こんばんは。
「負けた気がしない」など、佐賀北に対する配慮の欠けた部分の発言はいかがなものかとは思います。
佐賀北の優勝は実力で勝ち取ったものであり、佐賀北の選手は胸を張っていればいいと思います。
ですが、判定が酷い、改善しなければならないという主張には同意します。
確かに審判には人によってストライクゾーンの取り方に癖があります。
選手達もそれを承知で、初回から審判の癖を探りに行くのです。
ですが、この審判は初回と8回ではゾーンを変えました。
初回ならストライクだったところが、8回に急にボールになったのです。
これでは選手はたまったものではありません。
押し出しの瞬間のピッチャーの驚愕の表情、そしてキャッチャーがミットをたたきつけたシーン、私にとっては衝撃的でした。
あの判定があったがために、私は後味の悪さを感じました。
広陵の監督が言いたくなる気持ちは分かります。
確かに誤審も運のうちかもしれません。
そして審判はプロではなく、ボランティアです。
正確性が低くても仕方がないかもしれません。
ですが、教育の一環だからといっても、テレビ局がスポンサーから金を集め、全国放送する一大興行となっています。
高野連もボランティアでやっているわけではありません。
選手がアマチュアだからといって、審判がいい加減でいいとは思いません。
テレビ実況でも「魔物がすんでいる」と揶揄されたほどの疑惑の判定です。
もちろんあの場面できちんとストライクを取っていたとしても、
勝敗が覆ったかどうかはわかりませんが、
少なくとも選手達の心にわだかまりは残らなかったと思います。
「悔いはありません」と表面上言っていても、
スポーツをやっていた人間としては、審判の判定に疑惑があったなら、
それが結果に直接結びつくものでなかったとしても、
すぱっとあきらめられるものとは考えにくいのです。
わだかまりが審判のせいで起こる可能性を少しでも減らしてほしいです。
今回の勝敗とは別に審判の技術向上への対策は講じるべきだと思います。
しかし、高野連の態度を見ていると、期待はできそうにありません。
過去にも酷い判定があったにも関わらず、審判は神様だから絶対、
という態度を変えず、何の対応もしていませんから。
審判を神様にするのであれば、ミスはできるだけ少なくしてもらいたいものです。
機械を導入しろとまでは言いませんが、せめてプロとして審判を高野連が雇うくらいのことはしてもいいと思います。
選手はアマチュアでも、興行としては一大興行です。
運営・判定までもアマチュアでいいとは思いません。
長くなりまして申し訳ありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 非常に詳細で興味深い分析ありがとうございます。大変ためになりました。 >>誤審の運のうち とありますが、”誤審を含めて競技の一部だと認識しそれにいかに冷静に対処するか?”が勝敗の分かれ目だと思います。 だからといってそれが勝利への確約とは限らないわけですが、無駄かもしれないが考え得る努力を積み重ねること以外、勝利に近づく方法はありません。 熱いハートに冷静な頭脳:大舞台でその状態を保つのは難しいことですね。