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「たゆたふに故郷」のストーリー
先日大学の教授の講義において河瀬直美監督のドキュメンタリー映画、「たゆたふに故郷」を見ておくようにと言われたのですが、ネットでいくら調べてもどのような映画なのかさっぱり情報が掴めません。もし一度ご覧になった方がいらっしゃいましたら、ぜひどのようなストーリーなのかを教えて頂けませんでしょうか?
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- isoiso0423
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ドキュメンタリーなのでストーリーと呼べるようなものはありませんが、その教授も無責任というのか、この作品はテレビ東京の「人間劇場」という番組の一作品なのでVHSやDVDなどで見ることは不可能だと思います。 1998年の放送時に録画していないと見ることは出来ないのに、「見ておくように」もないもんだと…… 内容は家族のもとを離れて奈良の田舎で一人暮らしをしている50代後半(?だったかな)の女性の日常を追ったものです。 この方の旦那さんが教師だったのですが、自ら命を絶たれてしまい、娘さんや息子さんたちも結婚されて、とくに面倒を見なくてはいけない家族が居なくなったこともあり、一人暮らしをしているんですけど、どうして旦那さんは命を絶たれたのか、なぜ家族の元を離れ一人で暮らすことを、それも郷里でもなんでもない初めて行く田舎で暮らすことを選んだのか、といったところが核心部分になっています。 藍染に親しんだり山菜採りをするなど田舎暮らしならではの、のんびりした様子のなかに、上記のような実情を訥々と語らせ、また田舎の家に娘さんたちが顔を出し、久しぶりに揃った家族が語らう様子などが、河瀬監督ならではの映像で描かれています。 ただ普通のTVのドキュメンタリーと違い、”ナレーション的なもの”があまりないので、TV番組としては内容が解りづらい作品でもあります。 特に旦那さんの死の理由のひとつに”部落問題”が絡んでくるのですが、こういったテーマはTVではタブーなので、明確にはされていませんし。 こんなとことで何となくわかりましたでしょうか? 回答がもう遅かったかな??