No.9のJagar39です。
No.11の回答を読んでいて「撮り方」について大事なことに気づきました。ちなみにNo.11さんも私と同じレンズを推奨してましたね。
No.11さんは1/250secのシャッタースピードを確保して、と書かれていますが、それは非常に難しいでしょう。おそらく撮影対象となる舞台と(No.11さんは「専門家」とのことなのでおそらくプロでしょう)幼稚園の発表会の照明環境の違いによるものだと思いますが、幼稚園の発表会のような催しでは明るいスポットライトなどはほとんど使われないので、ISO800でも1/250secのシャッタースピードを確保するのは難しいと思います。
私も何度かホールでの町内会の催しや小学校の学習発表会などを頼まれて撮ったことがあります。今そのデータを調べていたのですが、舞台の上はかなり明るく見えていても、ISO800でF2.8で1/60secとかF3.5で1/40sec程度でした。体育館でバレーボールの試合を撮ったときのデータでもISO800でF2.8の1/250sec程度の写真が多いです。
結局当日にならないと本当のことは判らないのですが、「シャッタースピードは稼げない」と覚悟しておいた方が良いでしょう。ましてやF5.6のレンズだし。
手ブレの方は手ブレ補正レンズを使えば、かなり歩留まりを上げることができます。300mmの望遠側で撮ったとして、KissDXでしたら画角は480mm相当と言うことになるのですが、手ブレ補正なしのレンズだと手ブレ限界の目安が1/480secです。手ブレ補正(IS)レンズだと3段分の手ブレ補正が効くので、1/60secくらいのシャッタースピードでしたら、カメラのホールドをしっかりすればだいたい「手ブレしない写真」を撮れると思います。
ですから三脚は必ずしも必須というわけではありません。手ブレ補正レンズを三脚に装着すると、手ブレ補正機構が誤動作して却ってぶれた写真になることがあるので、レンズの説明書には「三脚で使うときは手ブレ補正のスイッチをオフにしろ」などと書かれています。まあ、私はあまりそういう経験はないのですが。
もちろん1/60secのシャッタースピードすらも確保できない事態も十分予想できるので、三脚はあった方が良いのですが。
三脚を使う場合はレリーズ(リモコン)を使った方が良いのは、No,11さんのご意見通りです。
問題はそれくらいシャッタースピードが遅いと、手ぶれは防止できても「被写体ブレ」が起きる、ということです。
スポーツなどの激しく動きがある被写体だと、これではお手上げです。(そりゃ、わざとブラした写真を撮る場合もありますが)
で、どう解決するかというと、根本的な解決法はありません。
とにかく数を撮るしかないです。2GBのCFを購入し(既に持っておられるのならOK)、そのカードをフルにするつもりでとにかく数を取れば(2GBだと400枚くらい撮れると思いますが)、そのうち何割か、手ブレも被写体ブレも起きていないベストショットがあります。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦」です。
それともうひとつ、手ブレに関してですが、手ブレ限界ギリギリかそれより遅いシャッタースピードで撮る場合、「連写モード」にして3枚ほど連写すれば、2枚目か3枚目が手ブレせず止まっている確率が少し高いです。「シャッターボタンを指で押す」という動作がない分、手ブレには有利なのでしょう。私はよくやります。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦 PARTII」です。
まとめると、
1.ISOは800にセット。それでも暗いときは1600。
2.撮影モードは「P」
緑四角のフルオートだとストロボが勝手に上がるのでPです。
3.手ブレ補正をオンにして、撮るときは3枚連写。
4.とにかく数を撮る
三脚でじっくり撮るより、こちらの方が「良い写真」を数多くゲットできる確率は高いかと思います。
そして、
5.その気になったら「高いレンズ」が欲しくなる・・・
お礼
下手な鉄砲作戦!! コレはいいですね! バシバシ撮り巻くって見ます。 ここ数日の夜間勉強会(ここの回答と照らし合わせながら)のおかげで、少し専門用語も理解できたり、カメラの設定を変えることも わかりました。 いままで、バカちょん(言い方古いですが…。)カメラしか使ったことが無かったので、努力あるのみ!です。 頑張ります。