プリンタの修理屋です。
複合機のMP600ですよね。
他の方のご意見もごもっともなのですが、ここ数年のキヤノンのプリンタはメカの問題で封筒印刷には向かないことがあります。
紙を送るときに一番問題になるのは「分離」です。
紙は非常に静電気を発生しやすく、静電気によって紙がくっついてしまい、複数枚の紙を送ってしまいます。
これを防止するために「分離機能」が組み込まれていて、現在は大きく3種類の方法があります。
教科書的な名前は私も知りませんが構造から「分離ツメ方式」、「分離パッド方式」、「分離ローラー方式」と呼んでいます(私が勝手に呼んでいるだけですが)
数世代前のBJ S500の頃は分離パッド方式でした。
この方式は、静電気でくっついた紙をブレーキパッド(分離パッド)にこすり付けて、一番上の1枚だけを給紙します。
最近のものは分離ローラー方式に変わりました。
分離パッドの変わりに逆転するローラーが付いていて、分離パッドよりも分離性能が上がり、磨耗の影響も受けにくいというメリットがあります。
ただし、逆転するローラーの上を通りますので、封筒のように重なっている用紙では上と下でずれが出て、しわくちゃになることもありえます。
実は自分のところで使う封筒をiX5000でトライしたのですが、良品率は50%以下で、結局廃棄予定だったBJ S6300を直して残すことにしました。
可能であれば、カセットから給紙した方が間違いないでしょう。
ソフトは、Wordでもいいのですが、私の場合はExcelを使っています。Excelの方が印字位置の調整が楽でしたので・・・
お礼
ご丁寧に本当にありがとうございます。