- ベストアンサー
この予防接種、なぜ任意なの?
おたふくかぜと水疱瘡の予防接種はなぜ任意なのでしょう? 近くの小児科の予防接種は、おたふくかぜ7000円、水疱瘡8000円。 受けるか受けないかは、お母さんにお任せします…とのことです。 しかし、このサイトをはじめ、さまざまなネットでの掲示板を見ていると、受けるという方が大半で、たまに受けないという人がいると“受けない人が近くにいると迷惑”とか、“受けないのはその人の勝手。でもうつさないでよ”“後でお子さんが大変なことになるよ”といったような、非常識人間な扱いを受けているのを見るにつけ、任意のはずなのにここまで言われていると自分が言われたわけでなくても非常に不快な気持ちになります。 お医者さんは、幼稚園など集団生活をする前に受けたらいいとは言うものの、絶対的に勧めるわけではありません。 私も幼稚園に入る前でいいと思っていますし、予防接種を受ける前に自然に罹ってくれたらそれでいいという考えです。今のところ専業主婦ですので、会社を休まなくちゃとかいう心配がないからです。でも、値段の高さを聞いてびっくり、とりあえず幼稚園に入るのはまだ先なので受けるかどうかはもっと先に考えようと思います。 ただ、こんなに受けることが常識になっているならば、任意ではなく、公費で接種させてくれれば、と思うのですが、なぜ任意なのか、わかる方がいれば教えてください。
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
おたふくは、以前使用したワクチン株(占部株)の弱毒化が不十分であり、それをMMRワクチンとして混合して定期接種した結果、健康被害が多発しました。(現在のおたふくワクチンは別のワクチン株を使用しています。) これが契機となり、国は新ワクチンの定期接種化に非常に慎重になったと聞いています。(水痘は、MMRの接種が中止されてから、日本で新規開発されたワクチンです。) 尚、私は19歳で水痘に罹患し2週間入院する羽目になりました。 (学校伝染病での出席停止) 水痘の自然感染は、帯状疱疹という厄介な2次疾病を数十年後に起こす危険があります。 おたふくは睾丸炎、卵巣炎、無菌性髄膜炎の他に病後のムンプス難聴という後遺症の懸念もあります。 PS. 現在行われている定期接種は、実質的に一種の任意接種で、昔のような集団強制接種ではありません。 「任意接種」と「定期接種」の違いは「自費」「公費」等です。
お礼
わかりやすいご説明ありがとうございます。 そういえば今、日本脳炎の予防接種は中止ですね。時代によってコロコロ変わるものなんですね。