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格安航空券の早期手配について
こんにちは。 海外旅行が好きでよく格安航空券を利用するのですが、格安チケットの手配について教えてください。 条件は以下の通りです。 ・旅行に行くのは盆・正月・GWの連休中 ・チケットはエコノミー格安航空券で、飛行機だけ、 あるいは飛行機とホテルのフリーツアー ・旅行に行く場所を決めるのに、値段と飛行機の便(週に何回飛んでるとか、乗り換えがあるのかないのか程度)を参考にしたい ・だいたい半年前から手配をかけて安いチケットを確保したい ネットでもたくさんの検索サイトがありますが、各航空会社の予定も値段も確定してないからということでしょうか、表示されないことが多いです。 旅行会社にきくとだいたい去年実績を教えてくれて、事前予約を入れてくれますが、場所が決まらないと聞きにくくて・・・。 (決まれば実際手配するのは旅行会社に行ってもいい) 例えば12月1日にABロードのサイトで「4月30日出発、香港、3~5日」で検索しても「該当なし」となります。 旅行場所を決める参考にするのに何かいい検索方法があれば教えて下さい。
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こんにちは、ANA VISA/アミティエの件に引き続いてお会いします。 ご質問の内容は (A)格安航空券や正規割引航空券を早いうちから手配すると安上がりになるか (B)数か月先の航空券の値段(格安、正規割引とも)はどうすれば分かるか ということですね。 ●格安航空券 格安航空券はご存じの通り、航空会社が「包括運賃」(宿泊などとセットで売ることが前提の運賃)として出している航空券を、旅行会社が独自に値付けして単体で売っている航空券です。値段や販売条件が旅行会社ごとに異なるのも既にご承知でしょう。 値段を含めて商品概要が発表されるのは比較的遅く、出発日の1~3か月くらい前です。また需給や他社の動向によって、発表後に値段が改定されたり新しい商品が出てきたりします。たいていは最初は少し高めの価格設定で、売れ行きなどを見ながら少しずつ下げているようです。いわゆる「値段がこなれてくる」状態です。 格安航空券を早く買うと安くなるか? なることもあります。格安航空券とは「格安」とは言っても別に「出発日直前の投げ売り航空券」とイコールではありません。単独で売られている包括運賃航空券の俗称に過ぎません。 確かに「出発日直前に余った航空券を安価に放出」という売り方もあることはあります。しかし同時に「多少安くしても早い段階で一定の乗客を確保する」という販売戦略も存在します。例えばノースウエストなどこの売り方が好きなようで、「35日前までに買えば割安」という格安航空券やツアーが多数出回っています。 ただし早いといっても半年前となると発表されている商品自体がまずありません。安い安くない以前に検索しても「該当なし」という結果になるわけです。 昨年実績を参考にすることはできますが、それを見つけてくるのが非常に難しいと思います。定価商品でない上に発売元もばらばら、さらに条件も商品ごとに異なるため統計が取りにくく、「方面別・時期別価格一覧」としてまとめられていることはちょっと期待薄です。 ●正規割引航空券 正規割引航空券は航空会社が直接販売している割引航空券で、いわば「定価販売」です。同じ種別の航空券なら早く買っても遅く買っても値段は同じです。ただし正規割引航空券は購入期限が異なる商品が複数用意されていて、購入期限が早いほど割安になっています。「購入期限が早い商品を選べる」という意味でなら「早く買えば安くなる」とも言えます。 正規割引航空券の購入期限の区切りは、当日/3日前/7日前/14日前/21日前/28日前/35日前などです(方面により設定は異なる)。中にはルフトハンザの「ユーロマンティックWEB得42」のような42日前型や、かつて売られていたタイ国際航空の「TG前売り60」のような60日前型もあることはありますが、そこまででしょう。半年やそれ以上前に予約するのは安く購入する目的というより、確実に航空券を入手する目的でです。 正規割引運賃は年2回、2月に4~9月分、8月に10月~翌年3月分の運賃額が発表されます。