有名になりたい、という気持ちが強いのは やはり女性より男性のほうが圧倒的です。 男性の場合、結婚後も独身時代と変わらず仕事に打ち込む事ができるため、 仕事に対する目標が明確なのですが、 女性の場合、結婚後は出産という新たな目標設定をせざるを得ないため、 そこで足踏みしてしまう人が多い事は否めません。 それが、多くの女性の飛躍を妨げている原因の一つである事は確かです。 ただし、この問題はクリエイティブ業界に限らず、ほとんどの業界について 言える事だと思います。
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何となく2つの側面があるかな?と思います。 > 古くからのハイブランドのデザイナーはほとんど男性なイメージがあります。 とはいえ、ゲイが多いですよね。 少なくても現在活躍している欧米の有名男性ファッションデザイナーの多くはゲイです。 ゲイ・カルチャーとファッションの関係性は強いですよね。 特に60年代後半から80年代のアンダーグラウンドな音楽・アート・ファッションは ゲイ・カルチャー抜きには語れないと思います。 その時代の人脈や影響力が脈々と続いているのでしょうね。 でも、21世紀に入って、少し変わってきたかな?と思います。 ステラ・マッカートニーとか http://www.fashion-st.net/link/stella.html フィービー・フィロとか http://www.fashion-j.com/mt/archives/002942.html フリーダ・ジャンニーニといった http://www.tsushin.tv/brand/milan/gucci.html 若い女性がビッグブランドのクリエイティブ・ディレクターとして成功していますよね。 90年代のガーリーカルチャー世代がじわじわと進出しているように思います。 http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents/conntennts_log/2004/lost_in_translation.html もうひとつの側面としては、やはり > 女性の社会進出が阻まれていたからでしょうか? 日本の、例えばファッション誌で働く人たちなどを考えると 明らかに男女雇用機会均等法の前後で変わりますよね。 年齢で言えば40歳前後のあたりです。 http://d.hatena.ne.jp/abcbsnbc/20070724/p1 これはファッション業界に限った話ではないですね。 今50歳ぐらいの女性の方は、結婚を機に退職された方が非常に多い筈です。
お礼
回答ありがとうございます。勉強になりました。 ゲイの人が多いのですね。やはり女性的な側面も持つ男性が活躍されてるということでしょうか。ゲイカルチャーとの関連性、あまり知らない分野なので調べて見ます。その流れも日本に影響を与えているのでしょうね。 やはり男女雇用均等法の前と後はファッション業界にもはっきり影響を与えてきたんですね。CanCamの新編集長、結構話題になったんですか・・・昔は編集長が女性なんて考えられなかったんでしょうねぇ。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 やはりこういう仕事でも気力・体力でかなり差が出てしまうのですか・・・妊娠出産、家庭にはいるなど選択肢も存在しますし(選択せざるをえない?)男性は尚のことこの道一本に進んでいけますからね。 ただ男性が女性を顧客とするファッションの仕事を選ぶきっかけというのも気になることですが・・・女性は自分の興味の延長からということが想像できますが。偏見ですかね・・・例えばヘアメイクアーティストの男性はどのようにお化粧に興味を持ち始めたんでしょう。やはり芸術、アートという感覚なのでしょうか。