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オランダで風景を描きたい
私は春からオランダに住む事になりました。 絵を描く事が好きなので、せっかくだから休みの日に 外でスケッチをしようと思うのですが、 オランダって、風が強そうですよね。 描く時イーゼル(スケッチブックを垂直に立てるもの) を立てたいのですが、無謀でしょうか。持って行くかどうか迷ってます。 初めて行くところなので分からなくて…。 ご意見頂けると嬉しいです。
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ヨーロッパで美術学校の学生をやっておりました。 オランダも含め、イーゼルはなくても描ける体勢を取っておいたほうが早いです。スケッチであって、油絵とかじゃなければ。 簡易イーゼルはしょって歩き回るとやはりジャマですし、重い。 また、地面が真っ平らならいいですが、石畳の多いヨーロッパではバランスが悪くガクガクすることもあります。 少なくとも、最初ははがき大か、せいぜいF3ぐらいの大きさのスケッチブックで短い時間で多く描くほうが飽きないコツだと思います。野外スケッチは天気がよければ日が当たって案外暑いし、冬は足元からじわーと寒さがきます。鼻水たらしながらスケッチしたこともあります(そういうわけでティッシュも必須ですね)まわりの人目もあります(かなり恥ずかしい) 水彩などで色をつけたい場合は、自分の胸の高さぐらいのものをひたすら探します。オランダではあまりないですが、ヨーロッパの城とか橋ののぞき穴みたいなところはなかなか便利です。ここにスケッチブックと道具一式置いて準備完了。 それもなければ、小さい折りたたみ椅子のほうがイーゼルよりも重宝します。折りたたみ椅子に座って地べたに道具を置いてやります。 家に帰って印象を思い出しながら手直し入れたり、写真に撮っておいて手を入れたりします。 大量の道具を動員してやると、セットアップや撤収だけでも時間かかるし、とにかく重いのでやめたほうがいいです。
お礼
回答ありがとうございました。 とても参考になりました。 私の場合、今まで野外で描いてて困った事のあるのは風の事ぐらいだったので、 それしか頭になく、石畳や気温の事は気がつきませんでした。 大変そうですね。。 イーゼルも、あるととても便利ですが、きつそうなので、 持っていかないでがんばる事にしました。 TeaTrees様も、だいぶ海外で試行錯誤されたご様子。 貴重な体験談を、本当にありがとうございました!