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動物の実験利用について(長いです!)
自分は予備校に通ってる受験生です。 この間の小論文の講座の課題の文章を要約すると ・高次脳機能障害で日本が世界をリードしている。しかしそれには農業被害に伴って駆除されるニホンザルが役立ってきた。 ・野生動物を研究に使うべきでないという意見が高まって繁殖した動物を使うべきと生態学者の意見があった。 ・そして、研究用サルの繁殖施設を国内に設けようとして、その施設の第一世代の親ザルを確保しようとするが動物愛護団体や市民の住民監査請求、訴訟などで確保が困難になり計画があいついで無期延期。 ・過去にネコや犬を研究に使っていたが反対運動がおこり短期間でほとんど停止→その一方で膨大な犬猫が処分されている。 ・動物実験をおこなわなくても健康を守れるほど医学は進んでいない。 未解明な点が多い高次脳機能障害や霊長類でしか発症しない感染症の研究は人間と近縁のサルを使わざるを得ない。(近年ではSARS原因ウィルスがサルを用いた感染実験で証明された。) このような文章(2003年11月20日付朝日新聞に掲載、著者 伊佐 正教授)でした。 四〇〇~六〇〇字以内で述べよという問題です。 ちなみに自分の答案を簡単にまとめると・・・ ・動物愛護を訴える人も食品(豚、牛、鳥、魚などなど)として動物の命を奪っている。動物の研究利用に異議を唱えるのは矛盾している。 それは感情論にすぎない。 ・自然界では生き残るために他の種の命を奪うのは常識、ならば食物連鎖の最上位にいる人間が生き残るために他の動物の命を奪うのは普通であり当然である。 ・だからといって過剰な命の搾取は自然界のバランスを壊し人間の生活に支障が出る。自然の自己再生力の範囲で命をもらう。 そのために人間は自主規制しなければいけない。 ・よって増えすぎた動物や自然の自己再生力の範囲内であるならば研究利用を認めるべきだ。 長文を読んでいただきありがとうございました。 みなさんはどのようにお考えですか?この場であらゆる意見がでることで、自分だけでなく考えてくれた人の理解も深まり教養になっていただけるとおもいます。
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お礼
回答ありがとうございます。 >ついでに言えば「自然界」と限定している時点で、「人間界」と別物の話になっていて、そこに人間を持ってくるのはおかしいのでは? この点は問題文からも察しがつくと思いますが、食物連鎖の最上位といっときながら「過剰な命の搾取は自然界のバランスを壊し・・・」と連鎖してないことを書いてしまっています。 自分の文ではご指摘の通りの矛盾点があると思います。 自分は人間は自然界からの命をもらっているので自然界で影響が出れば人間界にも影響がでると考えました。 >増えすぎた動物がいた場合、それに準じた生態系に形を移行していくのが自然だと思われる。でないと、今までの繁栄と衰退など無かったことになる。 いまや神奈川県の丹沢では鹿の保護により数が増えすぎて山の草木を食い尽くそうとしており、今まで日本が捕獲していたミンククジラも保護によって同様に数が増えすぎているとの声もあります。人間が中途半端に自然界に手を加えた結果であり、本来の自然の姿でないと考えます。 今の自然界を管理できるのは人間しかいません。 ならば人間の手によって間引く必要があると思われます。 人間の生活を守るためにです。 というのが自分のそれに対しての意見ですが・・・ まだまだ自分にもいたらないとこがあり、反論の余地はまだあるとおもいますがディベートでないので勘弁してくださいw これから参考URLを見てさらに理解を深めたいとおもいます。 反対意見を上げていただき非常に参考になりました。