個人電気店勤務のものです。
結論的に言うと、24畳のものを1台つけたほうが、長い目で見るとお得です。
効き目
2台で分けたほうが、2箇所から風を出せるので効率よく冷房、暖房ができます。 が、若干の違いです。。
一昔前はエアコンも冷えすぎ、温まりすぎで無駄があったのですが、最近のエアコンはしっかり気温の調節をしてくれます。
そのため24畳用のエアコンを選んでも畳数は合っているので、冷えすぎ、暖まりすぎということはありません。
ランニングコスト
機種選定、部屋の畳数以外に窓の方角 大きさも考慮していかなければいけません。
これは同ランクのエアコンをつければ、大きい容量のもの1台のほうが安いです。
初期投資
これも機種の選定により、変わってきますが、2台つけるほうが工事代も単純に2倍です。容量が大きくても工事代は2倍もいりません。
エアコンを取り付けるときにあける穴も2箇所あけなければなりません。
2台だと専用回路の電気工事も2倍かかります、
これは初期投資と関連してくるのですが使い勝手とメンテナンスです。
エアコンは設備です。一度つけたら素人が簡単に移動ができません。
使い勝手も気温が低いからといって1台だけでは効き目がありません。必ず2台動かさないときかない割りに電気代をバカスカくうでしょう。
ほとんど夜しか使わないから、容量は小さいのでいい といわれるお客様がたまに見えますが、メーカーが何のために畳数の目安を出しているのか考えてみてください。その部屋に最適な機種を選ぶために畳数の目安を出しているのです。 いくら夏の夜は昼に比べると涼しいとは言っても半分の容量では話になりません。
容量不足をたとえて言うと、やかんの水をライターの火で温めているようなもので、いつまでたっても沸騰しませんよね?
フィルターの掃除もマメな方ならいいんですが、一般の方でフィルター掃除をしている方をあまり見かけません。そういう手間も2倍です。
以上のことから総合的に見て、大きい容量のものを1台つけることをお勧めします。