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暴れん坊将軍について

私は、自分の家族に多少の影響を与えるほど徳川吉宗が好きで、小説や大河は勿論、ドラマ「暴れん坊将軍」もよく視ていました。 そんな中、「暴れん坊将軍」について他愛も無い疑問がありますので、宜しければご回答願います。 (1)当時の征夷大将軍といえば、日本の最高権力者だと思いますが、そんな人物が「徳田新之助」として街中に出ていって事件に首を突っ込んだり、単身(お庭番がいたようですが)武装した悪人の本拠地に乗り込んだりと、それこそ「命が幾つあっても足りない」状況を、孫兵衛さんは何故、容認したのでしょうか。ましてあのドラマでは、未だ世継ぎは居なかったと記憶していますが。「じいは、寿命が縮まる思い(もうかなり短いと思いますが)が致しましたぞ」なんて呑気なことをいってる場合ではないと思いますが (2)次に、最後に「成敗!」されちゃう官僚の方々について。何故「予の顔を見忘れたか」と言われるまで、将軍だと気づかないのでしょうか。気づいた途端、平身低頭するほど、将軍の顔を知っているはずなのに。というよりも、それほど要職にあるとも思えないあの人たちが、将軍の顔を暗がりの中で見分けるというのも不思議です。 (3)最後に雑兵の人たちについて。徳川吉宗から「潔く腹を切れ!」といわれた前述の悪人が「こやつは、上様の名前を騙る曲者だ!」というのは分かるのですが、「えぇい!上様だとて構わん!斬りすてぃ!」と命じられて、将軍に刃を向ける下っ端武士たちの神経は理解出来ません。例えて言うならば、仕事で大失敗をして、社長から「お前は首だ!」と言われた課長が、部下に「あの社長をぶん殴れ!」と命令しているようなものだと思います。将軍の味方について、自分の上司を斬捨てちゃう方が得策だと思うのですが。 以上、下らない質問で恐縮ですがお答え頂けたら幸せに存じます。

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  • ベストアンサー
  • shoyosi
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回答No.5

(1)、(2)も所詮、ドラマの上だけの話としてみています。将軍(吉宗)が市井を微行する話は「暴れん坊将軍」だけでなく、「大岡越前」にもあります。「大岡越前」の方は深編み笠の浪人風で登場するのですが、実際にあれば、これに近いものだったでしょう。お目見え以上の旗本の数は結構多いですし、大奥から下がった女中の目がありますので、何時ばれるかもしれません。また、怪我でもすると、側用人などの責任問題にもなりますので、最低、護衛も2~3人必要です。大名などはこの格好で吉原などに繰り出した様です。 (3)相手が将軍とわかったときには、「暴れん坊将軍」は一旦、土下座をして、反抗しますが、「水戸黄門」の方は、土下座のままです。「暴れん坊将軍」の方は単独で現れたため、殺してしまえばどうにかなると思って、反抗という図式だと思います。悪役が将軍直属の奉行などでしたら、屋敷内の侍は部下ではなく、家臣ですから奉行から扶持をもらっているので、「えぇい!上様だとて構わん!斬りすてぃ!」でも、反応すると思います。ところが、藩邸では悪家老の傍にいるのは、藩士です、藩士相手には「上様だとて構わん」とはいえません。  また、切腹してしまえば、家名断絶で終わるのに、上様とわかって反抗すれば、妻子や郎党に至るまで、磔になるという危険をあえて犯すかどうか、疑問が残ります。  「遠山の金さん」でも、「一人ぐらいは刺青の時点で判れよ」と思ったり、お白州で町奉行に向かって「証拠を見せろ」には笑ってしまいます。そんなことをいうと、自白は証拠の王ですので白状させられるまで拷問が待っています。

NAATAN
質問者

お礼

ありがとうございます。 時代背景も教えていただき、感謝しております。 皆様、ここまで真剣にお付き合いしていただけるとは、ありがたい限りです。 この辺で、締め切らせていただきます。また何か疑問が生じましたら、懲りずにお教え願います。

その他の回答 (4)

回答No.4

実際の話(史実)は置いときまして、登場人物の気持ちを推察してみましょう。 (1)孫兵衛の心中を察するに ・お庭番を信頼している ・上様の腕を信頼している(暴れん坊だしね) ・め組や大岡忠相も面倒見てくれる ・なんだかんだいって、上様が可愛いので閉じ込められない ・もはや慣例となっている(加納様も容認してるし) ・本当は自分も外に出たい(本当に出てるし) (2)成敗されるお侍 ・上様には会っているが、よく覚えていない (思い出すということは、記憶には残っているらしい) ・江戸の夜は暗いのでよく見えていない ・偉くなくても旗本(旗本以上)なので、直接会ってます (3)悪役の手下 ・上様は雲の上の存在で直属の上司の方が怖い (直接、将軍に仕えているわけではない。  社長から、グループオーナーを殴れと言われている位のレベル?  悪徳商人の手下に至っては孫請け会社くらいでしょう) ・悪人でも仕える人がいなくなったら浪人(生活のため仕方なく) う~ん、結局、他の方の回答と似てしまいましたね。 私、初回放送の再放送を見ました。 江戸城入りした吉宗が設置してあった御簾を 取り払い、家臣と直接顔を合わせます。 おお、これがお忍びで外に出た時に役に立つんだなと妙に納得(笑)。