(運賃種別によっては2月に通年分発表されることもあります) そのような事情から現時点では4月の運賃は未発表ですが、No. 3, 4のご回答のように予約だけ入れてしまうことは可能です。購入するかどうかの決断は運賃額が正式発表になってから行えばよく、その時点でのキャンセルにキャンセル料はかかりません。 こちらは格安航空券と違い定価商品なので、年間の「方面別・時期別価格一覧」が入手可能です。No. 4でnamileonさんがなさっているように予め手許にダウンロードしておくのはうまい方法だと思います。運賃切り替わり後もしばらくは元ファイルが残っていることが多いのですが、さすがに12月となるとJAL、ANAとも削除されていました。 正規割引運賃の運賃表は電子データのほか印刷物(リーフレット)でも出回っているので、私はこれを毎回もらって保管しています。うまくすればお近くの旅行会社に(今年の)4~9月分の在庫が残っているかも知れません。 ●スケジュール スケジュールは今の段階でも調べられます。航空券の予約は約1年先までできるわけで、運航予定の大筋は仮ではあるにせよそれくらい先までは定まっています。予約したあとから運航計画の変更があった場合は連絡が来ます。 方面が決まっていれば、そこに就航している航空会社のページで適宜検索してみてください。 「直行便があるか、週何便か」を調べるなら、前年同期の「時刻表」を図書館ででも探してきてめくるのが簡単です。目的地を大雑把に絞る目的ならインターネットで検索するより使いやすいと思います。 ●イールドマネージメント 最後に「イールドマネージメント」の話をしておきたいと思います。 飛行機の座席というものは、売れ残ったからといって翌日以降に回すことはできませんし、逆に足りないからといって追加で仕入れることもできません。なるべく高い値段で、かつきれいに売り切ることが求められる商品です。そのための販売管理を「イールドマネージメント」といいます。 飛行機の座席には「ビジネスクラス」「エコノミークラス」といった区分がありますが、実はそれらのクラスの中にもさらに細かい区分があります。この区分を「予約クラス」といい、通常はアルファベット一文字で表記されます。予約クラスには高低があり、高い予約クラスの航空券は予約が入りやすいのですが航空券の値段は高く、低い予約クラスはその逆になっています。 航空会社は予約クラスごとの座席数配分を常に調整して収益の最大化を目指しています。例えば最初から全部の座席を低い予約クラスに割り振ったとします。航空券は安いためにあっという間に売れてしまいますが、売り切れればそれ以上の収益は得られません。「もっと高く売っても良かったかな」ということになります。 逆に全部の座席を高い予約クラスに割り振ったとすると航空券はなかなか売れず、ついには空席がたくさん残ったまま飛行機を飛ばすことになってしまいます。そこで通常は「最初は高い予約クラスの割当てを多くしておき、販売状況を見ながら順次低い予約クラスに振り替える」という方法が取られます。 ただしこの調整のノウハウ(タイミングや配分法)は航空会社の最高機密です。その会社の収益を直接に左右しますし、万一手の内が漏れると他社を利することになるからです。 航空券の側から言えば正規普通運賃の予約クラスが最も高く、次いで正規割引運賃のうち購入期限が遅いもの(JAL「エコノミーセイバー」、ANA「エコ割スタンダード」など)で、購入期限が早いもの(JAL「前売り悟空」、ANA「エコ割28/21/14」など)や格安航空券はその下の予約クラスになっています。 繁忙期は黙っていても売れますから、下位の予約クラスへの割当てはなかなか増えてこないでしょう。正規割引(の購入期限の早いもの)でも格安航空券でも、繁忙期に安い航空券で旅行しようとしたら予約が入らないリスクと背中合わせです。 うまい対処案があればよいのですが、リスクと安さをどう天秤にかけるかというところに帰着しますので、こればかりはどうにも難しいです。
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- namileon
- ベストアンサー率44% (91/206)
