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★エレキのコード ○(on○)って・・・?★
タイトルのとおりなのですが、コードでE(onB)やE(onG♯)というのは普通のEとどう押さえ方が違うのですか? 回答お願いします。
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「○on×」というコードは、ベース音指定コード、あるいはオン・コードと呼ばれるコードで、基本的なコードは○とし、その上でその構成音の最低音(ベース音)を×の音程にしたコードになります。 この時のベース音の指定は、コードトーンに含まれる音を指定されるとき(この場合はコードの転回形を具体的に指示していることになります)も、コードトーンに含まれない音を指定されるときもあります。 質問文にあるものについては、いずれもEのコードトーン(Eの構成音はE-G#-Bです)がベース音に指定されている転回形の指定になります。 E(onB)の場合は、Bの音程は5弦2fないし6弦7fで得られるので、そこが最低音になるように弾きます。開放弦を使うEのコードフォームを基準にすれば6弦をミュートして弾く、7fバレーのフォームを基準とすれば6弦を省略せずに弾くことで、最低音がBになり、E(onB)のコードになります。 E(onG#)の場合は少し押え方がきつくなりますが、6弦4fにあるG#(薬指)と、4-5弦2f(人差し指小バレー)、3弦4f(小指)を拾い、1-2弦を開放で鳴らすというフォームなどがあります。響きが軽くなってもかまわないのであれば、4弦6f/薬指・3弦4f/人差し指バレー・2弦5f/中指・1弦4f/人差し指バレー(可能であれば6弦4f/人差し指バレー・5弦7f/小指を加えても可)とか、5弦11f/薬指・2-4弦9f/人差し指バレー・1弦12f/小指というフォームも可能でしょう。 いずれにしても、ベース音として指定された音程がどこにあるかを把握し、そこが最低音になるようにフォームを考えるのが良いでしょう。 なお、例に挙げられている以外のオン・コードについて、ベース音が他の音程と近い場合などは、敢えて近接している音を外したり、オクターブ上に移したりして不協和音を避けることもあります。例えば、A(onG)の時はベース音のGは6弦3fで得られ、Aの開放弦を絡めたフォームでも小指を伸ばせばベース音をカバーできますが、そのベース音とAのルート音(5弦開放)とが近接しているため、これを同時に鳴らすと響きが濁ります。この場合、ベース音に近い5弦開放のルート音はミュートしてしまうのが無難です。特にローインターバルリミットにかかるような低音(単純に考えるなら5・6弦あたりのローポジション)でベース音を取る時には、こうした注意が必要でしょう。 ちなみに、スコアについてくるコード表記については、バンド全体で形成しているコードを示している場合が多くあります。もし一緒に演奏する編成の中にギターよりも低音を出せる楽器がいる場合(大抵はベースがいると思いますが)、オン・コードでのベース音指定についてはその低音を出せる楽器に任せ、ギターはベース音指定を無視して上のコードだけを弾くことも選択肢の一つといえます。 また、仮に楽器隊にベースやキーボードがいないなど、他にベース音を任せられる楽器がなく、それでもベース音指定コードのフォームでは弾きにくいという場合には、敢えてコードの響きが変わることを飲み込んだ上で、ベース音指定を無視して演奏するということも実際的な対処ではあります。ベースラインクリシェなどで印象的なラインを作っている場合などでは、ベース音の省略が曲の印象を大きく変えてしまう可能性がありますが、そうでない場合にはベース音を省略してもコードトーンさえしっかり出していれば問題がないこともあります。 いずれにしても、ベース音指定コードを解釈する上では、まずはギターの指板上のベース音を出せるポジションを把握し、そのポジションに近い位置で展開できるコードフォームと組み合わせて、コードフォームを形成することになります。ギターの指板上の音程の配置について、少し詳しくなっておくと有利でしょう。 参考になれば。乱文失礼しました。
- too3
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例えば、E(onB)は「イーオンビー」ですから、B音の上に乗ってるEコードの事です。 すなわちベース音(最低音)がBの音になります。 押さえ方は普通のローコードのE(1・2・6弦が開放のやつ)の押さえ方で6弦をミュートすれば一番低い音がB(5弦2F)になるので、E(onB)になります。 他のケースでは押さえにくいモノも出てきたりします。 その時はある程度省略したりするのが一般的です。 E(onG♯)の場合などは、そもそもコードは曲全体で考えるので、バンドの場合ギターはそのままEコードを弾き、ベースがG#音を弾いたらOKです。 ギターのみの場合などは必要に応じて要らない音を省略したりするか頑張って押さえるかです。(絶対無理なフォームになったりしない様、上手に考えてください) 曲によってケースバイケースなので同じコードでも押さえ方が色々になります。 (一番低い音にしない場合や、あえて無視してそのままのコードで行く場合すらあります・・)