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水槽に敷く砂利

水槽に砂利(大磯など)の変わりに、ガラスを砕いたものや、小さいガラス球を敷くと、熱帯魚や水草にどんな影響が考えられますか?

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  • bellena33
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回答No.2

水の濾過は微生物をメインとして成り立っており、それ抜きには語れません。 底床はその微生物の重要な住処となっています。 フィルターは バクテリアによる硝化作用(アンモニア→硝酸)が主目的ですが、 底床は その前段階(残り餌→アンモニア,その他の無機物)を主に担います。 フィルター内の硝化バクテリアが水の浄化に十分な数に揃っても、 立ち上げ半年~1年くらいの間、いまいち水槽内の環境が安定しないのはそのためと考えます。 これは、水棲生物よりも水草にとって、その傾向が顕著です。 -- さて、砂利をガラス球に変えた場合の影響ですが... ・砂利の表面の凹凸が減少し、微生物の数が減る。 ・残り餌がガラス球の隙間に入り込み、そこで腐敗する。 ・底床の保肥力がほとんどなくなり、固形肥料をやるとコケだらけになりやすい。 ・色によっては、魚が落ち着きを失ったり、体色が薄くなる。 などの影響が予想されます。 特に、残り餌が底床の隙間に入り込む状態は、環境を大きく悪化させる要因で、 フィルターをどれだけ大きなものに買い換えても一向に改善しなかった環境が、 粒の細かい底床に変えるだけでピタリと収まることがあります。 大磯砂は、上記の点で、総合的にバランスが良いために、長年のベストセラー的存在となっています。 定番品にはそれなりの訳がある...といったところでしょうか。 底床の理想的条件を追求すると、どんどん選択肢が狭まってしまうのですが、 インテリア性を優先されているようですので、観賞魚用品でご希望の色合いの底床を探された方が賢明だと思いますよ? その際、アルカリ側に水を傾ける底床は避けるようにして下さい。 金魚に最適だとかグッピーに最適だとかいう底床は、アルカリ性の底床の可能性が非常に高く、 シクリッド用や海水魚用は100%アルカリ性なので論外です。 理由は、大半の水草が弱酸性を好み、アルカリ性では水草の吸収できるCO2ではなく、 HCO3-として存在する比率が大きく上がるからです。 また、角が鋭利なものは、観賞魚用であるなしに関わらず、体を傷つけ 病気の原因になりやすく、底棲性の魚に対しては特に不向きです。

erizo
質問者

補足

詳しい回答ありがとうございます。 やっぱり、不向きですね。 大磯が人気なのは、それなりの理由があるのですね。

その他の回答 (1)

  • dosvuser
  • ベストアンサー率32% (44/135)
回答No.1

普通のガラスを砕いただけならば砕いた小さなかけらなどが餌を食べる際に体内に一緒に取り込まれる危険性があるように思えるので、ちょっと不向きかと思います。

erizo
質問者

お礼

ありがとうございます。 体こすり付けたりするから向いてなさそうですね。