No2です。
頚骨のズレとは別の原因で起こる眩暈について申し上げます。
私の妻です。18年前に、突然の眩暈で動けなくなり医師から『メニエール氏症候群「良性頭位性めまい」です。これは治りませんので、良くなったり悪くなったりを繰り返すでしょうが、一生病気と仲良く付き合ってください』とのことでした。
案の定治らず、症状の強弱を繰り返していましたが、不定愁訴も抱えており別のことで細かい血液検査を受けることになり、結果が出ました。悪い所はただ一箇所『低フェリチン血症』しかありませんでした。俗に言う貯蔵鉄の不足した『隠れ貧血』で、一般病院ではそれを指摘するところは未だに見たことがありません。
ヘモグロビン 13.2g/dl ヘマトクリット40% フェリチン値 18ng/ml(女性の基準値 5~70)・・どの医師も全く異常なし!と診断する所です。
しかし、これを『潜在性鉄欠乏』と診る先生の考えが完治の切欠になりました。鉄の欠乏による潜在性鉄欠乏症は (貧血と同等の症状が起きる事が本にも記されている) 、鉄だけではなく総体的な栄養欠損であり、タンパクやビタミン・ミネラルを至適量(所要量とは別)摂取しないと改善しないものです。
当時、肩や腰の異常な痛み、酷い肩凝り、関節の痛み、冷え性、常に持つ疲労感、朝は起きられない・・・等々があり、不思議なことにそれらも全て解消され、以来17年間、家内はそうしたことに殆ど苦しめられることがなくなりました。不思議なことに嫌いだったレバーや肉類まで、好んで食べるように食傾向も変わりました。
10年ほど前、ある医師の奥様が私の妻と同じ状態になり、医師の沽券にかけても治してみせる、と誓ったそうです。ありとあらゆるクスリを試しても一向に改善の兆しも無く、そのうちに、噂を聞きつけた悪しき人たちが『これが良い・アレが良い』と健康食品を奨めに来て、全部試して見たと云います。数人の方から、数種類の健康食品を別々に100万円も買い、それでもやっぱり治らなかった。
最後には神頼みになり、神社の1本一万円もする水を飲み、これで治ってくれ! と願までかけて ・・・でもやっぱり治らなかった と云います。(医師がそこまで言うか! と云うほどあからさまな告白に近かったです )
本当は医師だから知っていたのですよね『この病気は治らない』ということを。
結局辿り着いた事は、低フェリチン血症の発見と栄養的治療でした。治る理論を書き連ねるのは不可能に近く、ここでは残念ながら記す事は出来ません。
お礼
すごく興味深いご意見ありがとうございます。 実際私も、貧血気味で偏食です。 食べ物の好き嫌いが激しい上、料理も下手なのででき合い物をよく食べます。肩こり、腰痛、冷え性、むくみなどの症状もあります。 まさしく似ていますよね。 さっそくHPを拝見させて頂きます。 貴重なご意見ありがとうございました。