ギターの「キ」の字から、初歩の初歩から習いたい
はじめまして。
この年になってギターを初歩から始めたいと思っている50歳男性です。
あまり「質問らしい」投稿になってはいませんが、拙文中から何を知りたがっているのかを掬い出して頂、疑問(愚問?)に対するお答え、ご意見などお聞かせ頂ければと思います。
ここ数日、You Tubeで、なぎら健壱&坂崎幸之助の1991年ごろのWOWWOWの番組を見ていて、ますますギターを弾きたくなりました。
ところが、ぼくの考えでは音楽って数学と密接に関わっているという気がするのです。
ぼくは数学は(否、算数は)もう大の苦手です。そんな人間がギターを習って覚えられるものか?
クレイジーキャッツのハナ肇は、始めはギターをやりたかったらしいんです、でも
「あ、これは、アタマが要るな!」と思って諦めたとか。
その番組で、なぎら健壱がオリジナル曲を作ろうとして、坂崎さんに協力してもらうんですが、そのときに
「使うのはせいぜい3コード、あ、それからね、ナインスとか、ゼブンスとかは、ゼー---ッタイに入れないで!」と言っていました。
つまりこの「ナインス」とか「セブンス」というのは、なまじいな者ではとても手に負えない難度の高いコード(?)ということでしょうか?じゃあ逆に難易度の低い(?)とは?
何を以ってそう分けられるのでしょう?
ま、「コードってそもそもナニ?」というところからはじめなければならないのですけれど。
ぼくは大学で哲学を専攻しました。哲学と聞くとなにやらみな「難解」というイメージを持つようですが、ぼくは哲学を「なんでそうなの?」ということを問うものだと思っているんです。
高校時代、因数分解がまるで分からずに友達に教えてもらいました。「。。。それで、こう展開する。。。」で、ぼくは「なんでそう展開するの?」と訊くわけです。そこで「そういうものなの」ではぼくの理解はもうそこでストップしてしまい先には進めません。で、その友達は、なぜ「そう展開するのか?」を更に遡って教えてくれます。それの繰り返しでした。
だから、そもそも「コード」ってなんですか?と訊いたときにそれを分かりやすく、かつ理論的に教えてくれる人が必要なのです。
なぎら健壱と坂崎幸之助が高田渡の家に行って、なぎら健壱が、アイリーン・グッナイを子守唄のように、うとうととしている高田渡の前で弾いていると、高田渡突然むっくり起き上がって、
「ちがうよ、アイリーン・グッナイトは”A”だよ!」と言うんですね。
同じようになぎら健壱が拓郎の何かの曲を爪弾いていたときに、横にいた坂崎が、「それFの歌だよ」と言うんです。これはつまりなんなのでしょう?「キー」?キーってなに?
ぼくは物事を理解するのに普通の人の何倍も時間がかかるのです。理解のための手順が要るんです。「これはこうだからこうなの」では絶対に覚えることができません。
それでもギターを弾きたいと思うのですが、
アドバイス頂ければ幸いです。
一応改めて整理すると。
「ギターを習う素養、土台として数学的頭脳が必要か否か?極端に数学的素養に欠けるものがギターを習うということはそもそもむりがあるのか?」
「楽器教室の「先生」はコードとかキーとかいうものを分かりやすく且つ理論的に教えてくれる人なのか?」
「いちいち質問する生徒は嫌がられるのか?」
まとまりがありませんが、よろしくおねがいします。
お礼
なるほど! 「こま物屋」でしたか! やっとスッキリしました。ありがとうございました。