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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:和歌山県の中高教育関係者の方に質問です)
和歌山県の県立高校の入試は二段階選抜で、その意図は何なのでしょうか?
このQ&Aのポイント
- 和歌山県の県立高校の入試は前期と後期にわかれており、合格定員が少ないため前期は狭き門となっています。前期に失敗すると後期に同じ高校を受験することをおそれ、ワンランク下の学校を受験する可能性が高くなります。このような二段階選抜の意図は、優秀と思われる少数の生徒を最初に選びたいためであると考えられます。
- 和歌山県の県立高校の選抜システムは中高一貫の県立中学からの進学と外部進学者を区別するため、前期合格組と後期合格組のクラスを別にするという目的もあると思われます。能力別クラス編成をしたいために二段階選抜が行われていると考えられます。
- 和歌山県の県立高校の選抜システムは近年変化が激しく、教育委員会の意図が正確にはわかりません。しかし、前期と後期にわかれた二段階選抜は、希望する学校に入学するための競争を厳しくし、優秀な生徒を最初に選びたいという意図があると考えられます。
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質問者が選んだベストアンサー
和歌山県ではありませんが、類似の入試制度は全国的に散見されます。 この手の入試制度のキャッチフレーズは「受験機会の複数化」です。 つまり、角度のちがう2つの入試があるので、自分の長所で合格できるという考え方です。 「1回は失敗が許される」ということで、一定の人気があります。 それが表向きのねらいとすると、裏テーマは「高校の特色化」ということでしょう。 全国的に、国公立小中高大のどの学校も「特色を出せ」ということを強いられています。 学区を自由化して、「人気のない学校はつぶす」ということを脅迫材料にしています。 共通の入試制度では特色は出せないということで、前期入試や県によっては「特色化入試」という名前で別枠入試が実施されているのです。 国際競争力を強化するために個性的な人材を求め、一方で教育予算のさらなる削減のために公立学校の統廃合を非人間的な水準でおしすすめるというわけです。 前期合格者は「最初に優秀と思われる少数」と思われるのが当然ですが、事態はそれほど単純ではありません。 「早く決めたいから前期でやさしい高校を受ける」という受験者層があり、多くの学校の4月テストで、後期合格者の方が前期合格者より平均点が良いというデータがあります。 学校によって傾向は様々ですが、それでも「前期合格組と後期合格組のクラスも全く別にする」ということはまずしないと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。聞けば聞くほど、受験者や家族を惑わせるような制度だな、という気がします。和歌山県の関係者や経験者の返事がなかったのが残念です。