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保険外治療について
一部を治療していわゆる銀歯を全部かぶせた下奥歯(別の歯科医でかなり昔に治療)だったのですが、 その中で歯肉際の虫歯が奥まで進行してしまい 「こういう進行状況では上部分は残せない」 と根を残して全部削りました。 「前の金属(銀歯)と自分の歯の隙間から虫歯が進行してしまった。こういう保険内での金属だと耐久性や精度が劣る。」 「こんど虫歯になったら根も抜かなければならない。」 「下側なので見えるしセラミックかゴールドのような精度のきちんとしたもので長く使えるようにした方が良い」 「歯肉にかかる部分なので、精度をあげる為に歯肉を切開してきちんと型をとる」 と言う説明でゴールドのもの(8万円)を選択しました。 切開しての型取のあとのプラスチック?で練り付ける仮歯も 「精度が必要なので歯肉が盛り上がり入れるときに邪魔しないように良いものを使わせて欲しい」 と 保険外2000円のものを使いました。 結局出来たものは、 入れるときにかなりきつくて30分以上調整(上の自分の歯まで削って)したのですが でも入れたゴールドの内側付け根に舌や指でハッキリわかる段差があり歯肉から飛び出しているんです。 「理想の形のもので入れた 内側の出っ張りは何かあったらはずすため 歯肉も歯磨きをしっかりすれば少し盛り上がり落着いてくる」 と説明を受けましたが 最初と話が違うんじゃないか?と不安です。 こういう保険外の治療はどう判断すれば良いでしょうか? もし妥当ではないのでは?ということであれば、その説明までして頂けるとありがたいです。
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○保険内での金属だと耐久性や精度が劣る~ 本来、保険治療と保険外治療で材料そのものによる耐久性や精度の差はほとんど有りません。 金やセラミックの方が制度が良いというのは歯科医師の認識の間違いか知識が無いという事になります。 (あるいは自費治療に誘導するための口実、手段の場合もあります。) 但し、自費治療で、治療~型どり~その型による模型製作の過程で保険では通常使用できないような制度の高い材料などを使用した場合やより丁寧に時間をかけて治療した場合などは、やや精度のよい物ができる可能性はあります。 しかし保険のものでもほとんどそれに劣らぬ十分な精度は有りますので、例えば保険で手抜きをしていい加減な治療しかしていないなどの場合以外は保険、自費による「精度」の差はほとんど無い、と言っても大きな間違いでは有りません。 制度に関しては冠を作る歯科技工士にも同じような事が言えます。 大変に言い訳がましいのですが、現在の保険治療での技術料金はほとんど採算の取れないレベルになってしまっていますので、どうしても丁寧な作業がおろそかになりがちです。そういった点での精度の不良は有り得ます。 耐久性に関しても、保健用の金属はある程度変色(黒っぽくなる)可能性は有りますが耐久性そのものは金(金合金や金-白金合金)と大きな差が有るわけではありません。 セラミックの場合確かに安定した硬い材料ですが、硬すぎたり脆かったりで、色が良いことを除けば金属に勝る物ではありません。 適合制度は一般的には金属冠の方が優れます。 歯科医師の説明は少しおかしなことになります。 ○内側付け根に舌や指でハッキリわかる段差 これは本着けする際に仮着けした冠を取り外すためのノブ(出っ張り)ですので、今は気になっても本着け時に削り取ってしまいます。 ノブを着けずに仮付け後強引に辺縁をこじって取り外す歯科医師も有りますが、ノブをつけておくほうが正しい治療法です。 しばらくの我慢(のはず)です。 ○仮歯も~保険外2000円のものを使いました~ 仮歯に関しては元々保険の適応はありませんので自費の扱いになります。千円~程度の負担は普通のことです。 ○かなりきつくて30分以上調整(上の自分の歯まで削って)したのですが ~ これはおそらく何かのエラ~です。 正しく治療、製作が出来ていればそんなことはありません。 (悪く言えば)不良品をごまかして装着してしまった可能性は有ります。 但し、様々な理由で自分の歯を僅かに調整する事は有ります。 噛み合せの微調整に30分程度掛かる事は有りますが、はめ込みがきついというのは冠の内面が小さいか隣接する歯とのあたりが強すぎるか、あるいは仮歯の不良で隣接する歯が移動してしまったか、などの問題がある場合が多いです。 ◎結論?は?? 今回行われた治療そのもの、あるいは自費治療の必要性についての妥当性云々は別として、説明に関しては残念ながら大いに疑問があります。 少なくとも、同じ程度の技術で治療、~冠の製作を行った場合決して冠の材料による精度や寿命の大きな差は無いはずです。 と言う事で、ご参考になりましたでしょうか。 あくまで個人的見解ですのでご承知おきください。
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- katatumuriojisan
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あくまで私見ですが、詳しく説明を聞けば聞くほど何か問題がある冠を被せられたように思えてなりません… 段差に違和感があるが本当にこれで良いのか? 噛み合せの調整は別にしても、装着時にあれだけ削ったという事は本当に正常なことなのか? 歯科関係の人に聞いても何かすっきりしない印象をもたれたが… 等歯医者さんで質問して、とにかく良くお話を聞かれたほうが良いと思います。 何か少しでも疑問に感じる答えが返ってきたらやり直しを要求してみる事も出来ますが…… ■■■ こちらのカテゴリーの回答者には経験豊かな歯科医師も多く見えます。 気長に待つか再質問されれば、そういった方々の意見も聞けるかもしれません。
