今は違いますが,昔,女性が禿げたと言えば,たいていはパーマが原因でした。
その原因は,はっきりわかっていて,テンション(引っ張る力)が原因です。
そのため,毎日,髪の毛をきつくまとめて縛っている女性の場合,前髪が後退する脱毛症になることもあるのです。
ただし,現在のパーマ技術では,そこまでテンションがかからないようにしていますし,また,以前よりも弱いテンションでもしっかりパーマがかかるように技術改良も進んでいます。
ですから,禿げるという心配はいらないかもしれません。
しかし,長年,パーマをかけ続けていますと,パーマの薬液の影響で,髪質が変化してしまいます。
なお,現在では,パーマ第2液をまるまる1本(4~500cc)を雑草にかけても,一旦枯れかけますが,そのうち復活しますので,枯れ葉剤とか除草剤などと言えるかどうかは疑問だと思います。(そういう話が流れ出した頃,すでに改良されていたように思います)
でもまぁ,一応,理屈は枯れ葉剤などと同じだと思いますから,影響がないわけではないと思われ,たぶん,髪質変化の原因のひとつはこれかもしれません。(たぶん,第1液の働きも関係していると思いますが,医学的実験をしてくれる人がいないため,少なくとも私はデータを持っていません)
なお,コールドクリームなどを頭皮全体に塗ってからパーマ液をかけるようにしていれば,一応,これは避けられるのではないかと思われます。(ただ,今度は,コールドクリームが毛穴に入り込むことが問題にならないかという心配が生まれてしまいますが・・・)