飼いやすいのは、やはりスズメダイの仲間です。
しかしその前に、最終的な水槽の情景をイメージするのも大事な事だと思います。
パイロット・フィッシュとして、さのみ欲しくもない魚を入れて、その魚の為に本命の魚が飼えないようならガッカリですよね。
質問には「クマノミ等」とありますので、クマノミが良いのではないでしょうか。
クマノミもスズメダイの仲間で丈夫で飼いやすいです。
クマノミにもいろいろ種類がありますが、普通のクマノミが一番良いと思います。
カクレクマノミやハナビラクマノミは可憐で可愛いですが、比較的弱い部分があります。
ハマクマノミはかなり気が強く、先住者にすると後から入れる魚にプレッシャーをかける可能性が大きいです。
またクマノミと言えばイソギンチャクですが、それぞれに入るイソギンチャクが違います。
普通のクマノミはシライトイソギンチャクかサンゴイソギンチャクです。
しかしイソギンチャクの飼育は魚以上に難しく、これで失敗して飼育をやめてしまう人も結構います。
クマノミはイソギンチャクがなくても充分飼育ができるので、まずクマノミで経験を積んで、濾過槽が充分立ち上がってから飼育される事をお勧めします。
その間にイソギンチャクの飼育情報なども仕入れておくと良いと思います。
私が初心者の方にお勧めしている飼育の順序は、まずヤドカリからです。
水槽をセットしてから、磯へ出かけヤドカリを4~5匹(水槽の大きさにもよりますが)採ってきて、1ヶ月ほど飼育します。
海水魚の場合、濾過槽が完全に立ち上がるのに半年程度かかります。
まずアンモニアを亜硝酸に変えるバクテリアが繁殖する目安が1ヶ月なので、その間ヤドカリに一役かってもらうわけです。
ヤドカリは非常に丈夫ですし、魚を飼ってからも掃除屋として働いてくれるので重宝します。
では頑張ってください。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。ヤドカリですか。水の深さが浅い というイメージなのですが、そうでもないんですね。参考になります