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専修学校高等課程、又は実業高校卒業後、国公立大入学は無理ですか?

美術系専修学校高等課程に強く惹かれ、入学したいと思います。しかし芸術系で食べていく自信も才能もないので高校卒業後は何かしら資格のとれる(例えば保健士、司書等)大学へ進学したいと思っています。又、高校在学中に進みたい方向がはっきりしてきて、国公立大学に挑戦したいと思うかもしれません。その場合こういった高校では大学入試に出る勉強は教えてくれないのでしょうか?実業高校と同じだけの普通教科を勉強するようですが・・・。高校で履修する内容は決まっていてどの高校も勉強する内容は同じと思っていたのですが、違っていて、大学入試に出る勉強を教えてくれるところと、教えてくれないところがあるのでしょうか?例えば実業高校で教えられた勉強を一生懸命やってもそれ以外から大学入試問題がでるのでしょうか。基本的な問題すぎるようで恐縮ですが、是非お教え下さい。

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  • mackid
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回答No.3

工業高校から国立の大学に行ったものです。 まず、実業学校では普通科よりも普通課程の授業が少なく、当然学習範囲も普通科より狭いと考えて下さい。例えば1、2、3とあるのが普通の科目なら、実業学校では1までとか2までしかやらない、あるいは難易度でA、Bと分かれている科目については簡単な方しかやらない、といった違いです。 さらに、こういう言い方はあまりしたくないのですが、普通科に行けない学習レベルの子が多い学校は授業のレベルもかなり低くなります。中学で全然授業についていけなかった子が実業高校では平均点が取れる、といった事も珍しくありません。大学入試はそのようなレベルの高校の学習内容など一切考慮しませんから、当然学校で習ってもいない問題がたくさん出ることになります。 ですから、学校の勉強だけで国公立というのはまず無理です。 それと、そもそも芸術系で食べて行く才能も自信もないのに美術系に行くのもどうかと思います。下手をすると大学を考える以前に、高校を卒業できるか、ということにもなりかねません。 実業高校でも大学に推薦で上がれる制度を持つ所もありますし、ご両親や担任、進路指導の先生とよく話しあってみてください。

kuro-siro
質問者

お礼

ご回答本当にありがとうございました。 実際、工業高校から国立大学へいかれた方からのご回答であり、大変参考になりました。高校の大学に対する位置というか、影響というか、がもやもやしていたのですが、お陰様でかなりすっきりしました。 ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • mimin555
  • ベストアンサー率25% (1/4)
回答No.2

高校の授業で対応できるのは校内の中間試験や学期末試験だけですよ。 大学の入学試験の出題範囲は果てしなく広く、教科書はその底辺の知識と言ってよいでしょう。 高校の授業で勉強したことだけで国公立大学に合格など絶対無理です。普通科の進学校の現役高校生だって国公立大を目指して塾だの予備校だのに通っているのです。 現在のあなたの偏差値が飛び抜けていてよくおできになるのなら、自力で(学校とは全く関係なく予備校や通信教育を利用して)国公立大学を狙えばいいでしょう。 結局は自分次第ですからなんとでもなります。 しかし美術の分野をあえて高校で学ぶ必要があるのでしょうか? 美術の道を志すであろう同級生に囲まれて、自分は自信も才能もないから他の道に行くと言い続けるのですか?それは辛くないですか? それなら普通科に通って美術は部活動や習い事で楽しむのも良いのではないかと思います。そこでやはり本当にやりたいと思えばその方面の大学に行かれては?普通科から美大芸大にいく人だってもちろんいます。 資格についてですが、保健師は看護師の資格を取ってから更に学校に通う必要があります。資格としては一生役に立つでしょうが生半可な道ではありません。 司書の資格を取るのは比較的簡単です。が、正規職員としての就職先が非常に少ないため実際にはたいして役に立つ資格ではありません。 しっかりした文章を書かれてますし、真面目な方だと思います。 十分考えて進路をお決めになってくださいね。 高校での進路変換ももちろん可能ですし、大学に行ってから悩む人だってたくさんいます。 実際に働いてみないとわからないこともたくさんありますしね。

kuro-siro
質問者

お礼

ご回答本当にありがとうございました。 大学受験の実際的なことがよくわかりました。 お陰様で将来を見据えて高校受験を考えられると思います。 どうも有難うございました!

  • ln555
  • ベストアンサー率26% (6/23)
回答No.1

 もし今からそのような視野で大学受験等を考えているのであれば、普通科の学校をおススメします。それは実業系の高校で教える「普通教科」と普通科がある高校で教える「普通教科」では内容が全く違うからです。  実業系の課程も普通科の課程も授業時数はほぼ一緒です。  同じ時間数の中で、実業系の課程は「普通教科」の他に「専門教科」も履修しなければならないので、「普通教科は必修のみ」の履修になります。簡単に言うと中学校の教科の延長といったところでしょうか。  しかし、普通科のある学校は基本的に「普通教科」のみの履修なので「必修」以外にも受験に対応した「教科」の勉強もします。内容は大学受験レベルか大学生と同じレベルを勉強します。  と考えると、内容の厚さ違いがある事を理解していただけると思います。  が、例外もあります。  実業系の高校に進学して、そこで学んだことをそのまま生かせる大学に進んだ場合は、普通科出身の生徒より有利になります。  今の質問者様の考え(実業系高校から、高校の授業とは全く関係がない学科の大学受験を目指す)であれば、普通に受験するのも難しいと思います。もしAO入試や推薦入学で合格しても、大学でも高校の復習のような内容を勉強しますから、授業についていくのに苦労すると思います。

kuro-siro
質問者

お礼

大変丁寧なご回答、本当にありがとうございました。 とても詳しくわかりやすいアドバイスで、今後の方針が定まりやすく なりました。これから家族ともよく話し合い、自分にとって結果的に 一番いい方向に進めるようにしていきたいと思います。 ご回答、ありがとうございました!