フォレスト・ウィテカーは監督しても俳優としても素晴らしいですよね。
さて、今回は主演男優賞、そして助演女優賞にジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」)が黒人ですね。
エディ・マーフィーも助演男優賞候補でしたが落選してしまいました。
会場で落選を知ったらショックのあまり退場したそうですが…
もしエディ・マーフィーも受賞したら、それこそ白人から(適切な表現でないかもしれませんが)『オスカーは黒人の為にあるんじゃないか?』という捉え方をする世論もあったのではないでしょうか。
ハリウッドでも有色人種の地位や待遇については以前から向上を望む意見や、依然として待遇が良くないと言われていますが、それでも近年ではテレビドラマもそうですが、出演者の中に黒人やヒスパニック系、アジア系を含む様になってきています。
これは、有色人種を観客に取り込もうとする動き、そして偏見の無い社会を構成すべきである、という力が働いていると思えますし、
「ポリティカリー・コレクト」という、表現や用語に人種・民族・宗教・性差別などの偏見が含まれていないことを指す風潮になっていますので、今後はそういった人種の偏見やイメージは更にデリケートに、且つ垣根が低くなっていくべきでしょう。
まあ、そこまで細かく考えなくても、今回の受賞については実力に伴った内容だと私は思いますよ。
過去のヒスパニック系受賞者で私が知っているのは
80年代に『落ちこぼれの天使たち』
という学園感動ドラマで教師役を演じたエドワード・ジェームス・オルモス(テレビ『マイアミ・バイス』『ホワイトハウス』、『ブレードランナー』等)が受賞したのが有名です。
ヒスパニック系俳優ではエバ・メンデス(『最後の恋のはじめかた』『ゴーストライダー』等)が人気が急上昇しています。
お礼
有難うございました。 質問掲示板ですので、本来意見を述べる場では無いのでしょうが、御主旨のようなご意見を聞きたくて、投稿しました。 「ポリティカリー・コレクト」新しい言葉を教えていただき、有難うございました。