★『普通の電卓』と『関数電卓』の2つを作るの?
・『私はVBの基礎が少しできる』という事なので電卓の原理のヒントを少しだけアドバイスします。
●『123 + 234 =』の場合
・『変数A』を計算結果メモリ、『変数B』を入力用メモリとします。
・まず『変数A』と『変数B』を初期化(0)にします。
・数値 123 を『1』『2』『3』という感じでキーボードより入力される数を『変数B』に入力します。
『変数B=変数B * 10 + 1』⇒変数B=0 * 10 + 1=1
『変数B=変数B * 10 + 2』⇒変数B=1 * 10 + 2=12
『変数B=変数B * 10 + 3』⇒変数B=12* 10 + 3=123
と処理します。
・『+』記号で『変数A』に『123』という数値を代入する(最初のステップは代入処理→ポイント)
このとき『変数A』の代入後は『変数B』を 0 に初期化して、次のステップに備えます。
・次に数値 234 を『2』『3』『4』という感じでキーボードより入力される数を『変数B』に入力します。
『変数B=変数B * 10 + 2』⇒変数B=0 * 10 + 2=2
『変数B=変数B * 10 + 3』⇒変数B=2 * 10 + 3=23
『変数B=変数B * 10 + 4』⇒変数B=23* 10 + 4=234
と処理します。
・『=』記号で『変数A』に『234』という数値を加算する(前回の演算記号を使ってね)
・これで『変数A』には『357』という数値が入っているので画面などへ結果出力します。
もちろん、途中で入力されている『変数B』の数値も画面などへ表示しますよ。
・以上。電卓の基本でした。
ポイント:
・計算前(+234)の(+)演算記号を変数などに保存しておく必要があります。
・また関数電卓の場合は『+-』よりも『×÷』を優先して計算させる処理も必要になります。
他にも『sin,cos,tan』関数のボタンが押されたときに『変数B』の内容を変化させる必要も
ありそうですね。
・それから浮動小数点を使うときは『誤差』に注意して下さい。つまり、
『1.23456000』という入力を数値に変換しても『1.23455998』などとなったりします。注意!
・その他、いろいろ電卓を研究する必要があります。
お礼
ありがとうございます。 まずは、原型電卓を作ることにします