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血栓が上肢ではなく下肢にできやすいのはなぜ?
はじめまして。 先日、血栓について調べていたのですが、血栓は上肢ではなく、なぜ下肢にできやすいのでしょうか? 上肢は下肢と比較すると動作を伴いやすいためかな、と考えたのですが、私の憶測にすぎません。 下肢は上肢に比べて長いため、末梢には循環しにくい、とも考えたり…。 もし、ご存知の方がいらっしゃれば、ご教示願います。 よろしくお願いいたします。
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やはり重力によるというのが主因でしょう。 たとえば手を骨折した際、その手を上げているか下げているかで浮腫のできかたも違います。 これは重力により体液がうっ滞するためですので、浮腫防止のためにも「高挙安静」というのが基本となります。 また血圧は動脈では当然高いですが、心臓に帰る静脈ではかなり低くなり、還流は血管の平滑筋や筋ポンプによる補助があって行われています。 しかし静脈では動脈より平滑筋は薄くて弱いですのでそれでも還流はゆっくりで、重力のため下肢のほうが血液がより戻りにくくなります。 ですので血液は下にたまりやすく上にはたまりにくいということになり、血栓も血がたまりやすい場所にできやすくなるというわけです。
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- Luminara
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回答No.1
重力の問題で、うっ滞しやすいから、でしょうね。
質問者
お礼
即答、ありがとうございました。
お礼
わかりやすい説明、どうもありがとうございました。 やはり重力が起因しているんですね。 動脈と静脈との循環のしくみの違いなどからも下肢の方ができやすいことがわかりました。 解剖学的なことも視野に入れて、更に理解を深めていきたいと思います。 どうもありがとうございました。