NAATAN
質問者

お礼

ありがとうございます。 (3)については、後で考えてみるとご回答と同じような例だなと気が付きました。

回答No.3

相当暇みたいですね。同様な状態なので、"まじめ"にお付き合いします。 1.じいの立場からすれば、城外に出す訳にはいかないものの、   毎週放送しなければいけないドラマなので、外出を黙認した。   世継ぎのいない設定は、女性ファン(視聴者)を意識してですね。   NHKのドラマでは、お庭番が出来た経緯として、城外に出て市中の様子を   知りたがる吉宗に、外出はダメと言う事で、江戸市中の情報メッセンジャー   として誕生したようになってましたが、真相は如何に・・・・・。    2.>それほど要職にあるとも思えないあの人たちが、将軍の顔を暗がりの中で   >見分けるというのも不思議です。   ココで成敗される(最も偉い)悪役は、ドラマの冒頭で上様に接見している   はずです。その僅か40分程後の事ですから記憶はあるでしょう。   又、演出として、不思議そうに覗き込むように首を動かし、更に間を取って   「あ!思い出した!」と、表現しいるところから、つじつまは合います!? 3.当時の職制からすれば、下っ端武士からみて、上様は雲の上すぎて、   ピンとこない存在だった。その様な環境下で直属上司からの指示であれば、   命令に従うでしょう。絶対服従の武士道であればなおさらの事。   ましてや、上様のような大物を亡き者にすれば、恩賞も弾むはず。 ※3.で、むしろ疑問なのは、上様を切り捨ててしまった場合の事後が、    気になります。    どこかに埋めても、バレナイご時世であっただろうから、    埋めて知らんぷりを決め込むのかな?・・・・・と思ってます。

NAATAN
質問者

お礼

失礼な!暇な訳...やはりバレましたか。 ともあれ、ありがとうございます。 (2)の件ですが、確かに言われてみれば冒頭に会っていたような。それで納得しました。

noname#161749
noname#161749
回答No.2

1と2はこれを認めないと番組にならないからなんですよね、 決まったフォーマットの中で進行させなくてはならず、 変に替えると今までの視聴者からそっぽを向かれちゃいます、 勧善懲悪で話を進める以上悪人は悪人でなければならず、 滑稽役(狂言回し)はその役に徹する事を求められます、 以前水戸黄門で2週連続にしたり初めに印籠を出すといった試みもありましたが不評だったようです(視聴者は案外保守的で新しいモノを好まないようです)、 3に関しては、 封建社会で臣下の礼を取るのは自分が俸禄を貰う人物に対して忠誠を誓うのであって、 自分の主家が臣下の礼を取る人物に対しては形式的に対処します(主家の立場を悪くしないために主家の主筋に対しても一応の臣下となる)、 そのため主家の命令(主家の存続の為)があればたとえ将軍といえども敵になります。

NAATAN
質問者

お礼

ありがとうございます。 水戸黄門でそんな実験があったとは知りませんでした。確かに、印籠を出さない回などもありましたね。

  • hinebot
  • ベストアンサー率37% (1123/2963)
回答No.1

(1)別に容認しているとは思いませんが…。孫兵衛の制止を吉宗が強引に押し通していると思うのですがね。 (3)ですが、面白い着眼点ですね。 この疑問の答えを(無理矢理?)考えてみました。 >例えて言うならば、仕事で大失敗をして、社長から「お前は首だ!」と言われた課長が、部下に「あの社長をぶん殴れ!」と命令しているようなものだと思います。 この例えはちょっと違うと思います。敢えて企業における縦関係で例えるなら、 「親会社の社長から『おまえの所とは取引しない』と言われた下請け会社の社長が自分の社員に『あの社長をぶん殴れ!』と命令しているようなもの」でしょうか。 どうでしょう。社員の立場で考えた場合、自分の会社の社長の命令を聞きませんかね。(やっぱ躊躇するかな^^;)<家来にとっては、相手が上様だろうと何だろうと、お家(主君)第一なんだと思いますが。ましてや、主君が成敗されればお家がなくなり、自分も職を失うかも知れない状況ですから、破れかぶれになってもおかしくはないかなと…>

NAATAN
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり聞く耳を持っていないということですね。それから、下っ端の武士たちにとって将軍は上司でも何でも無いということですか。

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