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社会人ドクターについて
博士課程に進学したら教員の道しかないというのが不安という人は多いと思います。修士課程修了後に企業に入って実務経験を積んだ後社会人ドクターとして博士課程に行き、土日だけでも研究して博士(工学)を取得しようかと考えてます。最近の企業は海外でも資金を出してくれる所もあります。数多くの博士公聴会を聞いて感じたのが、社会人ドクターのほうが論文のレベルが高いということです。社会人ドクターの利点・欠点を教えてください。
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私の経験からだと、博士(工学)であれば大学教員以外でも公的研究所や企業の研究所への就職の道も結構ありますよ。 #1の方も指摘されていますが「社会人ドクター」とは何を意味されているか不明な点があります。 学部または修士課程を出てから企業・公的機関の研究所に就職して研究を行う人のなかには、その企業・公的機関の理解を得て在職のまま大学院博士課程に進学して博士の学位をとるケースがありますが、これを指しておられますか? それでしたら、経済的に安定しているというのがメリットだと思います。また、企業での研究経験・業績が加わるというのもメリットだと思います。ただし、一般的には、修士課程修了直後に博士課程に進学するよりは博士を取得できるのが遅くなりますので、それがデメリットだと思います。また、修士課程修了直後に博士課程に進学する場合と異なり、テーマの自由度が少なくなっている場合が多いと思います。 なお、あくまで私見ですが、博士論文のレベルについては個人差が大きくて一概には言えないように思います。
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- piyoco123
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土日のみの研究で博士号をとれるような大学は聞いたことがありませんのでおそらく論文博士のことかと思います。 企業の人が論文博士を取る場合、会社の研究で特許化も終わったもので論文として発表したものをまとめます。 だから、必然的に博士号取得までの時間はかかります。 また、最近の傾向として論文博士は廃止していますので取れる大学が限られてきています。 これらはデメリットですが、やはり職と給料があるというメリットは圧倒的です。
- AUGUUUAAA
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社会人ドクターといっている意味が良く分からないのですが、大学院博士課程に進学して単位を取り、論文が通ってなるのを「課程博士」、それ以外に、博士論文を提出して審査に通れば博士の学位がもらえますが,これを「論文博士」といっています。 社会人ドクターと言っているのが、論文博士のことでしたら、通常研究の期間も長いし、選考に通りそうな論文が出されますので、「この学生は、博士課程が終わったのだから論文を通さなければ成らないだろう」というわけで通った博士論文よりレベルが高くなると思います。 デメリットとしては、大学や、国の研究機関に入った場合、課程博士の人方が給料がわずかに高くなります。 社会人が、大学の博士課程に入学する場合は、会社の研究方向と大学院の研究とが一致していなければかなり大変でしょう。 他の人たちが月用から金曜まで研究しているのを、土、日で行うのは無理ともいえます。