人魚姫
人魚姫は種類の違う動物の人間の王子様を好きになります。
魔女にたのんで、自分の美しい声と引き換えに人間にしてもらいます。
でも、王子様は人魚姫の気持ちに気づかずに、人魚姫とはちがう動物の人間の娘と結婚します。
王子様と結婚できないと、人魚姫は泡になって消えてしまいます。
それを心配した人魚姫のお姉さんたちは、魔女に頼んで自分たちの美しい髪と引き換えに剣をもらい、
人魚姫にわたして王子を殺すようにいいます。
人魚姫は王子を殺すことができなかったので、海に身投げをして天国へ行きます。
人魚姫は『罪』について書かれていると思うのです。
人魚姫は王子さまを独占しようとして、良心=美しい声と引き換えに人間になるという『悪魔との取引』を指しているのではないでしょうか。
お姉さんたちの美しい髪=良心、人魚姫と同じようにお姉さんたちも悪魔と取引をしてしまいます。
泡になった人魚姫を見て、お姉さんたちは喜んだんでしょうか。
王子様に恋をする人魚姫、これは階級制度に悩んだ上流階級の人々以外の人々の悲しみを描いているのではないかと思うのです。
悲しむお姉さんたちは人魚姫のように自殺してはいけないといっているのかなあと思ったのですが。
これは『不幸の連鎖』、大きく捉えると『食物連鎖』と同じではないでしょうか。
いろいろな解釈ができると思いますが、他にどんな捉え方ができるんでしょうか。
学校の宿題ではないです。ちょっと考えたら気になってしまったので、質問しています。
お礼
お返事ありがとうございます。