店の立場で言えば、大幅な値引きが出やすいのは、大きな予算が設定されているのに、思ったほど売れなかった日の夕方です。
ある程度の規模の店になると、当然、1日の売り上げの目標があるわけです。これが予算です。ほとんどの店では、平日は少なく、週末は多めに設定されています。さらにボーナスシーズンや春の転勤や入学シーズンなどは通常時期よりも多額の予算になっています。
さらに1日の予算だけでなく、週単位、月単位の予算もあります。これらも締め日がありますから、締め日が近くて予算が達成されていないと、店側の売りたいという気持ちは高まります。
ということで、可能性としてはボーナス時期などの終わり頃の日曜夕方が狙い目となるわけですが、そのお店で順調に売り上げを伸ばしていたら、無理して売るよりも粗利率の向上を狙ってきますから、値引きは控えめになる可能性もあります。
ということで安くなる日は間違いなくありますが、お店の売り上げがどの程度達成されているかに左右されますので、日曜に行けば安くなりやすいとかは一概に言えません。交渉していて、相手の反応で、突っ張ればまだ安くなりそうとか、突っ張っても無駄とかを判断するしかないです。つまり安く買うには、買う側もかなりの余裕が必要で、時期や曜日、時間帯や店を変え、安かったら必ず買うというオーラを出しながら、長期間にわたり何回もチャレンジするしかないですよ。
そうそう、商品分野別にも予算はありますから、店全体では予算を達成していても特定の商品だけは、必死で売っている事もあります。朝礼とか夕礼で「冷蔵庫売り場予算達成、デジカメ売り場予算達成・・・テレビビデオ売り場予算未達・・来週は頑張ってください」なんて言われるのは辛いですし、ボーナスにもかかわるかもしれません。
店員とのやり取りの中で、安くなる日かどうかを見分ける嗅覚が必要で、これは場数を踏まないと養われないかもしれません。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。ビデオカメラは新発売の機種が多種でてくる状態なので、お店の売り上げは達成されてるかもしれません(値下げ率は悪いかな・・・)かといって、この時期売れてなさそうなビデオデッキを合わせて買うのは無理がありますからね。 本当に詳しい説明ありがとうございました。参考にさせていただきます。