結論から言えば韓国のサポーターは嫌いですが、選手は素直に凄いと思います。誤審問題などありましたが、よく動き強豪に対して臆さず試合してました。勝った負けたやスケートのパフォーマンスはまた別ですが・・・。韓国人一括りではわかりません。いろんな人がいると思いますので。
しかし、良きにつけ悪きにつけ今回のW杯は韓国に対して興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。「好き」や「嫌い」といった感情を持つこと自体、無関心であるという状態よりは一歩進んでいます。開催以前一体どれほどの日本人が、韓国特有の「恨」という感情の存在や韓国の人たちの気質(良い面、悪い面双方)に意識していたでしょう。
事実私は隣国であるという点以外全く関心がありませんでした。イメージといえば、情に厚いが反面、暑苦しく激しやすいといった程度。今回これほど様々な論議が出てこなければ韓国の方と親密に接する機会がない以上そのようなイメージを持ちつづけたでしょう。別に今回でイメージが大きく変わったということはなくむしろ増長されたとも思えますが以前よりも何故そのような国民性なのかということを深く考えるようになりました。そういう人は他にも多くいると思います。
確かに、韓国のサポーター達の行動は開催国として誉められた物ではなかったと思います。W杯という世界のビックイベントのホスト国として参加国にもっと敬意を払うべきだったでしょう。意味のわからないブーイングにしても横断幕にしてもやりすぎな感は否めません。前日競技場に入り人文字の練習など、多くの人の協力がなければできないことでしょう。そういう自国が勝ちさえすれば良いといった雰囲気は、ふってわいた思わぬ快進撃を民族意識の統一に利用したという風にしか見ることができず、サポーター文化の未熟さを感じずにはいられませんでした。一サッカーファンとして切なさを感じます。韓国国内にも眉をひそめていたサッカー好きがいたと思いますよ。
好きにせよ嫌いにせよその感情をよく見つめ考える事で、また生まれる感情もあるでしょう。相手とちゃんと向き合わないと関係は築けません。ただ隣国であるという理由で応援したところでお互いの感情に何ら進歩はないと思います。反対もまた然り。ただ「嫌い」ではあまりに子供じゃないですか?どこの国でも言える事だと思いますけどね。
以上、長くなりましたが