No.10、No.13です。丁寧なご説明ありがとうございました。
外国人を喜ばせようとするのではなく、「これぞ日本の歌」のような歌をお考えになったほうがいいのではないかと思います。日本が感じられる曲なら、どんな曲でも外国人は喜ばれるはずです。まず、あなた自身はその曲から日本が感じられるかどうか、ご自分にお聞きください。もし感じられるなら、「これだ!」と思います。メロディーと歌詞は両方重要だと思いますが、今回のような場合はやはりメロディー重視だと思います。日本らしいメロディーの中に「ファ」、「シ」が多いような気がします。童謡、唱歌、民謡あたりはいかがでしょうか。
私は日本の歌をたくさん聞いていないのですが、メロディーからとても日本が感じられる曲は次の三曲です。
・「さくら さくら」
・「荒城の月」
・「赤とんぼ」(ただし、この曲はギターの音色に向いているかどうか自信がありません。)
申し訳ありませんが、「さくら さくら」と「赤とんぼ」のメロディーは好きですが、「荒城の月」のメロディー自身があまり好きではありません。でも、日本人の友人が「荒城の月」を演奏してくれるなら、やはり嬉しいと思います。日本が感じられる曲なので。
私も日本人の友人の家でギターの演奏を聞いたことがあります。友人はフォークをたくさん弾き語ってくれました。日本語で歌っていたので、別に違和感を覚えていないと思います。とても素敵な演奏でした。一番好きな曲は「なごり雪」です。
またカラオケの話をして申し訳ありません。小田和正の「ラブストーリーは突然に」はただの流行曲ではないと思います。同年代の中国人の友達と一緒にカラオケに行った時、日本語がわかる人がいたら、必ず誰かその歌を注文します。『東京ラブストーリー』は九十年代に初めて中国に進出した日本のドラマです。私たちはこのドラマを見ながら、自分の少年時代を歩んできたのです。この曲を聴くと、私たちの少年時代を思い出されます。確かに日本が感じられるメロディーではありませんが、ただの歌ではなく、絶対捨てられない大切にするものはこの歌にあるのです。
家族と一緒にカラオケに行った時、「荒城の月」を歌ったことがあります。祖父(もう八十歳以上)は「あなたは日本語がわかるでしょ。じゃ、日本の歌を歌ってよ」と私に言いました。その時、「荒城の月」を歌いました。「日本らしい曲なんだ!」と歌い終わった時、みんなに誉められました。日本語がわかる人にとってもわからない人にとっても「荒城の月」はやはり日本が感じられる名曲だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 貴重なお話を聞かせていただいたことを、感謝します。 「荒城の月」を改めて見つめ直す事ができました。 また自らの日本人らしさとは?という、 長年感じてきた問いの答えに近づける気がします。