こんにちは。 私も年末年始、GWに旅行に行くときは、航空会社の正規割引航空券にしています。料金が決まっていなくても予約ができること、航空会社によっては前年の料金で予約(発券)できるので、確実にチケットを確保できるからです。この時期は、料金はそれほど変わりませんから、料金よりもチケット確保優先です。 ちなみに、来年のGWのチケットは9月に手配しました。 料金については、#3の方がおっしゃっているとおり航空会社に電話で聞けば、親切に教えてくれますし、また自分の場合、マイレージの関係で使う航空会社がだいたい決まっているので、それらの航空会社のHPから行きそうな方面の正規割引航空券の料金表(4-9月、10-3月)をコピー保存しておいています。 方面が同じなら、航空会社が違っても大きな料金の差はないし、だいたいの料金や傾向がわかるので次の旅行計画時に役に立ちますよ。
お礼
「正規割引航空券の料金表をコピー保存する」はいい考えですね。 旅行先が決まってない人にはそうするのが一番ですね。 私もマイレージを貯めるのに使う航空会社が決まっているのでnamileonさんを見習おうと思います。ありがとうございました。
- pinkpot
- ベストアンサー率30% (7/23)
私も海外旅行は必ずGWか年末です。 やっぱり航空会社に直接電話して正規割引航空券を予約することが多いですね。 航空会社によって予約受付け開始日が違いますが、発券は料金発表後になるので、それまではキャンセル料もかかりません。 参考までに前年の料金を私も聞くことがありますが、親切に教えてもらえますよ。 ちなみに今年の年末のチケットをシンガポール航空で発売日に予約したにも拘らず、片道分はキャンセル待ちと言われました。数日でOKになりましたけれど。
お礼
私はいつも旅行会社に問い合わせて、去年実績での値段を確認して予約をいれています。半年前くらいだと最初はキャンセル待ちでもだいたい最終的にはOKが出ますよね。 ただ、場所を決めるのに予算から決めるのは難しいということですね・・・。例えば20万円くらいで行ける所はどこだろうってのを問い合わせても旅行会社や航空会社は答えにくいですもんね。 ありがとうございました。
- kensaku
- ベストアンサー率22% (2112/9525)
GW、お盆の時期であれば、格安と正規割引の差があまりないのではないでしょうか。 であれば、正規割引のほうが予約の取りやすさ、払い戻しなどの融通の利き方からみてもお奨めです。 いずれにしましても、4月~9月の運賃がまだ決まっていないので、「該当なし」になっているのです。 正規割引であれば、予約だけは可能だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに変わりがなければ正規運賃でもいいですね。 でも、値段が確定するまで待ってると残席がなくなる可能性が高いですよね。 かといって、だいたいの値段がわからないとどこに行くか決めるのが難しいし・・・。 去年実績とかも調べれるんですかね?
- giliolajp
- ベストアンサー率33% (25/75)
格安と早期は基本的に矛盾しています。 早期は無理でしょう。 物の値段は、売れないので、最後は、バーゲン、投売りになります。 格安航空券も、この状態ですね。 ツアーが埋まらないので、格安でチケットだけでも処分したい業者の方針ですから。航空会社そのものは、格安にするわけはないと思います。
お礼
なるほど、わかりやすい回答ありがとうございます。 直前まで待って安いチケットをとるか、バーゲン価格じゃないけど早期に座席を確保し、自由度の高いチケットを選ぶか、なんですね。 そういえば、去年旅行会社に早期手配をかけた時に、価格帯を2種類ほど示されました。安いのと高いのがあって、安いほうはもうキャンセル待ちにものらないとか言われました。出発4ヶ月くらい前だったと思います。早ければ早いほど安く取れるというものでもないのでしょうか?
お礼
引き続きお世話になります。 航空券のしくみって複雑なんですね。 リスクと安さの天秤、ジレンマです。 正規割引運賃の運賃表は印刷物もあるんですね。ちょっと確認してみます。毎回旅行する時期に手に入るものを保存しておくと、次回便利ってことですよね。 ありがとうございました。