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犬の外出と家での過ごし方について
- 犬の外出と家での過ごし方について悩んでいます。飼っている犬はもうすぐ3歳で、最近の行動に困っています。
- 犬の行動の変化として、鼻鳴きやおしっこをする頻度が増えています。部屋への出入りや主人との関係にも影響があります。
- また、病院や外出先での振る舞いも変わり、悲鳴をあげて暴れだします。これからの対応に困っています。
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下の子を妊娠すると上の子が情緒不安定になり、甘えん坊になるのと似ているような気がします。 わんちゃんはお子さんの出産で自分の地位が脅かされることを不安に思っているのではないでしょうか。 外出時に暴れるのはもしかしたら捨てられるのでは、と思っているのでは? 想像にすぎないかもしれませんが、そういうこともあるかもしれません。 なき続けたりマーキングをするのは分離不安の症状で、注目してほしいからやっているのだと思います。がまんを学ばせなければいけません。 経験から、なき続けているときは無視より叱るほうが効果があります。注目してほしいとはいえ、叱られることは犬にとって不快だからです。最初に思いっきり厳しく叱るといいです。厳しさが足りないと叱られることに慣れてしまい、叱られることをなんとも思わなくなります。 やり方としては、あごの下の皮を引っ張って、「こらー」と大声で本気で叱ります(ご主人がなさるとよいでしょう)。これでなき止んだら、すかさず強くなでてほめてやります。その後はご主人だけでなく奥様も、吠えたら「だめ」「こらっ」または「アッ」という低めの声(この声はとても効きます)で叱ったり、クレートをばん、と叩いて大きな金属音を出します。 マーキングは現行犯のときは叱るべきです。トイレのしつけのときに叱るのはいけませんが、トイレがわかっていて注目をあびたい、とか、出してもらえない腹いせでマーキングする場合は、叱ることで直ることが多いようです。やり方は上と同じです。 外出時になきわめいて暴れるときも同様に対処します。叱って犬がひるんだら褒めてなでてやり、お座り、伏せ、待てのコマンドをかけて落ち着かせます。 クレートでだれもいないところで一人にさせる練習を毎日させたほうがいいと思います(短時間から始めて二、三時間まで延ばす)。また、ひざにのせると分離不安がひどくなるので、ひざにのせるのは当面しないほうがいいです。 かまってやるときにはぜひ、お座り、伏せ、待て、来いの服従訓練を日に10分ほどしてください。犬がうれしくて興奮しすぎるときは相手にするのをやめ、落ち着くまで無視します。毎日やってコマンドがいつでも入るようにすると、犬が興奮しているときもこれで落ち着かせることができます。待ては長時間できるほどがまんが養われるし、興奮を鎮めるときに有効です。 簡潔に、本気で叱る、相手にするときは十分相手にし、服従訓練を取り入れる、一人になることを我慢させるときには一貫してそうさせる、かわいいわんちゃんに対して行うのはつらく思われることもあるかもしれませんが、メリハリをつけて接することが愛情と思ってやってごらんになってください。