お礼
katatumuriojisanさま 詳細を書くと関係者に分かってしまうので省略いたしますが 別の歯科医でセカンドオピニオンを受け、 また歯科医で突っ込んだ質問をし、説明を受けて当方も納得できました。 やはり説明不足からくる行き違いの部分が大きく 諸々の疑問や不安もほぼ解消しつつあります。 本当に何回も丁寧にお付き合い頂いてありがとうございました。
- katatumuriojisan
- ベストアンサー率71% (353/491)
追記します。 冠の材料としてゴールド系の金属は様々な点から最も理想とされる物ですので、それを使う事は悪いことでは有りません。 今回の治療もその点では良い治療を受けられたと考えて良いと思います。 しかし、自費治療でしかも支払われた金額は相場から考えても安いほうでは有りませんので、きちんと納得した状態で治療を終わられるべきかと思います。 歯茎から出っ張っている、というのがどの程度でどの様な状態かはっきりとは判断できませんが、それが舌に引っ掛るような物、あるいは爪が引っ掛る、爪楊枝が引っ掛る、そんな状態でしたら正常では無い様にも思います。 その違和感をしっかり訴えて、それに関する説明をきちんとしてもらって下さい。 どうしても納得の行く説明が得られない場合、セカンドオピニオン(例えば総合病院屋大学病院の歯科等)をお受けになったり、地区の歯科医師会などで相談窓口を紹介してもらうなどの方法も有りますので、それらを行うのも良いと思います。 装着時に30分も調整した事などを考えてみても、どうも何か問題があるように思えてなりません。 よろしければ確認された際の歯科医師の説明など今一度お聞かせ下さい。
補足
何回もご丁寧に本当にありがとうございます。 次回が入れてから最初の来院になりますので、アドバイス頂いたことを受けて説明をしてもらうようにするつもりです。 1ミリまではいかないと思いますが舌、爪、爪楊枝ともハッキリと引っ掛る段差です。 最初に合わせた助手の方も、また歯科医の方も 第一声は「・・・大きいな・・・」で、私自身もとてもキツイ感じでした。 歯肉もまた拡げるか切開したのか出血もしたのでかなりウガイをさせられて、 ゴールド冠自体や土台?を何度も削り、調整した上でなんとか入るようになりましたが 最終的には高さも入れてから上の歯を削り、合わせた形です。 入れてから1日半くらいは痛みもありました。 「噛み合わせを考え、理想の形で作ったので微調整に時間がかかったが良い形で入っている」 「内側に出っ張りがあるが何かあったらはずすため、あまり舌で触らないように」 「歯肉も歯磨きをしっかりすれば少し盛り上がり落着いてくる」 助手一人と歯科医一人の計2名で一度に2人の患者を診る形式で 私一人に予定外の時間がかかった為、他の患者さんをだいぶ待たせており急いでいたのでしょうか、 最後にほぼ一方的に説明されて終わったような状況でした。 また最初から噛み合わせを執拗に追求する方で 「噛み合わせ異常」からくる様々な弊害は何度も説明されました。 以上でお答えになっておりますでしょうか?
- katatumuriojisan
- ベストアンサー率71% (353/491)
No..2です。 ○現時点では「あくまで仮着け」という認識で良いのでしょうか? 「内側の出っ張りは何かあったらはずすため」と説明のあったでっぱりが、小さな棒状(マッチ棒の頭の様な)で1ミリ程度の大きさ(かそれ以下)の物でしたら 間違いなく取り外し用のノブかと思います。 これを付けたままで本着けしてしまう事は絶対に有りませんので今は仮付けと考えて良いと思います。 そうではなく何やら微妙な膨らみでしたら、正しく出来なかった冠の形、あるいは歯との境目に出来た段差に対する言い訳の可能性も無いとは言えません。 しかし、完全に本着けしてしまった場合、多くの場合は切り裂いて外さなければ取れませんので、やはり今は仮付けの様な… ご質問の文面からはこの程度の判断しか出来ません。 尚、当方は歯科医師では有りませんので、先ほどのお答え共に、一般論としてお受け取り下さい。
お礼
次回、歯科医に確認してみますが 「仮付け」と言う話は一切ありませんでしたし 一部の突起というより後者のようです・・・。 何回も丁寧なご回答、本当にありがとうございました。
- 326june2
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これは私の個人的意見で、すべてがそうとは限りません。 歯医者は結構技術の差が出てしまうのではないかと思います。 保険内で確りと治療する歯医者も居ますし、 保険外でも、たいしたことの無い歯科医も居ります。 以前に保険では難しいということで、保険を使わないで治療したのですが、 昔保険適用内で治療してもらったのと殆ど変わらないことがありました。 保険外のほうが儲かるのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
懇切丁寧な回答、誠にありがとうございます。 参考のご意見とは言え、疑問に思っていたことをご指摘頂き 少々気持ちも楽になりました。 一つだけ、これも歯科医からは何も話はないのですが 現時点では「あくまで仮着け」という認識で良いのでしょうか?