上野駅は構造上、新幹線に直接外部から出入りする改札口はありません。
従って、在来線の改札と新幹線乗換改札の2つの改札を通ることになります。
上野駅で下車する時はまず新幹線乗換口の改札を出ます。
あとは、中央改札・公園改札・不忍改札・入谷改札といったなかから、都合のいい改札口を選んで外に出ることができます。
使用済みの特急券を手元に残しておきたい場合。
(以下、中央改札など外との出入りに使う改札を在来線の改札口と言います。)
【新幹線特急券と乗車券が別々の場合】
・新幹線乗換口の有人改札で両方の切符を見せながら「特急券を記念に持ち帰りたいのですが」と申告します。
・駅員さんが特急券に使用済みを証明するハンコを押して渡してくれます。
・これで特急券は持ち帰りOK。ただし、原則として表面にハンコをおします。
・乗車券は在来線の改札がありますからそのままです。
↓
・在来線のいずれかの改札口で乗車券を入れて出ます。
・乗車券も欲しい場合は、有人改札で再び申告してください。乗換口で処理した特急券を見せる必要はありません。
・乗車券にパンチで大きめの丸い穴を開けて渡してくれます。
・これで乗車券も持ち帰りOK。ただし、パンチは自動改札で読み取れないようにするための処理ですので、開けざるを得ません。
【新幹線特急券と乗車券が1枚になっている場合】
・新幹線乗換改札はそのまま通します。
・自動改札から出てきた切符を持って在来線の改札口へ行きます。
↓
・在来線の改札口で「きっぷを記念に持ち帰りたいのですが」と申告します。
・駅員さんがパンチで穴を開けてくれます。理由は別々の時と同じです。
・これで持ち帰りOKです。
通常はこの方法で使用済みの切符を持ち帰りできますが、犯罪捜査への協力など、ごくまれに持ち帰りを拒否されることもある点はご承知おきください。
また、パンチの使用は、都区内着の乗車券などで自動改札により容易に不正使用が可能なケースに用いられます。都区内の駅以外など多くの場合は、乗車券でもハンコで対応します。